「なんて私はダメな存在なんだ・・・」

 

 

 

こんな風に思ったことありませんか?

 

 

 

「あの子と比べると成績も悪いし、見た目も悪いし、仕事もできない・・・」

 

”隣の芝は青く見える”とはよく言ったものですが、つい周りの人と比べて劣等感を感じることは多いと思います。

 

 

周りの人と比べなくても、人は無意識のうちに

 

「これを達成したい。こんな人になりたい。」

 

という、自分なりの目標、目指すべき像を持っていたりするものなので、知らず知らずのうちに今の自分と照らし合わせて劣等感を抱いていたりするものです。

 

常に今よりも高い目標を持っているので、永遠に目標に届かない状態なんですね。

 

 

 

美人で客観的に見た目も良い人でも

 

「ぽっちゃり体型なので、もっと痩せたい。」

 

と言う人って多くないですか?

 

 

 

 

このように、性格も明るく、見た目も良く、仕事も出来そうで人生順風満帆のように見える人が、意外と何かしらのコンプレックスや劣等感を持っているケースって意外と多いです。

 

 

 

 

 

 

つまり、

 

 

 

あなただけが劣等感を持っているのではなく、人間誰しもが常に何かしらの劣等感を抱いているんです。

 

 

 

 

特に子供の時に抱いた感情は大人になっても引き続き持っている場合は多いです。

 

子供の時に親から

 

「お兄ちゃんはいつもテストで100点だったのに、どうしてあなたは80点しか取れないの?」

 

「お兄ちゃんは野球でレギュラーだったのに、どうしてあなたは補欠なの?」

 

 

子供の時に周りと比べられて、抱いた劣等感は心に刻まれたまま大人に育ってしまうことが多いんですよね。

 

 

 

「どうせ自分は能無しなんだ、ダメなやつなんだ。」

 

「どうせ頑張ってもお兄ちゃんには追いつけないんだ。」

 

 

こうやって大人になってしまった人は、自己評価の低さから、自信のなさ、逃げ癖、諦め癖などがついて何もチャレンジできなくなり、チャレンジ出来ないからこそ何も成長できず、更なる自己評価の低下を招きます。

 

 

 

ただ、ここで伝えたいのは、劣等感というものは誰しもが持っているということです。

 

 

決して周りと比べて大きく劣っている人の特性ではなく、周囲から見て完璧そうに見える人、優れて見える人も、誰しもが平等に持っている主観的なものだということです。

 

 

決してあなただけが持っているものではないんですよ。

 

 

 

 

だからこそ、

 

実は劣等感がそのものがダメなものではなく、その劣等感をどう使うのか?が大切なんです。

 

 

 

次回は、その劣等感の分類と取り扱いの仕方をお伝えしていきます。