最近は高校のときに愛読していたけれども、自分では持っていなかった本を買いなおして(古本屋さんとかだけども)読み直している。とても楽しい。

安部公房はきっと一生大好きな作家であり続けるのだと壁を読み直すたびに感じます。。ここ最近は胸に空洞がある日が多く、そのような時には壁の冒頭部が私の栄養剤や治療薬の如く感ぜられます。

名前がないことがどんなに不安か、よく分からないけれども、恐らく虚無感がひどい時に似たようなものなのでしょう。

何度も何度も読み返しても楽しい。


他にも、太宰治の人間失格や斜陽など非常に愛読していたものも購入し読み直している訳ですが先日文学の話を知人のギタリストとしていた際、彼が


「太宰の人間失格の中には、人間のコンプレックスであったり、欠点が多くある。そして、読者によってその共鳴する点が異なってくる。共感してしまう点こそが、自らのコンプレックスなのである。」


と話しておりまして、納得してしまいました。共鳴した点を思い返せば、心当りがあることあること。少し読み直すのが恐くなりました。


それから、グッドバイがとても好きなのですが、(未完)であることが残念でなりません。続きが読めたらどんなに良いでしょうか。



最近は川端康成の片腕を購入しようと考えている次第でございます。

チェーホフ読了出来るかな。


あい