負けるが勝ち。 -14ページ目

映画『日本のいちばん長い日』

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壮絶です。






昭和20年8月14日午後0時から8月15日午後0時までを描いた作品。
敗戦、ポツダム宣言受諾をめぐっての日本首脳、特に阿南陸将の苦悩。そして、青年将校の暴発。
あっという間の2時間半でした。







実を言うとこれ観るの二回目なんです。
最近半藤一利さんの『昭和史』て本読んだんでもう一回見なおそうかと思い立った次第です。









多彩なカットバックを使い、鬼気迫る演技をみせてくれます。
豪華出演者に加え、特に黒沢年雄さんの演技はやばいです。それでいて、ストーリーがいい。人々の葛藤が沈黙で表現されるところなどみどころ満点です。
さすが岡本喜八監督。







皇居に檄文をまきながら疾走する場面。しびれます。自分が正しいと思うことが、世の中と反した考えの場合、どれほど思いを遂げることが難しいかを教えてくれます。死を賭して。


否、死を賭してしか。

『のぼうの城』

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のぼう様さいこー。









時は戦国。
現在の埼玉県成田領。

ひょんなことから忍城城代になった、のぼう様こと成田長親。
優秀な部下をしたがえ、関白秀吉の命をうけた石田三成軍と一戦を交えます。
その行方は。








歴史好きにはたまらないですね。
歴史好きじゃなくても楽しめる作品です。










『そのとき、人々は成田家武士、成田家領民ではなく、坂東武者の血を引く男であった』










かっこいいー。













しびれますよ。






ぜひお試しあれ。

御恩と奉公

昔の武士は上司と部下がかたい結束で繋がっていたそうです。







その結束をかためていたものが「御恩と奉公」と言うわけ。












時は鎌倉。
ある僧が旅の途中、とあるあばら家に泊めてもらうことになりました。


そこには一人の男が住んでおり、家の見かけどおりぎりぎりの生活をおくっていました。

しかし、男は僧の申し入れを快く受け入れ一晩泊めることになりました。
この男の名は佐野源佐衛門常世。

案の定食べるものも乏しいので、ご飯といえば冷えた粟しかありません。

泊まらせといて、こう寒くては僧に失礼だと思った常世はおもむろに立ち上がり、自分の大事にしていた、梅・松・桜の盆栽を薪代わりにくべてしまいました。





驚いたのは僧です。何もそこまでねぇ。








ふと僧は常世の後ろにある鎧兜を見つけました。この家にあってよく手入れが行き届いた鎧兜でした。


常世が言うには「この鎧兜は毎日欠かさず手入れをしています。なぜかというと、もし鎌倉殿に何か一大事が起こればすぐにむかわなければいけません。そのとき無様な格好ではすぐには発てないからです。」
この言葉に僧は感動しました。

次の朝、僧は礼を言い立ち去りました。










数日後、常世の元へ「すぐに鎌倉に集まれ」という手紙が届きました。
もちろん一番乗りで鎌倉に長谷参じたことは言うまでもありません。

常世はある位の高い方のところに通されました。






そこで不思議な事が起こります。常世が通されたところに座っていたのはなんとこの前泊めてあげた僧ではありませんか。







実はこの僧、時の執権北条時頼だったのです。


時頼は常世の鎌倉殿に対する心構えに感動し、梅・松・桜にちなんだ領地を常世にあたえました。

おしまい。












この『鉢の木物語』は「御恩と奉公」を知る代表的なお話なんだって。










今の世の中にはまずいない人達だね。






まず常世さんみたいに準備してる人なんていないよ。今どき。






そして、時頼さんみたいにご褒美なんてあげないよ。今どき。


















封建社会とかいう難しい話は抜きにして、どこで間違ったんかなぁ。日本人。