長くなりすぎたので編集しなおし・゚・(ノД`)ヽ
4まで続いてしまったヨン(駄洒落ではない)
でも、コレでラストぉ!ヽ(゚∀゚)ノ

二つまとめて更新したので、その3から見てくれるとウレスィ(・∀・)

つか、頼むから3から読んで・゚・(ノД`)ヽ




↓最初から読みたい方はこちら

その1
その2
その3













「ここにしようか」




アタシのその言葉に頷く彼女。


用意するべきものは全て用意しました。
木々の間を潜り抜け、人目のつかない場所まで移動します。



その中でひときわ大きな木を見つけ、その根元に二人で腰を下ろしました。





「一人一瓶。薬は半分ずつね。一箱分くらいはあると思うから。」

「全部一気にいくのは辛い量だね・・・・
 数回に分けた方がイイのかな?」


「2・3回に分ければ平気じゃないかな?
 とりあえず薬全部出さなきゃ。」





闇に包まれた静かな森の中。
言葉無く、ただアルミ箔に包まれた薬をプチプチと出していきます。
全部出し終わったその時、彼女と目が合いました。



「ゴメンネ。ちぃちゃんにはすごく迷惑かけちゃったね。
 ホント今までありがとう・・・・」


「・・・・・・・・・・・・ううん。だって友達じゃない。
 ずっと一緒だよ。」





そんなやりとりに二人で少し泣き笑い。
ホントにこれで終わりなんだな・・・・・・
でも、不思議と気持ちは穏やかです。



「それじゃ、いっせーので飲み始めようね」



彼女の言葉にコクン、とだけ頷いて手の中に溢れる程の薬を見つめます。



「いっせーの・・・・」





口の中に大量の薬を押し込み、それをウィスキーで流し込む。
それをお互い3回繰り返し、全ての錠剤は二人の胃の中へ
姿を消していきました。



初めてのウィスキー。
苦くてむせそうになりながら、それでもムリヤリ飲み込んで。
途中何度も咳き込みながらそれでも咽の奥へ押し込んで。




これで全てが終る。
今日でアタシの世界は幕を閉じる。
彼女と、アタシの短かった人生の終焉。




少し寂しさを感じながら、過去の思い出に浸りつつ
その時を待ちました。





このままどんどん眠気が来て・・・・


そのまま軽く目を閉じて・・・・・・


そうして二人とも冷たくなっていくの・・・・・・・











・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・













・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・















・・・・・・数時間後・・・・・・






































眠れない_| ̄|○ヲヲゥ ←薬が効きにくい体質












笑える位に眠れません!((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
少々身体はだるいものの、眠れなかったら意味ないジャン!!!


隣にはもう眠気全開の彼女。


「ねぇ。全然眠れないよ?どうしよう」


「んー?暫くしたら眠くなるんじゃない?
 ・・・・こっちはもぉ、眠くて・・・・」





そっちは効いてんのかよ!?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
何でアタシだけ効かないのん??



「やっぱ効き目弱いやつだったんだって!((((;゚Д゚)))))
 薬局の薬には限度あったんだよ!!!」


かなり混乱気味のアタシ。
もうすっかりイイ心地の彼女。



「えー?・・・・・大丈夫だよぉ・・・
 ・・もう少ししたら・・・・・・(´-`)グゥ」




;チョットマテ((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
一人にしないでぇぇっ!!!




とりあえず彼女をムリヤリ起こし、落ち着く先を探します。
正気であんな場所に長居できますかってーのw


人目につかないマンションの裏階段に彼女を座らせ、
隣にアタシも座ります。




一体どうしたものか・・・・・



このまま彼女だけ死んじゃってアタシだけ生き残る??

うわぁ、アタシ人殺し?((((;゚Д゚)))))ガクガクブルブル

ホントどうすりゃいいんだか_| ̄|○ヲヲゥ


だれかアタシを助けて下さい。
神様お願い。助けてプリーズ・゚・(ノД`)ヽ













































( ;д;)←一晩中眠れなかった
( ゚∀゚)←シッカリ眠って元気ハツラツ






生きてたよ_| ̄|○ヨカッタ・・・
もうそれだけでイイです。
多くは望みません。
神様アリガトウ




「なぁんか結局失敗しちゃったねぇ(・∀・)ケラケラ」



ケラケラじゃねぇよっ!ヽ(`Д´)ノウワァン
結局その程度の覚悟かよっ!
こっちは自分が死ぬか、犯罪者になるかの瀬戸際で
どんな思いしてたかっ!!ヽ(`Д´)ノウワァン

もう友達やめてやる。絶対やめてやる!





まぁナニはともあれ生きてる事ってすばらしい(ノ∀`*) ←アホ
あまり怒りすぎたんでお腹減ってきました。
これからの事はとりあえず朝ご飯でも食べて考えましょうか。



結局自殺は失敗したアホ女子中学生二人
マンションの住民に見つからないようにこっそりと移動し、
駅に向かって歩き出します。








でも、アホ女子中学生はそれだけじゃ終らなかった。


















































所持金ヽ(TДT)ノヽ(TДT)ノゼロ
      ↑昨日全財産使ってもぉた↑









ご飯どころじゃないやんか_| ̄|○


死ぬ事も出来ず。
帰る事も出来ない。
そしてご飯も食べられない。 ←しつこい







「やっぱりやめときゃよかった~!!!・゚・(ノД`)ヽ」

「泣いてもしょうがないジャン!
 何か方法考えないと!((((;゚Д゚)))))」


「そんなコト言ったってどうしようもないジャンかぁ!!
 ナイものはナイんだしぃっ!!・゚・(ノД`)ヽ」


「そ、ソウダケド・・・・・・゚・(ノД`)ヽ」



道端で泣き出すアホ女子中学生二人。
自殺しようとした風には全然見えません。



ひとしきり泣いた後、お互いの所持品で使えるものは無いか
チェックする事にしました。
大した準備もせずに出てきてしまった事をものすごく後悔。
どこを探してもナニも出てきません。



と、その時。



「あ!!これならどう!?(・∀・)」


彼女の財布から一枚の紙 が!!




































商品券














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図書券・・・・
しかも500円の・・・・・・
どないせーっちゅーねんよ。







「コレをお金に変えて電話しよう!!」

「あ、そうか。その手があるよね。で、どこで変えるの?」

「それはちぃちゃんが考えて!(゚Д゚)クワッ 」




ここまできても尻に敷かれてます_| ̄|○
死ぬ間際(違)のあのしおらしさはドコ行ったんだよぅ・゚・(ノД`)ヽ






金券ショップで交換するコトも考えつかないアホ二人。
非常事態で思考能力ゼロ。



目の前を歩くサラリーマンのオジサンを見つけた瞬間、
アタシの身体はフラフラと・・・・



































「すみません・・・・この図書券
 買ってもらえませんか?」








やってしまいました_| ̄|○
もぉ、怪しい人でしかありません。
道行く人にイキナリ図書券売りつけるオンナ。
アホはどこにいてもアホらしいです。




































でも買ってくれましたw









・゚・(ノД`)ヽオジサンアリガトン



その金で親に電話をかけ、強制送還されました。
無事迎えを呼ぶ事が出来ました♪

勿論こっぴどく怒られましたがね(ノ∀`)ノシ







お終い♪(ノ∀`)ノシ













実はりん69号さんのこの記事読んで、

「そういえば、アタシも恵んでもらった(違)コトあるなぁ(´-`)」

と思い出し突発的に書き出したネタでしたwww
そんな訳でりんさんにトラックバック♪(ヲイ)