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砂に埋もれた時計

私が空に飛べないのならば この想い 空へ飛んで行け この夢   空へ飛んで行け  鳥の様に光りながら 高く遠くへ

今晩は

編集を手伝わせて頂いている

パキケのスカロです。


何故,此処に来たのか―


聞きたいのは其の事ですね?



管理人は只今,家出中(不在)です。

帰宅は何時頃になるか分かりませんが


更新は出来ないのは確実です。



この事をお伝えに来ただけですのでご安心を。



管理人は「漫画が描きたいんだよ」や「小説スランプだよ!」とか言っていましたね

明るい丘
朝日に照らされた
一匹の動物,白い猫


此処は花畑の丘


朝日を見てぼんやりとしている


名は無い



何処からかナイフを出し,
宙をスーっと切るように
四角くに動かしていく





ひらりと
白い朝日の布が落ちてきた





布を背にある白い翼を隠すように
花が舞う花畑に猫は消えていった




…これが物語の始まりなのかもしれない…
…朝日に照らされた白い影の物語…



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白猫のプロローグ



暗い闇夜
蒼い月明かりに照らされた
一匹の動物,黒い猫 


此処は暗い森の中
カアカアと何処かでカラスが鳴いている


蒼い瞳で暗闇を見つめながら立っている


名は無い


何処からかナイフを出し,
宙をスーっと切るように
四角くに動かしていく



ひらりと
黒い闇夜の布が落ちてきた



布を背にある黒い翼を隠すように
暗い闇夜に猫は消えていった





…これが物語の始まりなのかもしれない…

…月明かりに照らされた闇夜に浮かぶ影の物語…




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new 小説


黒猫と白猫が出る

翼有る猫です。


前作よりは少し昔の物語


白猫の立場

黒猫の立場


両方書けたら良いと思います。

あの空へ

翼を広げて飛べたならば


そう思った事はありませんか?



この一匹の猫は背に翼が生えていて何時でも飛べました


でも,飛びませんでした


何故?


一つ 悩みがありました


手が上手く使えない事


翼が邪魔でした

猫は空を飛ぶのなんて嫌いでした



- 願い -


翼を授けて欲しい人は

この翼を受け取ってください

この思いを受け取ってください



猫は家に居ました


何時も通りに不自由な手で四葉のカップにお茶を注ぎ,

葉の椅子に座り,お茶を飲みます



カチャン



翼があたりコップを落としてしまいました



大好きな四葉のカップを―



猫は

翼なんていらないと思いました

翼なんて大嫌いだと思いました



割れてしまったコップを背にして猫は旅に出ることにしました


翼を使わずに歩いて行こうと思いました



空には鳥達が自由に飛びまわっています


地には猫や犬の動物達が走っています



空から声がしました


雀でした



『何故,貴方は大きな翼があるのに飛ばないの?』


そう言いました



空なんて嫌いだから


そう言えませんでした



『…今は此方を歩きたいからさ』


「そう」


と言って雀は空に飛んで行きました


青い空に…。



歩いて行くと川から声がしました

鯉でした



「貴方は何故翼があるのに飛ばないの?」



魚は翼がある様に水を優雅に泳いでいます



「…今は普通の猫達の様に歩いて行きたいからさ」


「そう」



鯉も雀の様に返事をして


青い空の様な川を優雅に泳いでいきました





やがて雨が降ってきました


ザーザーと音を鳴らして降っています



近くの家に泊まりました
猫の家でした。


部屋を貸してもらいました


ベットに座ってぼんやりとしていると
コンコンとノックがしました



カチャッとドアを開けると子猫達がいました

部屋に入ってきてベットに座り,二匹揃って言いました



「貴方は何故大きくて綺麗な翼があるのに
 僕達の代わりに飛んでくれないの?」



「…」



子猫達を見ました
鳥達の様な羽はありません。


飛んでくれないの?


その一言がグサリと突き刺さるようでした。



何時の間にか雨は止んでいました
葉からは水がぽとりと落ちます


「見ていてごらん…」



猫は子猫達を置いて外へ出ました

青い空が出ていました


泊めてくれた猫にお礼を言うと

バサリと翼を動かし,空に飛んで行きました


子猫達は窓を開けて手を振っています


猫も手を振りました
空高くに,飛んでいきます




ふわり

空から降りてきました




目の前には自分の家





猫はドアを開けると



「ただいま」



と返事をして中に入っていきました


―end―




happyend?

願い → 子猫達とかの願い

詩  →  コップを割った時の猫の思い


ちょっとだけ文を差し替えました

結局何が書きたかったのか…


とりあえず,この話は短編小説です。

続きを今度書く かも しれませんので宜しくです。


最近リヴリージャンル無い…orz ごめんなさい

学校で書いた

オリジナル小説。


『魔女は首を落としたって死にはしない』



― 信頼なる人と居るだけで ―



此処は“国だった場所”
今は焼け焦げた家や建物だけで人の住んでいる気配はしない

何故こうなったのか…
それは僕達の父や母が魔女の国へ攻めて行ったからだ


私達は…
子供達は大人の居ない国で暮らす事になった
散り散りに他の国へ子供達は行く
信頼なる者達と。


少し離れた所に小さな洞穴があった
中では明かりがちらほら見えている
其処に居るのは僕とあの男



「魔女は首を落としたって死にはしない」



作戦を僅かにある紙に書きながら
その男は静かに言った


「え…?」


少し驚いた様に
その男の方を見た


「昔の話なんて全て嘘なんだよ」


「そうですか…」


残念そうに言った


「何故,落ち込む?」


「…元々は此方が悪いのに殺しあって
 皆,居なくなるんだろうな,って思って」


その男は僕の肩にポンと手を置くと言った


「でも,俺達は生きる為に殺さなければならない
 例え,誰が死んでもな」


「…そうですね」


シュンと落ち込んだ


「……まあ,考え方を変えても良いな」


こんな所では見れないような笑顔でその男は言った

その男は外を見ていた


「あ…」


ふと言葉を漏らした


「どうしましたか?」


「もう,朝か…」


そう言われて外に出ると
太陽が出ていて眩しかった


「戦いに行くぞ」


その男は大きな刀を持つと外へ出て行った
僕も銃を持って続いて出て行った


外は魔女達が飛び回り
呪文を唱えながら町や家の全てを壊していた


作戦の背中合わせで戦う事にした
あの男は攻撃を刀で切り裂いて
僕は魔女を打ち落とす



「もう,こんな醜い戦いは止めて下さい」



声が聞こえたかと思うと
私達の前に魔女の女王が居た


「もう止めです
 私を殺して下さい」


僕が撃とうとした瞬間
あの男は女王の首を切り落とした
落ちた首を手にしてあの男は


「邪魔したな…」


そう悲しそうな瞳で魔女達に言った
騒いで居た魔女達は静かになり
お辞儀をして魔女の国へ戻って行った



僕達も洞穴に戻った
あの男は首を持ったまま戻った



首を机に置いた



『何故,銃で撃つのを止めて私の首を切ったのですか?
 首を切っても死なない事は知っているでしょう?』


「僕は分かりません…」


「止めるには仕方なかった
 殺さなかったのはお前の一言が気になったからだ」



“…元々は此方が悪いのに殺しあって
 皆,居なくなるんだろうな,って思って”



『貴方の話から…
 そうですか,優しい人ですね』


にこりと笑った




大人は居ないけれども
大切な信頼なる人と一緒に居られるだけで幸せです

貴方の元にずっと居ます


― end ―

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此処の予定

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・総合学習の小説

オリジナル死神の予定


・リレー小説 

副管理人の瑠璃様と書く予定


・短編小説

リヴリーの予定


・長編小説

リヴリーの予定


・連載小説 

リヴリーかエクドールの小説の予定


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雑文小説ですが暖かく見守って頂けたら幸いです

Entire lieに載せますのでご了承下さい


様々な小説が書ける様,努力します


それでは,近いうちに会えるように


Please spend good every day.
(良い日々をお過ごし下さい)


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