https://full-count.jp/2019/01/04/post275562/

毎度ご愛読ありがとうございます。今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。皆さま、並びに皆さまご贔屓のチーム、選手等にとって、充実の一年でありますよう。

さてまずはジャイアンツ。

昨年オフシーズンの超積極補強に対して様々な意見がありました。まだカープの人的補償が決まっていないので確定ではありませんが、ほぼ全容が見えてきたように思います。

いろいろなご意見がありますが、代表的なものは以下の5点でしょう。

1.取り過ぎで若手がまたくすぶるのでは

2.何故炭谷？

3.内海をプロテクトすべきだった

4.村田を切って、一年後に中島？

5.タレントコーチに何ができる？

1.これは讀賣の宿命ですから、生え抜き若手の成長を第一に考えるファンには、ジャイアンツは冷たい球団と考えた方が無難ですね。ただ、由伸時代に若手には相当チャンスが与えられたのですが、それを掴んだのは田中俊など限られた選手だけでしたし、どのチームもまあ似たようなものです。

2.小林以下の現捕手陣のディフェンス面でのテコ入れが必要との判断でしょう。誰もが菅野級のコントロールがあればいいのでしょうが、それが望めないなかで、失投しても大怪我にならない配球が求められるのだと思います。相手中心打者の調子を崩す餌撒きも含めて、もっと考えろ、とのメッセージかと。相川コーチ・炭谷の獲得はセットではないでしょうか。

3.これはなかなか難しい問題ですが、戦力的にはプロテクト外しはやむを得ない選択だったと思います。まさに1とリンクします。彼よりは若手をプロテクトしたかった。功労者かつ精神的支柱の内海、いずれ指導者にとの声も根強いのですが、彼の意思でチームを出た訳ではないので、引退後にコーチとして復帰する可能性は十分あるはず。但し、フロントのメディア対応が下手過ぎた。

今や菅野のチームですから、精神的支柱の観点からさほど心配はしていません。

4.チームの事情が異なりますし、もし原さんがGMだったら村田を出さなかったかもしれない。村田を出した結果として岡本が育った訳で。

ユーティリティプレーヤーとしての中島の存在は、必ず輝く場面があるでしょうね。

5.当初は私も懐疑的でしたが、宮本・水野・元木のコミュニケーションに関する意識の高さをしるにつけて、納得しつつあります。特にズムサタで長く選手たちと触れてきた宮本コーチに白羽の矢を立てたのは流石原辰徳だな、と。

それも含めて、原監督のコミュニケーション能力の高さには驚きを隠せません。それがコーチにも伝播し、選手の潜在能力を引き出すことが期待されると思うのです。

監督力は言葉の力である、とはノムさん。きっと、ゲレーロのヤル気も引き出すでしょうし、外国人登録問題もワークシェア的な発想でポジティブに解決していくのでは、と楽しみです。

年始に当たり、↓この記事を貼り付けます。若手が育つのは、のびのびプレーできる環境を与えることが大事。補強と育成は矛盾しない、そう確信します。

Ballpark三昧だった人の呟き 新春号

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