大きな地図で見る
地引き網@海辺の森キャンプ場
出張で出かけることの多い私ですが、その分だけ新潟にいる際は
なるべく子どもたちに新しい体験をさせてやりたいといつも思っています。
子供が喜ぶイベントがなにかないかと考えた時、幼少の頃に両親に
連れられて行った地引き網を思い出しました。
そこで訪れたのが海辺の森キャンプ場です。
新潟市 海辺の森キャンプ場
〒950-3102 新潟県新潟市北区島見町1-135
TEL 025-255-3810
キャンプ場利用者は無料で地引き網体験が出来るようになっています。
シャワーやトイレもしっかりしていて有料でテントや薪なども
用意してもらえるのでほぼ手ぶらで行くことも可能です。
私の場合はテント等全て持ち込んだので1,000円しかかかりませんでした
朝6時に管理棟に集合し、地引き網に出発です。
当然のことながら皆さん眠そうな目をしていました(笑)
現地に着くとキャタピラ車で船を海に出そうとしていました。
まさかこれから網をはるのかとおもいきや、前夜から仕掛けていた網に
網で蓋をしに行ったのだそうです。
すると魚は逃げ場がなくなり地上まで引っ張られて捕まえられると
いう仕組みになります。まさに一網打尽です。
少し手間取っていたところもありましたが、無事に船が
沖に出ていきました。ここで10分ほど仕掛けが終了するのを待ちます
子ども達は待ちきれないようですが、まだ仕掛けが終わっていません。
漁師さんから合図がありようやく地引き網スタート。
綱を後ろに送るようにしていたのですが、手が痛くて千切れそうです。
普段は100名ほどで引っ張るそうですが、今日は参加者が少なく
1/4程度の人数で頑張らなくてはなりません。
すると漁師さんからアドバイスが。
綱を送るのではなく、綱を持って人間が歩くほうが楽だと。
奥まで引っ張ったら一番前に戻ってまた引き始めます。
なるほど、これなら何とか出来そうです。
見えづらいでしょうが100mほど向こうにもう1本綱があります。
この2本の綱を同時に徐々に間隔を狭めながら引っ張らなくてはいけません。
早くも飽きてしまった3歳の次男。
結構時間がかかるので大人も集中力が切れかけます。
反対側の綱との間隔を徐々に狭めていきます。
こちら側が引っ張るのが少し早かったようで漁師さんから
もう少しゆっくりと引っ張るように指示が出ました。
ただし、魚が逃げるので止めてはいけません。
綱の幅がだいぶ狭まってきました。後もう少しです。
網が見えてきました。この網を一本の綱状にまとめて
さらにひっぱります。
後もう少し。魚がしばしば水面で跳ねるのが見えるように。
「あれ?魚がいない」
と思ったらもう少し奥にいるようです。
大漁!とはいかない感じですがこの人数で食べるには
十分過ぎる量の魚がとれていました。
一斉に群がる子どもたち。おこぼれを狙いに来たかもめに餌やりも
やっていたようです。マメアジがほとんどでしたがマアジらしき魚と
カニも混ざっていました。
魚は参加者全員で分けました。頂いたマメアジは家に持って帰って
フライにして食べたら本当に美味しかった。
やはり新鮮な魚って美味しいんですよね。
子どもたちもさらに魚を好きになってくれたはず。
丈夫な骨の子になりますように。
地引き網が終わったところで朝食を食べてすぐに撤収!
魚が腐るのも嫌だったのですが、それ以上に毛虫が多くて
早く逃げたしたかったというのもあります。
でも楽しかったしいい経験ができました。ありがとうございました。