50kW太陽光発電ムラのメンバーよりも
原発の再稼働を腹に据えかねているであろう福島県。
福島第二原発の廃炉も株主総会で否決された今、
その福島県で洋上風力発電を行うのは
第二が稼働するまでの時間稼ぎの策とも思えます。
原発が稼働したらそのまま何事もなかったかのように
北海道電力あたりに売却してそのまま海上を移動する事に
なるのでしょうか。
▼再生エネルギー100%の島
今年度が2MW ✕1基、来年度が7MW ✕2基となると
合計で16MWとなります。
稼働率を50%と考えて
蓄電池を入れて平滑化した時の家庭の電力消費を
平均2.5kWとすると3200世帯分・・・。
人口にしたら1万人分程度でしょうか。
人口1万人というと伊豆大島くらいです。
基本的に離島の発電は火力発電。
需要規模も小さいので発電単価が
非常に高価となります。
原発のバックアップ電源としての役割を終えた
洋上風力発電所が伊豆大島まで運ばれて
太陽光発電、蓄電池と連系されて
エネルギー自給率100%の島となったら・・・。
とりあえず日本中の様々な自治体から
見学者が来て地元経済が相当うるおいますし、
ガソリン価格が本土の1.5倍程度するので
発電単価も相当高い事が予想されます。
新エネルギーを導入することで
電力会社の負担が減り、全体の電力料金が
安くなることも期待出来ますね。
風力発電所16Mで恐らく50億円くらい。
太陽光発電所と蓄電池を合わせて100億程度でしょう。
電力会社にとって基本的に赤字だと
言われる離島の発電。
この3基の洋上風力発電所が不要になった際は
ぜひ離島に運んでエネルギー自給率100%を
目指してほしいものです。