ビタミンAはホルモンと考えた方が良い栄養素となると、何の位摂取したら良いのだろうか?
アールミンデルのビタミンバイブルを見ると、成人男性5千IU、成人女性4千IUと
成っており、5万IU以上を何ヶ月も摂取すると有害な可能性が有ると書いてある。
一般には妊婦は1万IUまでされているようだ。
上記ページを見ると、やはりビタミンA受容体は色々なホルモンの活性化に関わっているので出来れば多く摂取するほうが良いと判断できる。
所で、ビタミンAは何故体外から摂取するのだろう?
ここまで重要なビタミンで有るなら合成したほうが良いように感じる。
しかし、実際は食物から摂取しないと駄目である。
これは私の勝手な予想だがビタミンAは体の栄養状態を判断するものだと思う。
ビタミンAは目、つまり光の受容に関わる物質なので生物が光を受け取る際に合成する様に成った物質だと思われる。植物のβカロテンはビタミンAの前駆物質だがこれも光の受容に関わりが有るのだろう。
我々の先祖が目を獲得し目を使って食べ物を得るように成った際に、栄養摂取の武器と成った目に絡む物質を全身のコントロールにも利用するように成ったのでは?と考える。
そうなると、ビタミンAは栄養状態に合わせて摂取量を増やすのが良いと思う。
過剰症についても栄養が足りないか、代謝の限界を超えている場合に生じるのでは無いかと思う。
よって、メガビタミンに取り組んでいる人は最初1万程度で始め、体の状態にあわせ増やしていくのが良いと思う。
ただ5万IU以上で毒性と有るのでそれ以上増やす際は体の状態をよく見ながら判断する方が良いと思う。