桜
真っ暗な夜を優しく照らす月を見ても、道端で健気に咲く小さな花を見ても、
足を止めることすらなかった。
何一つ感じなかった。
そんな野暮な自分が、満開の桜に心激しく動かされ、散る桜に刹那さ込み上げたのは、
きっと恋をしているからでしょう。
大切なあなたを思うからでしょう。
情けないくらい臆病だから、
風で舞い散る桜を見上げては、微かな光に夢見る自分が虚しく愚かに思えてしまうのです。
咲く努力を忘れ、春の風を憎く思ってしまうのです。
それでも、いずれ散ることを知りながら精一杯咲き誇る桜は、
決して花咲かぬ想いだからと諦めかける自分を一喝するのです。
もう一度戦う勇気をくれるのです。
雨にも風にも負けずに。
散るも枯れるも恐れずに。
まっすぐ想い貫けば、流した涙が水となり、次の春も花咲くでしょう。
結婚式でわかる真実
どうも、らくだです
先日、友人の結婚式に出席しました
さらっと友人とか言っちゃいましたが
ただの友人ではないんですよ
大学4年間、クラスも一緒
ゼミもサークルも一緒
好きな女の子も一緒
卒業旅行も一緒
まさに親友以上家族未満
そんな僕らですから、やっぱり友人代表のスピーチは僕になるんでしょうね
そう思って2ヶ月前からせっせと文章を練り
迎えた結婚式当日
まさかの
オファーなし
そうなのぉぉー!?
一番の親友と思っていたのは
自分だけだったのぉぉー!?
びっくりだよね
悲惨な勘違いだよね
もう呑んで忘れるしかないよね
披露宴中、ワインをひたすら呑んで呑んで呑まれて呑んだのですが
決してお酒が強くない僕が
この日はなぜか酔えませんでした
先日、友人の結婚式に出席しました
さらっと友人とか言っちゃいましたが
ただの友人ではないんですよ
大学4年間、クラスも一緒
ゼミもサークルも一緒
好きな女の子も一緒
卒業旅行も一緒
まさに親友以上家族未満
そんな僕らですから、やっぱり友人代表のスピーチは僕になるんでしょうね
そう思って2ヶ月前からせっせと文章を練り
迎えた結婚式当日
まさかの
オファーなし
そうなのぉぉー!?
一番の親友と思っていたのは
自分だけだったのぉぉー!?
びっくりだよね
悲惨な勘違いだよね
もう呑んで忘れるしかないよね
披露宴中、ワインをひたすら呑んで呑んで呑まれて呑んだのですが
決してお酒が強くない僕が
この日はなぜか酔えませんでした
出張先で気の合う仲間に出会う
どうも、らくだです
えらいご無沙汰してましたが
実はらくだ、ここ数日出張で牧場にいました
ひたすら牛のお世話ね
うちはどんな会社なんでしょ
しかしそこで出会ってしまったんですよ
気の合うやつに
初めて会ったのに、ずっと前から知っていたみたいに
一緒にいるとやけに居心地がよくて
人見知りな自分をすっかり忘れていた
何百頭という牛の中で
一人だけ、群れから離れてる子がいて
何か同じ匂いを感じてしまいました
みんなの輪に入れない
みんなの前ではほんとの自分が出せない
わかるぞ、その歯がゆさ
それにしても、牛さんの匂いったらハンパないです
服に染みついた匂いは予想以上で
混んでる帰りの電車で
僕の周りだけ人がいませんでした
えらいご無沙汰してましたが
実はらくだ、ここ数日出張で牧場にいました
ひたすら牛のお世話ね
うちはどんな会社なんでしょ
しかしそこで出会ってしまったんですよ
気の合うやつに
初めて会ったのに、ずっと前から知っていたみたいに
一緒にいるとやけに居心地がよくて
人見知りな自分をすっかり忘れていた
何百頭という牛の中で
一人だけ、群れから離れてる子がいて
何か同じ匂いを感じてしまいました
みんなの輪に入れない
みんなの前ではほんとの自分が出せない
わかるぞ、その歯がゆさ
それにしても、牛さんの匂いったらハンパないです
服に染みついた匂いは予想以上で
混んでる帰りの電車で
僕の周りだけ人がいませんでした