日が暮れて山奥で道に迷った猟師が、とある谷で明かりを見つけ、山奥の一軒家に一夜の宿を借りた時の話。その家に住んでいるのは年老いた一人の老婆で、親切に猟師を招き入れて泊めてくれた。夜明け頃、猟師がふと目を覚ますと、家の奥の方でしきりに何かやっている音が聞こえる。nc6100充電池 耳を澄ますと、その音は、シュッシュッと歯切れの良い音である。何だろうと、猟師がそっと戸を細目に開けて覗いて見ると、それは老婆が大きな包丁を研いでいる音だった。山ん婆に殺される、と思った猟師は逃げだそうとしたが、あわてていたのでひっくり返って大きな音を立ててしまった。がらりと戸を開けて、老婆が猟師の前に現れた。老婆の手には大きな包丁が握られていた。見たなぁ。と老婆は言ったとか。実は、老婆は朝御飯を作っていて、今日はふ入りのミソ汁だったとか。つまり、きょうふのミソ汁。おしまい。nx8220充電池

 内乱状態の某国で…。百姓が召集された。政府軍に入った彼に妻からの手紙が来た。
「あんた元気ですか。こちらは春だというのに村の男はみんな兵隊にとられ、反政府ゲリラ活動どころか、畑を耕す事もできません。仕方ないので、私が
耕します」 彼は、すぐに手紙を書いた。「畑は耕すな。畑には武器が埋めてあ
る」これは検閲に引っかかった。nc6110充電池 彼の家に一個小隊がやってきて畑を隅から隅まで掘り起こした。だが、武器はなかっ
た。妻は、また手紙を書いた。「ある日、兵隊さんがやってきて畑中を堀まくって帰っていきました」彼は返事を書いた。「それでいい。ジャガイモを植えろ」nc6200充電池