お久しぶりです(毎回言ってる)

ブログよりTwitterの方が性分にはあってるのでしょうがこうしてたまに戻ってくるのもまた一興だと思っているバター餅です。


久々にブログに書けそうなネタが降ってわいてきたので思うがままに書いております。


事の発端は私がやっている配信アプリ。

暫く見る人をかなり厳選してやる事にしたのですが、そこで面白いイベントに出会いました。

「予祝会」と呼ばれるものです。


予祝は、引き寄せを聞きかじって少しでもすがった皆様なら耳にタコができる通り越して耳がタコになってしまうまで聞いた言葉だと思われます。


私もとにかく聞き、実行しそして変わらない現実に萎えて挫折の繰り返しでした。


なのでこれを聞いた時も「はいはい、いつものアレね。予祝ね。

まぁ配信だから金取られるわけじゃなし、参加だけしてみるか」位の気持ちでした。

半分鼻で笑っておりましたが、これが凄かった。


やる事は簡単で、夢を完了形で書き込みその書き込みに全員が全力フルスイングで乗っかる。

それだけ。

ただそれだけが凄かった。

半信半疑で書き込んだ夢「漫画のアニメ化が決まりました!」に対して書き込まれる数多の迫真の乗っかりコメントの数々。


「〇〇さんの漫画ならそうなると思ってた」

「アニメから追って漫画全巻買いました」

「妻と一緒に読んでいます」


これを浴び続けると人はどうなるか。

バグります。

あれ?本当に漫画描いて出版社に持ち込んで連載決まった挙句単行本も売れてアニメ化してるのでは??と、本気で思い込みます。


そしてバーチャルの場だからこそ出来ることなのでしょう。

全員の言ってる事を全員が本気で信じて祝える。


「え!?結婚決まったの!?」

「〇〇さんの新曲素敵だった!」

「〇〇さんのライブチケット取ったよ!」


乗っかっているうちに全員どんどん良い意味で調子に乗り加速していき更に規模のでかい夢や、最終的に相棒のポケモンまで出てきはじめる始末。


そして楽しくも恐ろしいのはこの瞬間、きっと殆どの参加者は(参加時間が長いほど)ガチでその瞬間はその世界にいたであろうこと。

1人ならば荒唐無稽な夢物語と笑ってしまいそうな発言を全員が全力で現実にしに行く。

心を込めて作った作品のアニメ化も、大好きな彼も、果てには相棒ポケモンまでもこの場所では全員が現実として扱うんです。

そしてその他の人に感化され、自分の口からもどんどん新しい言葉が飛び交い始める。


スタンフォード監獄実験では、囚人役はどんどん囚人らしくなり、看守役はどんどん看守としての役割に適応したと言われています。

それだけ私達人間は「他人に与えられた役割」に弱い生き物です。


そんな私達が全員「夢を叶えた役」を与えられ、それを集って何時間も演じればそれは当然ながらその役割に染まっていく。


私は基本的に見えないものは信じにくい性質なので、波動がどうのエネルギーがどうのという話は信じていませんが、確かにあの瞬間にその場に蔓延していた軽くて明るい空気は浴びれば少なからず影響を受けるものだとは感じました。


この予祝会で私は色々と言ってきた夢や叶えたい事がありましたがそのうちの一つは周りから強烈な反対を受けたものでした。

また、今回メインで語った「自分の描いた漫画がアニメ化する」という夢の前段階も応援はされているものの周りから本当に出来るのか?といった疑念の目はいつでも感じていた。

無意識にそれらの影響は受けていたのでしょう。

ここ数日は身体も心もボロボロでしたし、そんな中で無理矢理前を向いていた状態でした。


それがたったの数時間、「夢が叶った私」の世界に身を置いたら全然違った。

「まぁ、何やったって私の描いた作品、アニメ化も映画化もしちゃうし。」

……頭お花畑だと思うかもしれませんが、本気でこう思う思考回路が作られるんです。

そして、この思考回路のせいで怠惰になるかと思いきや何やってもヒットするなら好きな事しちゃえと思える。

何やってもヒットするならヒットに近付いちゃえと余裕で行動ができる。


これは「他人の力」を利用したからこそここまで大きくなった話だと思います。

自力というのはもちろん大切だし、自分の力で乗り越えた事は自分の自信になるのは当然です。


だけど他人と自分がいるこの世界に生まれてきた以上、他人の力を使うという事はここまでやれる事ややりたい事が倍増するという事も大事な学びなのだろうな。


珍しくかなりスピリチュアルに寄った意見を書き込んだバター餅でした。