いよいよステロイドパルス療法3日目

入院する前は初めての治療で色々不安
だったけど終えてみるとなんとか
乗り越えたな…なんて思っていた私。
甘い、甘いわ私よ。
ステロイドは強い作用で劇的に炎症反応や
辛い症状を抑えてくれる神薬、
だけじゃ済まないんですよね…

それだけ作用の強い薬は反面、
望んでいない副作用も出るもので



3日目の点滴の途中から異様に全身が
暑くなって汗ばんできたな…と思ってました。
そして点滴が終わる頃、トイレに行きたくなって
用を済ませて手を洗っていると目の前にあった
鏡を見てなんじゃこりゃア







顔、特に頬の部分がりんごのように赤く、
昨日までそうでもなかったのにここにきて
急激に顔が浮腫む…ムーンフェイスが…

マスクをしていても「え……太った?」
と言われてもおかしくないほど顔がパンパン…
倦怠感も酷く、座っているとキツイ…
もうずっと寝ていたいくらい苦しかったです

ちょうどこの日の午前中、
先生の回診だったのでお偉い先生と
私の主治医の先生達が診てくれました。
(テレビで見る院長回診です
みたいな

シーン大袈裟だな、と思っていたけど
あながち嘘ではなかったんだ…と思いました笑)
先生達の話を聞くと、やはり菊池病は
私ぐらいの20代から30代の「女性」に
多くみられる病気らしく、
この時初めて聞いたのですが
この菊池病と併発、もしくは菊池病が
先行して後に膠原病を発症する患者さんも
いるということ…らしいです。
今回ステロイドパルス療法で
後の再発を防ぎ、膠原病の発症の予防
(エビデンスは定かではないが)
を目的としているらしい…

膠原病、身近な人は患っている人は
いないし、学生の頃勉強した程度で
自分とは無縁だと思っていたその膠原病が
まさか、自分もなりうる可能性がある
と言うことを聞いて少し不安になりました。
それでも確率的に言えばそれほど多くはなく、
それでも女性ということと好発年齢ということ
で長期的なフォローをした方がいいと…

膠原病は未だ発症原因不明で、
主な症状は発熱、関節痛や倦怠感など…
まあ、こんなの学生時代に習った知識
程度のものなので少し勉強してみようかと

それにしても、ウチの病院の看護師さんと
話す機会があって、その方の旦那さんは
ワクチンを接種してから体調不良が続き、
先日膠原病だと診断されたと聞いたばかりで
他人事とは思えませんでした……。
今のところは膠原病の各病気の特徴的な
症状は出ていないので心配はないとのこと。
菊池病の症状もほぼ消失しているので
このまま様子を見ていけば大丈夫だと
言われたので先生の言葉を信じます

明日からはステロイドを5mgから始めて
予定では3週間後には完全にステロイドを
止める予定だと言われました

長くに渡って服用し続けてきた
(2ヶ月ほどですが)
ステロイドをやっとやめれる日が来る
ことが嬉しくて、ステロイドを飲まなくても
普通に過ごせる日がこんなに嬉しいって
病気になるまで気付かなかったです

さて、ステロイドパルス療法も終わって
いよいよ退院!!
3日間共に過ごした点滴のための
留置針ともお別れ

やっぱり針が刺さったままは
落ち着かないというか、
シャワーするのも結構不便ですよね

これで辛い治療も乗り越えてひと段落…
とはいきませんでした。
パルス治療って点滴3日間終われば
それで終わりーっ、じゃなかった…
次回、ステロイドパルス療法の本当の戦い。