父(とと)の子育ち日記~育児休暇に向けて~ -1583ページ目

駄々っ子になるとき

息子の鼻水は薬が効いたのか治ってきたけど、効きすぎたのか下痢をするように。こうなると布オムツは辛いので、紙オムツが助っ人に。無理せず臨機応変に使えばいいと思う。

よくテレビなどで見るシーン、おもちゃ屋やお菓子屋の前で駄々をこねて、泣きわめく子ども。

今まで息子はそのような場面はなく、大好きな電車のおもちゃを見つけても、「いこうか」と言えば、わりと素直にその場を離れていた。

しかし、今日は初めてものすごい駄々をこねる場面に出会ってしまった。
その相手は「キティちゃん」。ショッピングセンターに置いてあったキティちゃんが喋りながら綿菓子を作るマシンに食いついてしまった。
その執念のすごいこと。帰ろうと言っても、マシンの前に座り込んで絶対拒否のストライキを決行。無理矢理連れていくと、「ニャ~、ニャ~」と泣きわめき、その声は車に乗せても家に帰るまで続いた。
今までキティちゃんなんて見向きもしなかったのに、この執念にはビックリだった。子どもはどこでスイッチが入るかわからないですね。育児休暇に入ったら、ここは時間あるときの遊び場候補だったけど、慎重な作戦が必要かもしれません。

でも、好きなものができ、ずっと一緒にいたいと思う気持ちができてきたのも成長の証。その時はてんてこ舞いだったけど、寝顔を見たらちょっと嬉しくなったりします。

ちなみに今日ショッピングセンターに行ったのは、地域ぐるみで地域づくりに取り組み、いつめお世話なっている皆さんが新しく地域の産物を売る店を開店したから。本当にいつも前向きで頑張っている姿はスゴいなあと思う。何事も諦めず、実現するにはどうしたらいいか?という視点で前を向く姿勢には見習うことがいっぱいです。豊かな自然の中で育った産物はどれも美味しい。是非ともご贔屓に。
松阪ショッピングセンターマーム1階にある、「彩りのみち~R166~」という店です。

助産所で出産するという選択

自分達が出産場所として選択したのは、鈴鹿市にある助産所「マタニティハウス ひまわり」さん。

思えば、ここに出会えたことで、自分の出産、育児に関する考え方が大きく変わりました。


2年前に初めての子どもを授かったと知ったとき、「どこで産むのか」、という問いに対して、「産婦人科」のある「病院」という回答が当たり前だと思っていたし、「どの病院」という問いに対しては、「家から近い」「先生が女性である」「入院設備がいい」といった判断材料くらいしかなく、相方もそういう基準で色々と探していた。

また、出産の主役は母であり、父は何もできない、出産の時に立ち会うのかどうかの選択はあるけど、ドキドキしながら待つしかないものと思っていました。


そんな基準で色々と探し、最終的に相方の実家から近い病院を選んで予約をしたが、夫婦ともどうも何となくモヤモヤしていた。病院の診察は予約をしていても待たされるのは当たり前、つわりのときはしんどかったようだったが、検診に自分が行っても仕方がないし、一緒に行くことはありませんでした。また、初めての出産で不安なことも多く、先生に色々と質問したいと思っても、待合室にたくさん順番待ちの妊婦がいるとそうもいかず、「大丈夫」という一言で終わることも多かったみたい。パパママ教室でもたくさんの「注意事項」が伝えられ、「そんなに覚えられない」と不安になることも多かった。もっとも、自分はパパママ教室に行かなくても、相方から聞けばいいや、という感じで、一緒にいくこともなかった。


そんなとき、たまたま相方の友人から「助産所」の出産という選択肢を教えてもらうことができた。その友人が出産した助産所はもうなくなってしまったとのことだったが、そこで働いていた助産師さんが、鈴鹿市で開業していることを教えてもらった。その話を聞いて、直感的な閃きがあり、訪ねてみたのが「ひまわり」さんとの出会い。それまで、一緒に行くことのなかった自分も「助産所」というところがどういうところか興味もあり、一緒に話を聞きに行くことになった。


初めて行った「ひまわり」さんはカルチャーショック、感動でいっぱいだった。お話を聞かせていただいた、ひまわりを開業している鈴木先生の世界にすっかり魅せられてしまった。出産するということ、子どもを授かるということが、どんなに素晴らしく、素適なことか。今まで考えもしなかった世界を教えていただくことができた。

男の自分がこんなに感動したのだから、相方はなおさらだったと思う。それまで出産に対してもっていた漠然とした不安が取り除かれ、前向きに出産を楽しみたい、そのような感じになっていった。

そして、自分達の出産を託す場所として、ひまわりさんにお願いすることとし、その後は素晴らしい妊娠生活、そして、出産を経験することができました。


「ひまわり」さんのことを書き出すと長くなるので、また追々感じたことを書いていこうと思いますが、2人目の出産も何の迷いもなくお願いすることにしています。

昨日は、そのひまわりさん恒例の「パパママ教室」に参加してきました。昨日は、1月にひまわりさんで出産予定の夫婦が揃って参加。暖かな雰囲気の中、みんなで出産に対する思いなどを語り合っていると、来るべき日のことが色々と想像されて、みんなワクワクしてくる。

2年前にも参加したけど、今回もまた素適な夜になった。色んな人が、色んな想いで出産に臨むことを聞くことができたし、自分達の想いも語ることで、さらにさらに子どもが授かることの素晴らしさ、出産に対する楽しみが増えていったように思う。


ひまわりの皆さん、いつも本当にありがとうございます。年末年始、大変だと思いますが、どうぞよろしくお願いします。そして、1月にひまわりさんで出産する「同志」の皆さん、素晴らしい出産を目指して頑張りましょう。



子どもにクスリを飲ませる方法

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今日はいい天気。布オムツも気持ちよさそうに揺れています。

本当は仕事で京都まで行く予定があったけど、息子の体調のこともあり、キャンセルさせてもらった。

母(かか)は友人とランチに行ったので、ばばと息子、三人で留守番。ふと見れば、バスや電車のおもちゃで自分の世界を作り、一生懸命遊んでいる。一人遊びもうまくできるようになったなあ、とまた成長を感じる瞬間だった。

ところで昨日お医者さんにもらった粉クスリをどうやって飲んでもらうか。かかは水で練り、団子状にして飲ませていた。とりあえずそうするかと、クスリを器に入れ、水を加えようとしたら、加減を間違えてドバッと。こりゃあ練るのは無理だ、どうしようと思ったが、よく見れば白いジュースのようだし、甘い匂いもする。
「イチゴジュースあげる」と小さなコップに入れて渡したら、疑いの表情を少し浮かべながらも、「ごくごく」と飲んでしまった。そのあと少し不思議そうな顔!?

クスリ飲めたのはすごいけど、こういうのはやっぱりよくないよね。息子に、ごめんなさいをしました。