合意書読み、

遺族代理人会見を途中から見ました。



弁護士の方のご意見、




(意訳です↓)


・合意書にあった、「全ての責任は劇団にある」という表現は、違和感。パワハラを働いた人間を、擁護しようとする意図が見える


・パワハラ行為を行った人間も、しっかり認めて謝ることが大事



は、全く同じ感想でした。



精神的にも肉体的にも追い詰められると、

人は他者に攻撃的になるのはあるあるですが(私も経験があります…)




だからと言って

「劇団に全ての責任がある」

という言葉選びは

少し危ういかな、とも思います。




劇団は、環境を整える。




そしえパワハラを働いた方は



心身の余裕がなくなったときに

どう自分のストレスに向き合うか


力関係の強弱がある組織で、

どう目の前の課題に対処するか



きちんと学び、考えるべきです。

※きっと、そうされると、信じています





自分の言動が

他者にとって刃になりうることを認識し、



他者への想像力を持つ。




私もハラスメントを

してしまうかもしれない



そう思うことが、

パワハラを無くす第一歩だと思います。




さて、宙組は現体制で再開する予定とのことですが、



私はおそらく楽しめないので

しばらく見るのはやめておきます。


(それぞれの判断なので、見る方を批判する意図は一切ないです)



実は他の組の講演を見たり指差し

宝塚関連の別ネタもあるのでキメてる





また気が向いた時に

次から記事にしたいと思いますにっこり





(まさか自分が文春に課金する日が来るとは…)




ファンだけではなく、

世間からも注目されている宙組生徒さんの自殺の件。





記事にはかなり詳細に


厳しすぎる指導(というかイジメ)した方の名前、


実際のお稽古場や舞台での出来事、


具体的な言動


が書かれていましたね。



読んだ感想は


「まぁ、全部ありそうだね」

「多少脚色も含まれてるけど、いくつかは真実だろうね」


です。

そう思う理由は下記です。



1️⃣歌劇団という組織のあやうさ


閉鎖的な組織に年ごろの女性が集められ、

徹底的なスターシステムと上下関係が敷かれている。


管理監督職も(おそらく行き当たりばったりで決めていて)マネジメントスキルを身につける機会がない。



芸事の世界、ある程度揉めるのは必然としても、揉める前提でそこにいる人の心身の健康が守られるように運用しないといけないのに、それがされてない。


歌、ダンス、演技以外に人間力を測るand磨く機会が必要だったのでは?



2️⃣伝統(それが悪しき風習でも)を守ろうと必死な人たちが、沢山いる。


伝統はすばらしくもあり、

ときに見直す必要もあると思います。


「これが伝統」と、

されて嫌だったことをまた後輩に繰り返していなかったか。


「これでうまくいっていた」と、

振り返るチャンスを逃していなかったか。



3️⃣言わずもがな、劇団の隠蔽体質


声をあげても(劇団に何を言っても)

生徒は守られず、諦めてしまった人もいるのでは?


聞き取り調査も、匿名性の担保がされず、心理的安全性は皆無。



96期のときと同様、「臭い物には蓋」



仕方なく文春に実情を吐露したくなる生徒の気持ちもわかります。




さて、ファンとして。


宝塚が大好きだからこそ、

この件から目を背けたくありません。



私は、


特定の生徒のだけにせず、


どうして今回のことが起こったかきちんと調査すべきだと思ってます。



生徒がおかれた環境は、

凄いプレッシャーとストレスがある。


そこで弱き者への攻撃性が増してしまう、

自分にも他人にも厳しくなる、



加害者側の心理状況も、明らかにすべきです。



そして、2度とこのようなことが起きないよう、劇団は再発防止策をお願いします。



宝塚が好きだからこそ、

持続可能な劇団運営を望みます。



(2年ぶりの更新)



はぁ…


007赤ワイン




イケコ(小池修一郎氏)のよくないところ全部でた作品でしたわ物申す




でも






真風しゃんがぁぁぁぁ笑い泣き







めちゃくちゃぁぁ笑い泣き







かっこよくてぇ(号泣)





それでお釣りきた物申す物申す物申すびっくりマーク




イケコ、サンキューニコニコ(結果論)





以下個人の感想です。ネタバレあり。




作品評★★☆☆☆

(公演評★★★★☆)





真風の退団作だから、スーツものが良いなー。(真風のスーツは国宝だからわかる)



あ、ジェームスボンドとかいいかも?

(異論なしだが、舞台でアクションもの辛いぞ)




華やかさも出したいから、王朝とりあえず絡めてぇ

(でた、伝家の宝刀、王家の末裔!)




どうやっても設定に無理が出ちゃうから、ややコメディタッチにして…

(やりすぎるなよ…?)




セリフもメロディつけたし

これでオッケー!


(ズコー!)




て感じの作品でした真顔




トンチキ満載作品で、



でたトンチキ!

まだくるか!



トンチキの波状攻撃!



てかんじで、後半、感動すら覚えました指差し





◆真風涼帆 ジェームスボンド

★★★★★


前回の観劇がシャカリキこっちゃん(星組)でしたので、




あれ、今日、真風さん、調子悪い?



て最初思ったんですが、


ゆったりした感じは真風氏の通常運転でしたし、






結論、死ぬほどカッコよかったです宇宙人くん




①スーツとタバコがやばいよだれ



世界で一番スーツ似合うのでは?

タバコ吸う姿、神が作りたもうた芸術作品!万歳!



イケコ、ファンが見たいものを見せてくれるので、トンチキでも、公演としては大成功ではないでしょうか。




②銃で的を狙うときのウィンクがやばすぎよだれ


真風がウィンクするために、銃という武器が開発されたのでは?



と錯覚するほどのかっこよさでした。



ヌーディなリップ、

美しい印影の横顔、

完全に閉じる片目と

完全に開いている片目。




完璧すぎましたキューン




③大きいは正義よだれ


もう、骨格が男役になるために作られてますんで昇天




誰が横にきても包容可能なんです指差し



顔が小さすぎないのが最高です指差し



あー、真風氏の男役はもう見れないのかぁ赤ちゃん泣きてしんみりしてしまいましたハートブレイク





④囁きがやばいよだれ




「大丈夫か…?」


「気をつけろよ…」




とか、セリフの詳細忘れたけどさぁ物申す!!



あれ、心臓に悪いから、やめてもらえます?(褒めてる)




わたしの中の赤い実がはじけましたわよ…





◆潤 花 デルフィーヌ
★★★★☆


初めてちゃんと潤花ちゃんを見たのですが



どなたかがブログでおっしゃってた通り、


ハイビスカス大輪の花ハイビスカス



華やかさがすごいのね…

艶っぽい声が、他の女とは何かが違う感じを観客に予感させて、良かったですイエローハーツ


彼女が笑うと、なぜか見てる方も嬉しくなるほんわか


そんな魅力がありましたハート



二番手のキキちゃん、フィナーレの銀橋での歌い上げ、さすがのベテラン感あってよかったです。

やっとだね、て思いながら拍手ウインク

三番手のズンちゃん、ああゆう役やらせたら、本当にハマるなぁ。あとお歌があんなに上手いこと、知らなかったですスター

今回驚いたのは、


 若翔 りつ ドクトル・ツバイシュタイン
★★★★★


いや、めちゃくちゃ上手いなポーン!?


なかなかあの感じの曲を歌い上げるの難しいと思うのですが、


キャラクターがきちんと歌ってるのに

歌詞も聞きやすいし

最後から最後まで、クスクス笑えて


99期なのですね…星



いやはや、素晴らしい場面見せていただいて感謝です流れ星



星星星


ちょこちょこ観劇はしているのですが、

久しぶりにブログを書いてみました。



チケットをとってくれた友人に感謝うずまき


そして読んでくださった方もありがとうございましたグッ





皆様お元気でしょうか…。

 

私は、子供①の入学、子供②の入園、そして仕事の山場が重なり、
白目をむきながら毎日生きておりました。

 

そんななか、お誘いいただいたロミオとジュリエット。
限界社畜サラリーウーマンには厳しい、ド平日。

いけるか?いけるか?と最後まで心配になりましたが、
緊急事態宣言の延長期間、東京宝塚劇場も再開したタイミングで観てきました。
 

以下、
特定のご贔屓がいない今、完全に「ライトなヅカファン」になった私の心の声です。

例のごとく長文、辛口も含みます。


ーーーーーー


「こっちゃん、歌うますぎワロタwww」

ロミオ(礼真琴)

歌:★★★★★+α

うまいうまいとは聞いてたし観てたけど、ここまでとは…
♪僕は怖い♪の、自由演技のところ(アーーーアーアーって好きに?歌うところ)、
「え、こんな曲だったっけ?」と軽く笑いました。うますぎて。
あの瞬間、こっちゃんリサイタルに来ちゃった?って思いました。(全力で褒めてる)
出ずっぱり、歌いっぱなし、最初から最後まで踊ってても寝転んでても完璧に、
なんなら後半にさらにパワフルに歌い上げる姿、、、

衣装:★☆☆☆☆
いくらカツラがイマイチでも、衣装がワークマンでも


演技:★★★★★
若さゆえの過ち全開な、未熟で子供から大人に変わろうとしている青年
「こっちゃん、あんたが、優勝。文句言うやつ、私がまとめて退治してやる」
というくらい良かったです。。
ロミオって、若さが大事だよね。

あれこれ考えないで動いちゃう、それでいろんな不幸を招く。
若さが強調されると、物語の納得性が増します…


「ひっとん、演技こんなに上手だったのね…恐ろしい子!」
ジュリエット(舞空瞳)

演技:★★★★★+α
お披露目公演も見て、見た目最高だし、バキバキに踊るし、歌も普通に歌えるし
と思ってましたが、今回は、演技がとてもよかった…!
「若い…まぶしい」

衣装:★☆☆☆☆
二人が出会うときのバルーンスカート、
私が大学2年生くらいの時に流行ったデザインですよ?
足太く見えるし、全然かわいくないんだけど(怒)

ひっとんのきゃわきゃわなポテンシャル活かす衣装たのむぜマジで。

韓国アイドル張りにタイトなミニスカにして、足見せて…?

「俺たちの王は、俺たちなんだ!」

コロナ禍で、学校に行けなかったり、存分に青春を謳歌できない若者、
そのくせ一部の大人は会合やパーティーにいそしむ…
いやはや、昨今の若者の置かれている不遇な状況を想うと、

この歌もジンときましたよ。

 

マーキューシオ(極美慎)

★☆☆☆☆

かっこいいし若いからぴったりなんだけど、いかんせん、お歌というか発声が厳しいのぅ。

ちょっとカチャに見えたりして。。。
声も似ている。

青軍団では…

 

ベンヴォーリオ(瀬央ゆりあ)

★★★★☆

が、どんどんかっこよくて渋くなって、最高ー!
かっこよくて、えーん、って感じです。

短髪似合う男役ランキング、TOP3に入るんじゃないの?
声が渋いんだよねー。メイクも大人っぽく仕上げてて、未涼亜希さん思い出しちゃいました。

学年重ねた男役がやる最高の役どころよね。
 

赤軍団の頭は…

「濃い、濃いぞ、、、これは…」
ティボルト(愛月ひかる) ※山里亮太さんが沼落ちしたそうでw

★★☆☆☆→★★★★☆(ショー込み)

真ん中二人がうますぎるからか?
愛ちゃん、歌唱はきつそうだなぁ、、、とか思っちゃうんだけど、
ねっとりしてて、スターとしての貫禄?存在感がすごいのよ。
それはそれで、ロミオの敵としてすごく良くできていたような気がして。

 

そして、小池先生お決まりの最後のせり上がりからのテーマ曲。
立派な2番手スターだったわ。。。
歌うまキラキラスターだけじゃつまらない、
個性派スターがいるからこそ宝塚っておもしろいよなぁ、、、と妙に感動してしまいました。

 

「うーん、これは…」

キャピュレットとモンタギューのご婦人とお父さん

まとめて★☆☆☆☆

 

オジサン・おばさん役者をしっかり育てるべきだと思いますね、、劇団は。

前も星組観た時に同じこと思ったけど…
おどろおどろしく、「憎しみ!憎しみ!」って歌ってほしいのよね、、
音がちゃんと取れてなくて、結構聞きながら不安になってしまいました…。
 

「物語は、死と愛、それがすべてよね」

小池先生はさすがだよなーと思って、見てました。
死と愛の擬人化、これがロミジュリの成功の最大のポイントだよね。


私は、真風さんの死が大好きなので、
それと比べると、Aパターンの死は迫力に欠けるというか、存在感薄目。

誰がやってるのーくらいに思いながら見ていたのですが

天華えまくんか。

ちょっと合わなかったかもね、持ち味と。

「ロミジュリと言えば、この御方…!スライディング土下座」

ロレンス神父(英真 なおき)
★★★★★
よく考えれば、この人の詰めが甘い(ロミオへの伝言、確実に伝えろや)のが

この悲劇のすべての原因な気もしてくるんですが、

聖職者らしい、温かさがある、すばらしいロレンス神父。

 

ーーー

 

ロミジュリ、死ぬほど見てきて(映像だけど)
結末まで全部知っていて、だからこそ?
1幕最後のエメが泣ける泣ける…
自然と、ぽろっとさ。涙が流れるのよね。

「あぁああ、この二人に、幸あれ…!!!!!(死ぬけど!)」
って


宝塚歌劇団も今は試練の時、

生徒さんも、中止のリスク、自分の体調管理、本当にストレスがすごいと思う。
でも、ロミオとジュリエット見て、限界サラリーウーマンはさ、

本当に元気出たよ。
ありがたいよ、若者が頑張る姿、尊いよ。

日比谷方面に今日も手を合わせて、仕事してます。
頑張れ宝塚歌劇団!

 

宝塚観劇、何ヶ月ぶりでしょう。星組はスカピンぶり?(ブログ読んでくれる人いるか不明だけど、友人にリンク送りつけます)


友の会が友になってくれた公演が、なんと再開公演日!(運が良い)お仕事の都合をなんとかつけて行ってきました。

まずは、礼真琴さん、舞空瞳さん、トップ就任おめでとうございます〜!(パチパチ)若くて実力あるお二人、本当にめでたいです。



しかしながら。
眩燿の谷…の内容については、辛口です。
心の中でツッコミがやまない公演でした。
すみません。


(以下盛大なネタバレ含)長文。



礼真琴氏は最初少し硬いかな?という印象で(2週間ぶりだから当然ちゃ当然か)したが、後半の盛り上がりにかけて感情が乗ってきてからが、本領発揮て感じでした。役柄ピッタリ。

気持ちはのせても、音は外さず。

クシャッと笑う顔が母性本能くすぐられます。



二番手、愛月ひかる氏は滑舌と声質がいかんともしがたく。役柄もなんかなぁ。いいやつと見せかけて、普通に悪いやつ。(それならとことん悪いやつで最初から書いてくれ)お芝居はなかなか辛かったです、耳が。

※ショーは、濃くて最高でした。ショースターなんだなぁと改めて感じます。表情がねっとりしてるのよ。(褒めてる)



しっかし、お芝居の台本がなぁ。
こっちも、初めて聞く言葉が多いもんで、滑舌良くても理解に時間かかるよ。極めて単純なストーリーで、それ自体は悪くないんだけど、言葉選びが下手って感じです。(うえくみの良さよ、、遠い目)


♪礼でもなく義でもなく利♪
のくだり、イケコなら、後ろのスクリーン使って、
漢字テンポ良く写すかもなぁなんて思いました笑


礼真琴氏と愛月氏の考え方が二項対立になってないから悪役に魅力感じないのかも。

悪役が利を重んじるようになった背景の書き込み皆無だし、利じゃなくて礼と義こそが大事!と主人公が語るわかりやすいセリフが欲しかった。


瀬央ゆりあ氏はめちゃくちゃ美味しい役だね!
早々に、この人王様の霊だなて気づいたけど、芝居がうまいのか、役柄がぴったりなのか、彼の登場で安心した。

逆にそれまではあいちゃんの滑舌の悪さ、声質が辛くて、、、(何度も言うな)

瀬央くんのおかげで芝居に厚みが出ましたわ。よきよき。お歌も上手になった?


トップ娘役の舞空瞳ちゃま。
踊りが上手な娘役、ってこういうことなのね!と気付かされました。体が軽いのにキレキレなのよ。それでいて、あれ、踊りだけじゃなくて、。

結構歌えるのでは?
あれ、顔も身体も骨が完璧では?
(顔小さくて華奢だから筋肉ついても大きくならない系)

超主観ですが、各種ウイルスとか寄せ付けなさそう。天武の肉体(と顔)て感じでした。
就任おめでとう。


思い出した、宝塚の悪いとこ出たなぁてのが、主人公の父母のくだりです。
あれいる?セリフに出てくるレベルで良くないか?
役むりやり増やした感が、辛かったよ?

お芝居のメインのメッセージが謎なのよね…
信じるか信じないかは人の心次第!とか言いつつ、
人の心は変わる…とか。

何が言いたいの?意味がワカラナイ

いや、何も言いたくないのか。謝先生は。
ただただ、新トップコンビの良さを魅せる、それだけだったのかも。うん。


そういえば、
ショーでも感じたのですが、星組は男役スター★が少ないねぇ。

瀬央っちをもっと仰々しく扱って、登場とともに「スター★がキター」て感じにしたり、若手も上げる人決めたほうが、

観客のスター見たわ…という満足感高められる気がします。

※若手なら極美慎くん推し


ショーは全体的に古臭くてあんまり好きじゃなかったけど(すみません)、

ひっとんのピンクのレースのドレスぅぅっ!
きゃわきゃわのキャワ!

で、こっちゃんの歌とダンスに満足しました。


華形ひかる氏は本公演で退団なのね…。
専科で蓋っぽくなっての退団だからか、いまいち拍手なども盛り上がらずな印象だったなぁ。退団のタイミングてすごく難しい、と感じました。



若いトップとタカラジェンヌたちが(私は94期世代、一部は年上)が逆境(コロナ)に負けずに、踊り歌い、一生懸命な姿にシンプルに感動しました。


一生懸命な人は美しい。


再開一発目の公演、礼真琴氏の挨拶の通り、
【見に行ってよかった!】
【また明日から頑張ろう!】
と思いました。ありがとう、星組。



また来週から仕事頑張ろ。、