バタチャンの「徒然擬草」

バタチャンの「徒然擬草」

世界の街角散策と鉄道の旅

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本日の旅程は全てJR線、釜石線で花巻へ、東北本線で花巻から北上へ、北上線で北上から横手へ、奥羽本線で横手から新庄へ、山形新幹線(奥羽本線+東北新幹線)で新庄から東京へ帰還

 

スタートの写真は昨日の物を再利用、時流に沿ったリサイクル

今日は右側の快速はまゆり2号盛岡行き、キハ100の三両編成で最後尾車両は指定席車である

 

釜石を出発して直ぐの車窓

墓地の真新しい墓石群は恐らく3・11の被災者の墓石であろう

この数を見ると、事の重大さを再認識させられる。

『ご冥福を祈る』以外に無い

 

陸中大橋駅の鉱石積み込み設備跡

実はそれと知って撮影したのではなく、写真整理中に発見した

乗車しての撮影は常に一発勝負、乗客が多くなると困難を極める

 

昨日の山田線同様、山中に分け入っていく

 

山間部が一段落すると有名な観光地遠野盆地

この盆地で有名な雲海にも遭遇、釜石線にはSL銀河が運行されているようだ

                 <JR東日本のHPより>

 

花巻到着が8分延着のうえ、東北本線も遅延かろうじて北上で予定の列車に乗り継げた。当初計画では小牛田まで行き陸羽東線で新庄に向かう予定であったが、東京着が遅くなるので本計画に変更した。共に列車運行が少ないので乗り遅れは厳禁である

北上駅を出て左にカーブすると後は山麓まで一直線、列車内は今回の旅行で最も混雑一旦座ると身動きが制限されこれと言った車窓写真は無い

 

終点横手で奥羽本線に乗り換え新庄を目指す

その途中駅、知らなければ絶対に読めない難読駅。筆者の訪れた駅では山陰本線の「特牛(こっとい)」が西の横綱、この駅が東の横綱と言ったところか。難読ながら微笑ましいのが秋田縦貫鉄道の「笑内(おかしない)」

 

新庄駅で奥羽本線から奥羽本線へ乗り換え

ここから生涯初の山形新幹線「つばさ」に乗車、新幹線とは言え福島まで約2時間、東京まで約3時間半

 蔵王を横目に米沢に到着、ここまでは在来線の特急と言えるが米沢盆地から福島盆地が見えるまではキハ100に戻ったような鈍足ぶり。

 福島からは流石に東北新幹線無事東京に到着、素晴らしい企画に乗った今回の旅行で三陸鉄道縦貫と内陸連絡三線を手中に納めた。期間を通して鉄オタを含めた観光客の多さである。これはコロナ祭りの反動であろうか、はたまた鉄道開業150年のためであろうか、個人的には閑散とした車内を行き来しての写真撮影を期待していたがやや残念。しかし、経済活動が戻りつつある事は実感できた

 これで、東北地方の主な残りは陸羽東線・仙石線・仙山線・あぶくま急行・大湊線となった。大湊線が難物であり18切符では辛いので、次の優れた企画切符の出現を待とう。「大人の休日俱楽部」はあるが少々ハードルが高い。