恒川光太郎著  夜市 | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

こんにちはー。昨日、半年に1度の上司との面談が終わりました。今回はちょっと短かったよ!1時間だったもん(前回はその倍だったかな。)もういやーになってしまいまして、言い返すのもバカバカしいような事をネチネチと言われたり、「ホンッッッッットちっちぇえ男だな!!」ともう少しで言ってしまいそうになりました。今回は何故か上司2人+上司の更に上の人も加わり、3対1だったのですよ。その体勢からしてウンザリでした。
良かった。今週旅に出る予定があって!!そうじゃなかったらもう一人でどこかにフラリと旅に出ているところでした。お連れがいてくださるので今回の旅は安心です。

夜市 恒川光太郎 (角川ホラー文庫) 『夜市』
 あらすじ:妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れたー。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。



 幻想的な表紙のデザインに惹かれハードカバーの時から気になってはいたのですが、ホラー ということでモジモジしておりました。
最近ブロ友さんがレビューで「ホラーというよりファンタジーに近い」というこを書かれていましたので勇気を出して挑戦!!(ファンタジーも苦手だが・・・)

 楽しかったです!ホラーというより幻想的な感じで、怖いとは思わなかったです。 ハジメマシテの作家さんで、この作家さんはなんかすっごい怖いのを書いているイメージが強かったけれど苦手が払拭された・・かな?ホラーは嫌だけど、夜市 と同じような感じの作品があるなら是非とも読んでみたいです!!

 暗闇に恐れを抱きながらも魅力を感じてしまうのは、きっと暗闇の方からも私達に手招きしているからなのかも・・・

 夜市、私もいつか迷い込む時がくるのだろうか  と思わず考えてしまいました。