近藤 史恵 天使はモップを持って | バステトの本ブログ

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本はネタバレしまくりなのでご注意を☆好きな作家は恩田陸、五條瑛、柴田よしき、今野敏、三浦しをん、よしながふみ、伊坂幸太郎、北村薫

惠さんと夢のような対面を果たしてから早3日。写真の整理をしなければ・・・とは思っているのですがなかなか思うようにいかず。。っていうか失敗作が多すぎて消すのが大変だわ!!
 写真アップまでもうしばしお待ちくだされ。。

 惠さんに会いに行きましたときに持参した本は、<連丈那智シリーズ>です♪再読して改めて那智先生が素敵過ぎました♪♪
 それから、新しい本も持っていったのです♪近藤史恵さんのシリーズ。『天使はモップを持って』
 表紙のデザインもカワイイし、近藤さんの作品は文章が頭の中に入ってきやすいので積読本の中から拾い上げました。

天使はモップを持って 近藤 史恵著 (文春文庫) 『天使はモップを持って』
 あらすじ:深く刺さった、小さな棘のような悪意が、平和なオフィスに8つの事件をひきおこす。社会人一年生の大介にはさっぱり犯人の見当がつかないのだが-「歩いたあとには、1ミクロンの塵も落ちていない」という掃除の天才、そして、とても掃除スタッフには見えないほどお洒落な女の子・キリコが鋭い洞察力で真相をぴたりと当てる。


 真っ赤に染めた髪の毛をキュッと結び、耳にはピアス。ミニスカートにごついブーツという格好で清掃員をしているキリコちゃん。彼女の掃除した後は塵1つ落ちてないピカピカです。オマケにキリコちゃんが清掃員として仕事をしているビルの会社内で起こる事件まで綺麗にお掃除♪
 大事件が起こるわけではないけど、「あぁ、あるあるこういうこと・・・」というような会社員なら身近(?)に感じるような小さな日常の事件の謎を解決してくれます。

 キリコが働くビルにある会社に新入社員として入ってきた大介も最初キリコを見たときにはビックリするけどキリコちゃんの魅力に最後は フフvv

 大介とキリコの掛け合いも良いです♪なんだか読んでいて楽しくなります♪
 清掃員=オバチャン・オジイチャン という公式が私の中でも出来上がっていますが、こういう元気溌剌な清掃員がいても楽しいなぁと(いや、実際にいらしたらすみません。。まだ出会ったことがないので!)思いました。

 大介も心が優しいから、キリコがちょっと元気ないと自分もなんだかションボリしちゃうし、キリコが元気なら自分も嬉しくなる という愛すべき人物です。話し方も優しそうだしね♪

 続編も読みましたが大介とキリコちゃんが更に素敵なことになっていましたーー!!