今日は短大仲間と仕事帰りに集まってお食事会です!久しぶりに会う仲間もいるし、これはちゃんとした格好をしていかなければ!と思って気合いをいれたのよ。
爪も頑張って(滅多にやらないけど)綺麗にしたし、洋服も寝る前に決めました。
人差し指はカッターでズバッとやってしまったので絆創膏。
頑張ったっていってもシール貼っただけだけど、不器用な私にしては精一杯
巷の遠足を楽しみにする小学生のようにワクワク楽しみにして就寝(韓国で買ったパックも使ったよ 黄色パッケージの効果抜群だわ)!
寝坊しました。やっちまいました。
朝、猫が起こしに来てくれなかったらどうなっていたことやら・・・
起きてくださいなー 朝だよー (ご飯ちょうだいよぉー)
洗顔してハミガキして着替えてポーチバッグに放り入れてダッシュで出勤しました。
会社終わったらちゃんとお化粧しよう・・・
松井 今朝子 (講談社) 『星と輝き花と咲き』
あらすじ:馬車鉄道に錦絵がはためき、書生たちは人力車を追いかける。元祖アイドル+元祖追っかけ。人気に惑わされず一途に芸の道を生きる竹本綾之助とステージママとしてその活躍を支え続けた母の二人三脚の日々は、しかし、唐突な終わりを迎え─。日本最初のアイドルとファンのどこまでも熱い物語。直木賞作家・松井今朝子が描く傑作長編小説。 |
実際の人物をモデルにして書いた作品だったのですねぇ、知らなかったわ!
男装して義太夫を語る美少女と元祖追っかけグループ。人気が鰻登りに上がっても、決して天狗にならずただただ芸を深めようとする綾乃助。あぁこの姿勢、今ワイドショーで持ちきり(ワイドショー見ないけど)のあの人に爪の垢を煎じて飲ませたい・・・
タイトルと、松井さんの『吉原手引草』を過去に読んでとても良かったので購入した本書。うーん・・・ちょっと私は乗れなかったです。確かに当時の書生さんから大人まで熱狂させた人気ぶりは楽しめたけど、鬼(敏腕)マネージャーだった義母と綾乃助の深い絆や、一度は引退して母になり再び舞台に戻ってきた綾乃助の心情を掘り下げて書いて欲しかったなーと思いました。
それから芸事をすると必ずと言っていいほどのスランプや壁(天才だからなかったのか?)も書いていなくてちょっと残念。
実際に存在した人物だと知っていたらもう少し違う読み方が出来たのかもしれないけれど・・・
それから装丁のデザインがアニメチックなのに、あとがきには綾乃助本人の白黒写真が掲載されているのでギャップというか、あの表紙の顔を頭に置いて読んでいたのに!!!? ちょっと想像との混乱がありました。
実物の写真を掲載するなら『吉原手引草』みたいな浮世絵チックなデザインか、いっそ人物じゃなくすればよかったのに・・・
あのタイトルが魅力的なだけに 惜しいなーーと感じてしまいました。