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AIと親父とバスケのブログ

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私は金融機関に20年勤めてきて、
たくさんの「借り入れ」と向き合ってきた。

だからこそ、進学とお金の話になると、
どうしても学費そのものより、借金の性質が気になってしまう。


金融機関は、信用情報を「共有」している

ローンや分割払いを申し込むと、
金融機関は個人信用情報を必ず確認する。

これは、特定の銀行だけが見ている情報じゃない。
信用情報機関を通じて、
借り入れ・申し込み・支払い状況が共有されている

「別の金融機関なら大丈夫」
「ここでダメでも、次がある」
そういう考えは、基本的に通用しない。


最初に信用が作られるのは、携帯の分割払い

多くの人が、人生で最初に組むローンは、
実は携帯電話の分割払いだったりする。

感覚としては軽い。
でも金融の世界では、
立派な借金

支払いが少し遅れただけでも、
その事実は信用情報として記録される可能性がある。

金額は関係ない。
見られているのは、
期日を守れたかどうかだけ。


信用情報は、数年間消えない

信用情報は、
良い履歴も、悪い履歴も、
数年間保存される

「もう払ったから大丈夫」
「昔の話だから関係ない」
そうはならない。

信用情報は、
お金の履歴書みたいなものだから。


延滞3ヶ月が“アウト”になる理由

支払いの遅れで、ひとつ覚えておいてほしいラインがある。

3ヶ月の延滞。

なぜかというと、
借りるときに結んでいる契約書に、
ちゃんと書いてあるから。

あの小さい文字の中には、
「期限の利益の喪失」という条文がある。

これは、
分割で払わせてもらえる権利を失うという意味。

つまり、
延滞が続くと、
残りを一括で払えと言われる。

現実的に、
それをすぐ払える人はほとんどいない。

ここで、いわゆる事故歴が発生する。


本人に悪意がなくても、起きる

大学進学で県外へ行き、
引っ越しを重ねる。

住民票を移したり、戻したり。
請求書が届かなくなる。

本人は気づいていない。
払う気もある。

でも、
支払いが止まっている事実だけが残る。

契約上、住所変更は本人の責任。
「知らなかった」「届かなかった」は通用しない。


ブラックリストの正体

世間で言う「ブラックリスト」。
実際に名簿があるわけじゃない。

信用情報に、
延滞や異動の情報が登録された状態
それを、そう呼んでいるだけ。

ブラックに載るのは、
悪い人じゃない。

仕組みを知らなかった人が、
そうなってしまうことが多い。


親として、伝えてあげてほしい

この記事を読んで、
親として何か考えるなら、

「借金をするな」でも、
「進学を諦めろ」でもない。

  • 分割払いは借金だということ
  • 信用情報は共有されること
  • 延滞3ヶ月の重さ
  • 一度ついた履歴は、簡単には消えないこと

これは、
結構、怖い話だと思う。

でも、
知らないまま大人になる方が、もっと怖い。

学校は教えてくれない。
契約書は小さい文字で書いてある。

だからこそ、
親が一度だけ、現実として伝えてあげてほしい。

それだけで、
子どもが選ぶ進路は、
「知らずに背負う借金」じゃなく、
覚悟のある選択になる。