あんまりこっちで書く予定なかったんですが、自分のための備忘録として書きます。
先日流れてきたCavsのPlaybookを見ての話を書きます。
この動画はルー体制になってからのものですね。
前HCであるブラットが解雇になり、それまでディフェンスをメインとして指導していたトップアシスタントコーチであるルーがHCに就任しました。
彼の記事は結構いろんなところで見かけましたが、とりあえずコミュニケーション能力が高いらしく、ジャーニーマンでありながら各所で信頼を勝ち取っていたようです。
記事によると、です笑
彼がCavsのHC職に就いて、たしか早急にとりかかろうとしたことが
・オフェンスのペースを上げること
・ラブにボールを要求させること
だった気がします。
あってるよね?笑
それまでペースが遅かったと指摘されていたCavsをディフェンスからのアーリーを増やしてどんどんあげていくことや、ラブのポストの回数を増やすことを意識してやっていくとのことでした。
変更直後はその甲斐もあってか、ラブのハイポストでの要求の回数やペースアップもやや見られましたが、次第に曲線は収束していき、結果として元に戻り、ルーの時よりもペースはほんの少し落ちる形で落ち着きました笑。
まぁともあれシーズン途中で復帰したカイリーとシャンパートの力もあり、昨年は2位だったイースタンカンファレンスを1位でシーズンを終えられました。
えがったえがった。
さて、その昨年のルーのCavsでのPlayBookがこちらですね
やっぱりこういう形でまとめられていると普段何気なく見てるプレーもしっかり色がついてみますね。ためになります。
冒頭にはアーリーオフェンスがまとめられています。
どうもやはりドリブルエントリーだらけですね笑。
ハンドルしてくるのがカイリーとレブロンがメインなので仕方ないですが、やっぱり多いですね。
ラブとかには14-15のHawksみたいなアーリーポストを仕掛けてほしいんですが、あまり見られませんね。パスエントリーからのホークスのアーリーポストはいいですね~ほんと(羨望)
来シーズンはきっと増えるんでしょう!きっと!
インサイドどうなるのかな・・・不安しかない( ・(ェ)・)
んで続いてレブロンのローポストでのプレーが紹介されています。
特にPOで顕著に多くみられたこのプレー、もちろんRSからでも使われていました。
昨シーズンのブラット体制からでも見られていましたね。
基本的に(カモにされやすい)キャロルやバーンズがマッチアップしたときにはそのままレブロンがフィニッシュしてしまうことが多いのであまり気づかないですが、レブロンが自分で仕掛け切らない時には1,2番の選手がピックしに行ってますね。ミスマッチ作りです。
特にファイナルではカリーをわざとマッチアップさせるように仕向けるスクリーンも多くみられました。またスクリーンに行かずにJRがカットから上がって打つプレーも紹介されていますね。今シーズンのかなり効率のいいオフェンスオプションの一つだった気がします。
続いてはPnRやアイソが紹介されていますね。
カイリーとレブロンがPnRをトップからしかけていますが、どちらもゴール下までいけるフィニッシャーなのでこれもいいですね。デラヴェドバとカイリーのピックは(デラヴェドバにはプルアップジャンパーがあまりないため)種類が違うので、それぞれが仕掛けてくれるのが好きでした。
好きだったのに・・・
好きだったのにぃ・・・!!!
デラヴェドバ先生はお金が上がりバックスへ移籍となってしまいましたね。
がんばれデラヴェドバ。
嫁さんを幸せにするんだぞ。
続いてAIカットからのセットですね。
レブロンがAIでもらうシーンは頭にありましたが、そこでJRがスクリーンもらってリターンもらっていたのはきちんと見れていませんでした。JRの15M契約ももう少しですね。チームサラリーは自然と視界から消す癖が最近ついています。
またこのAIでカイリーがもらうとサイドピックが発生するんですね。
プレイヤーによって違うんですかね。それともここで抜かれているのがたまたまこうなのか。
なんにせよ同じ形からのオプションが多いに越したことはないです。
デリーが出てきましたね。
アングルPnRから逆サイドでアップスクリーンをもらったレブロンがゴール下に飛び込んでそこに入れるセット。今シーズン開始時にブラット体制ではもっと単純にレブロンがクロススクリーンでボールをゴール下でもらうシーンが多かったですが、それと似たようのものですね。
レブロン先生は本当に忙しいですが、レブロンをいかにゴール下でアドバンスドの状況でもらわせるかは常にカギです。
そしてこのPlaybookの中で僕が一番衝撃を受けたこと。
それは

こいつのセットプレーの名前が判明したこと!笑
僕はよく「ハイボックスみたいなセット」と呼んでいましたが、一応動画には名前が載っていました笑。
その名も・・・・
"C Knicks"!!!!!
うおおおお。
感動はあまりありませんでしたがモヤモヤは一つとれました笑。
これは両トップにレブロンとカイリーをおいてどちらからもピックをしかけられる状況にしておいて、コーナーがいないサイドのトップがしかけるタイプのセットです。スペースが広く使えるのでフィニッシュもしやすいし、逆サイドのヘルプが早かったら外でコーナースリーも打てるセットです。かなりディフェンスラインをあげた状態で仕掛けられるので結構フィニッシュまではしやすいセットです。よく見まして来季も使われそうだと思っているセットです。大体ゴール下あけてもカイリーはプルアップ打ってしまうんですけどね・・・笑
続いてC Pushなるセットオフェンスですね。
これはよくマブスがやってる印象のスクリーンです。
UCLAカットのようにガードがトップからカットするように見せかけてそのまま戻ってアップスクリーンをしてセンターをゴール下へ飛び込ませるものですね。
一応Cavsの狙いとしてはセンターをカットさせた後にスペースを作って、レブロンとピックをしてそのスペースにレブロンをダイブさせるのが狙いですね。
シーズンの後半に多く見られた気がします。結構こうやってセットプレー見ていくとスペーシングのためにカットを意外とやってるんだなぁと思います笑。
5out isoみたいな印象がやっぱり強いので気づいていませんでした。
そして今気づきましたが、現在動画の進みがまだ15分です。
動画の長さは50分以上です笑。
とりあえず今回はここまでにして次回に回します。
ではまた。