前回からの続きです。
4人部屋に、入院をした。
カーテンは、どこも常に閉じているような感じだった。
長く入院されている方と短期の方と半々な感じだった。
比較的、病名、病状は、オープンに話していて、情報交換をしているような感じだった。
手術前日
手術の説明を主治医から、呼ばれて、夫と聞いた。
10センチ位の傷になるとの事。開腹してみて、卵巣と卵管を取るとの事。
もし、その時に、ガンだとわかれば、子宮と、もう片方の卵巣も取るかもしれないと言われた。
これは、開腹してみないとわからないとのこと。
子供を出産してなければ、何かあれば子宮を残す方向で手術をするそうだが、子供を出産してる事から、何かあったり、疑いがあれば、予後の事を考えて取りますと言われた。
私はこの時、全身麻酔をしてる事から、この手術の判断は夫に委ねられた。
この事を書いてある書類には全てサインをした。
主治医からは、『お子さん3人目は、考えていますか?』とは、最初に聞かれた。
『いや…。もうムリです。』
何やこの答え。テンパりすぎやろ私(笑)
その後、看護師さんから手術とかの説明を受けて部屋に戻り、準備を始めた。(夫は帰宅済み)
しばらくお風呂には、入れなくなるとの事で、優先的に入らせてもらえた。当分、湯船にはつかれないと言われた。
お風呂から、上がり。その後は、剃毛をされた。
手術で切る所が、ビミョーな位置だからだろう。
剃毛、初めてや
看護師さん、ありがとう✨
手術当日
全身麻酔の為、前日から、食事と水分の摂取の制限を受ける。
手術着に着替えてスタンバイ。
TVで、みてると、ベットに寝たまま運ばれてるイメージだったので、それを想定していたが、私は手術室の扉の前まで歩いていった。イメージと違った(笑)
何か残念
夫とは、そこで別れて、主治医の横を通り抜け、スタスタと手術室まで歩いていった。いや、TVとちゃう(笑)
心の中で、ちゃうやん❗️と1人で突っ込んでいた(笑)
その時に、小部屋の中に、若そうなドクターが、うようよいるのが見えた
あれは、もしかして…💦
手術室に入って、背中に麻酔を初めにかけた。
この麻酔の先生も2人いた。
麻酔医の先生が、研修をしていて教えながらしていた。
『やるときは、僕がするので心配しないで下さい❗️』と言われた。
いや、心配してないけど、言われた方が、何かあるんなかな?って思うやん(笑)
身体を丸めて❗️と言われたが、身体の固い私は、『いてて…💧』とそっちの方が辛かった
その後、全身麻酔をかけて手術開始となった。
主治医が言っていたが、全身麻酔が効いてから、研修の先生達が入るそうだ。最初から、いると患者の血圧が上がったりするそうだ。
そうかも(笑)
顔隠れてるけど、何か恥ずかしいし
先生方、さっきも隠れてるつもりだろうが、見えてたからな
隠れ方が甘いねん(笑)
手術が無事に終了。
肩を叩かれて起こされた。
もう研修の先生達は誰もいなかった。
レポートでも、書いているのかな
先生の話だと、無事に手術は成功した事。その時の検査で、ガンの所見はなかったので、片方の卵巣と卵管のみを取った事を言われた。あとは、麻酔が切れてから話すとの事だった。
痛み止めのタンクみたいなのを背中に刺して、継続的に、薬が入ってるとの事だった。
あと、酸素マスクを、ずーっとつけられていたのだが、自分の口の中の空気が臭くて、外したい❗️と言ったが、ダメ😢🆖⤵️と却下されて、凹んだ。
苦しい…😣
これが一番苦しかった。
自分でいうのもなんだけど、臭かった(泣)😢⤵️⤵️
手術翌日
翌日から、腸とかの癒着防止のために、尿の管を外したら、歩く🚶ように言われた。
痛かった…。
歩きたくなかった…。
歩かされた…。
看護師さんが最初、👹鬼に見えた。私の為に言ってるのは、わかるけど、キズが痛い😭💔歩くと響く
白衣の天使さんは、患者の為に鬼にもなれる。尊敬や😃
じゃないと、言うこと聴かないよね。
だって患者は、楽したいもの(笑)
そうそう、私の卵巣の中味は、油のような物だったそうだ。
結構腫れ上がっていたと聞いた。
夫も、見たくなかったが、ムリヤリみさせられたそうだ。
摘出したものは、見せられてしまうそうだ。
で、あっというまに、2週間がたち。
家に戻れた。
その後の精密な細胞の結果は、良性とでた。
そして、夫は、妻が病み上がりなので、単身赴任をしなくてはいけないなら、数ヶ月後にと話してたそうだが、何と、私の手術の1ヶ月後に、急遽、関西の方に単身赴任をすることになった。
そんなもんだ。サラリーマン👨💼
何とかなるで❗️と送り出した。
現在
定期的に見せる必要はなく。
一年に一度の子宮ガン検診のみとなっている。
話は、変わりますが、私の手術は、高確率で、先生の研修とか見学とかになってる事が多い。
珍しい感じだったり、初歩的な内容だったり、勉強に使えるらしい(笑)
もちろん、入院や手術をする前に、聞かれている。
イヤなら拒否できるらしい。
他の人の内臓とかは、みたことないので、オールオッケーと答えた。
でも、見学とか研修に使われたからといって、手術が安くなるって事はない(笑)
あくまで、研修研究に貢献してるだけ…って事です。
この卵巣嚢腫の手術以外も、そんな事が多いので、一度も断った事はない✨
きっと私は、そんな星の元に生まれたのだと思う(笑)
写真も、レントゲンも、手術も個人情報なので、患者がOK出さないと使えないそうだ。
何にでも使っていい❗️と答えると、結構、びっくりされる。
即答するのは、珍しいそうだ。
いや、私だけ知ってても何の役にもたたんしな
何に使っても構わないんだけど、唯一、言うとしたら、もうちよっと顔とか体型を盛りたい
今の写真の技術ならいけるやろ(笑)
何なら、女優さんみたいにしてほしい(笑)
かなり盛らないとダメやけども…😣
そうそう、病院によっては、告知してあって、研究などに、使用する事もあります。協力をお願いいたします。って書いている所もある。