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補正下着で世界に美を届ける♪

女性の美を補正下着で応援するブログ!補正下着関係の仕事を始めて15年。日に日に進化していく下着業界の経験からどんな下着を選んだらいいのかわからない方に是非サクッと読んでほしいなと思い作成しています!

女性ならバストの悩みは尽きないもの…

バストのサイズから形、または乳がんなどの病気までその悩みは深刻です。

 

そんな悩みの中であまり聞いたことがないかもしれませんが、実は成人女性の10人に1人は陥没乳頭で悩んでいるといわれています。

 

陥没乳頭は放っておいても大丈夫なのでしょうか?

 

また様々な病気との関連はあるのでしょうか?

そんな疑問を解決していきます。

 

陥没乳頭とは?

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陥没乳頭とは陥没乳首ともいわれ、その名の通り乳頭(乳首)が陥没していることを言います。

あまり聞きなれないかもしれませんが、片方または両方の乳頭が陥没していて悩んでいる人は多いのです。女性のみならず、男性にもまれに現れる症状です。

 

陥没乳頭の原因としては、 胸が発達するときに乳腺をつなぐ乳管の成長が追い付かず、乳腺と乳管に発達の差が生まれてしまった時に陥没乳頭になってしまいます。

 

乳腺と乳管の発達に差が生まれると、発達の時につく脂肪と乳腺が乳管を内側に引っ張ってしまうためです。

 

また成長段階に限らず、生まれた時から先天的に陥没乳頭の場合もあります。

 

いずれも胸の繊維組織が未発達になっていることで陥没乳頭の症状が出ると考えられています。

 

陥没乳頭の中にも2種類あり、真性の陥没乳頭と仮性の陥没乳頭があります。

 

真性の陥没乳頭は、触ったりつまんだりといった刺激をあたえても乳首が突出しない状態のことです。陥没乳頭の症状的には重度といわれます。

 

この場合はセルフケアでの治療はなかなか困難で、手術などでの治療が必要になる可能性があります。

 

仮性の陥没乳頭は、反対に触ったりつまんだりすることによって乳首が突出する状態のことです。吸引器を使ったり、マッサージをすることで改善が見込めます。

 

さらに陥没乳頭で心配なのは、乳がんなどの病気によって乳首が陥没してしまっている可能性もあるということです。

 

陥没乳頭は見た目のコンプレックスや出産して授乳するとき以外には案外困ることがなく、そのままにしてしまうことがあります。

 

しかし、もしかして乳がんによって乳首が陥没していたら…

 

生死に関わるかもしれません。

 

陥没乳頭をそのままにせず、一しっかりと治療することも大切です。

 

陥没乳頭と乳がんの関係とは?

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陥没乳頭は基本的には先天的なものであったり、思春期になり胸の発達の際の繊維組織の成長差とといわれていますが、大人になってからある日突然、乳首か陥没してしまった時には注意が必要です。

 

 

乳がんとは?

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乳がんは、乳腺にできる悪性腫瘍のことをいいます。

 

胸は母乳をつくる乳腺と脂肪が大半を占めています。女性は成長とともにこれらが発達して、胸が膨らみます。

 

乳腺の組織は15~20の乳腺葉で作られていて、母乳を作るたくさんの“小葉”とその母乳を乳頭(乳首)まで運ぶために細い乳管に分けられます。

 

これらが少しずつ合わさって1つの乳管となり、乳頭へとつながっていきます。

 

乳がんは、この乳管または小葉の細胞にできる悪性の腫瘍のことを指しています。

 

乳がんは胸の上部に発生することが多く、約95%は乳管の上皮細胞にできる悪性腫瘍といわれています。

他にも小葉にできる小葉がん、腺様嚢胞がん、管状がんといわれるがんもあります。

 

乳がんかも?こんな症状がでたら要注意

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乳がんの場合、初期の頃はほとんど自覚症状がありません。

しかし次のような症状が段々とでてきますので、少しでもカラダに違和感を感じた時にはきちんと病院を受診するようにしましょう。

 

しこり

自分で胸を触った時に何かコリコリとしたものがあった場合、乳がんのしこりの可能性も考えられます。

ただし胸にあるしこりの90%は悪性のしこりではなく、乳腺炎や乳腺症、乳腺繊維腺腫などといった良性の疾患によるしこりだともいわれています。良性のしこりは、弾力性があり動くともいわれていて乳がんとは関係がありません。

ただし悪性の腫瘍によるしこりは、硬くてあまり動きません。

触診で見分けられそうですが、決して自分自身で判断するのではなく、気になるしこりを感じた際は検査を受けましょう。

分泌物がでた場合

乳首から分泌物が出た場合も乳がんの可能性があります。

ただし、無色・白色の場合は乳がんとはほとんど関係がなく心配の必要はありません。

ここで気にしていただきたいのは血液が混ざったような褐色のもの、黒っぽい血液が分泌された場合には悪性の腫瘍ができている可能性があります。

乳首や乳輪のただれ

乳首や乳輪のあたりがただれたり、湿疹がでたりした場合も注意しましょう。

ただれや湿疹ができて、何度も繰り返し症状が現れる場合は早期の乳がんの可能性も考えられます。

皮膚の変化

胸のあたりの皮膚が赤っぽくなったり、ミカンの皮のように凸凹したようなものが出てきたり、胸の皮膚がえくぼのように凹みができたりすることがあります。

腫れた感じがする、熱っぽさがあるといった場合にも注意が必要です。

胸の痛み

長い期間、胸に痛みを感じるときにも悪性の腫瘍ができている可能性があります。

生理の時などには胸の張りや痛みを感じる女性も多いと思いますが、生理中でなくてもそういった感覚があったり、生理が終わってしばらく経っても痛みや張りを感じる際には乳がんの可能性も考えられます。

脇の下にしこりや腫れがある

乳がんが乳房以外にリンパ節に転移すると、脇の下が腫れたり、しこりのようなものを感じることがあります。

リンパ節にしこりができると、リンパの流れが悪くなることによって腕がしびれたり、浮腫んだりといった症状もでてきます。

乳首の陥没

乳頭(乳首)の下に悪性の腫瘍ができると、その腫瘍が皮膚を内側へ引っ張ることによって乳首が陥没することがあります。

乳首が引っ込む以外にも、引きつれる感じがしたり、左右の高さが違うなどといったことを感じた場合には注意しましょう。

 

まとめ

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陥没乳頭は生まれつき先天的なものの場合が多いですが、大人になってから乳首が陥没することもあります。

 

先天的な場合は大きく心配する必要はありませんが、ある程度成長してから乳首が陥没した場合には乳がんになっている可能性が大きく考えられます。

 

がんの治療は早期発見が何より大切です。

ご自身のカラダの変化に敏感になり、こまめにチェックして定期的な健康診断を受けましょう。そして健康に過ごせるよう心がけましょう。