長いこと時間をかけて読み進めていた、東野圭吾著作の「白夜行」をやっと読み終えました。


白夜行

なんせ、総ページ数が解説まで含めると860ページ。

読み始めたのは綾瀬はるか主演の同名のドラマが始まる前だったのですが、就活による時間のなさと、あまりの本の厚さによるかさばり感、威圧感により幾度も頓挫し、久しく手をつけずにいてはまた初めから読み直すといった悪循環に陥っていました。


だからこそ、読み終えたときにはある種の達成感が。

もちろんそれ以上に、読み終えた瞬間、結末に対して切なさを覚え、気持ちが高ぶってよく寝入れませんでしたけど。


解説の馳星周氏が書かれているように、ほんとにこの作品、構成が緻密ですよね。

なんといっても、描写手法。

主人公二人の内面は全く描写されず、あくまで他の登場人物の視点からの不完全な行動描写のみ。

にもかかわらず、白夜に照らされた虚無の道を背中に哀切を漂わせて歩く二人の姿に心を動かされてしまう。

いや、ほんとすごいです。


原作を読み終えて、ドラマを見ておけばよかったなとちょっぴり後悔。

なんせ最終回しか見なかったもので。

「世界の中心で愛をさけぶ」で主演した綾瀬はるか、山田孝之の二人がまた共演とあって、それは見応えのあるドラマだったに違いない…(それにしても、綾瀬はるかってかわいいですよね。)


東野圭吾の作品といえば、直木賞受賞作の「容疑者Xの献身」。

これも読まなきゃならないですね。


とにかくそんなこんなで、ようやく次の作品に手を付けられます。

次は、伊坂幸太郎の「終末のフール」。

3月24日の発売開始直後に購入したものの、ずっと手許で放置されていました。

「死神の精度」並みの設定の秀逸さを期待します。