-それを魔法というのなら-

今期のアニメの中で一番期待しているのはPAWORKSが制作の「色づく世界の明日から」

「凪の明日から」の監督が手がけたマジカルファンタジーとでも言おうか。

ただ、魔法はあくまで鍵であって主ではなく、これまでPA WORKSが作り上げてきた「花咲くいろは」のような人との関わりによってヒロインが成長していく青春ストーリーだと思う。

色が見えない。
目の前の世界から色が消えたら、恐怖しか感じないと思う。
何よりつまらないんではないか?

僕らは何気に色で世界を楽しんでいる。
街に咲く花、映画、絵画
あげればキリがないほどに。

それが一瞬でなくなったら…ゾッとするね。
ましてや、当たり前のようにそこにあった色がなくなったら。
当たり前が当たり前じゃなくなる感覚。
それは耐え難い。

魔法で色を失ったら、魔法がキライになる。
それは、当然の事。

でも、人との繋がりで考え方は変わっていくもの。主人公は出会いでどのように変わっていくのか、非常に楽しみである。

言葉は魔法のように人を動かす。

また魔法を見せて。
同じ呪文でも発動するものは別だ。

好奇心は人を傷つけ
優しさは人を包み込む

それを魔法と呼ぶのなら、
僕ならあなたに何て呪文を唱えるのだろう。