イヤだなぁ~・・・と思う気持ちは、分かるけど、ようは考えようだよ。 | 京都山科の釣具屋・バスフィのてんちょのブログ

イヤだなぁ~・・・と思う気持ちは、分かるけど、ようは考えようだよ。

「イヤだなぁ~・・・と思う気持ちは、分かるけど、理解しよう。」


ギル・バスを駆除する人たちがいる。

目の敵にして、殺しておられる事もあったりする。

僕らバサーにとっては、とても、悲しく、いや~なことだ。


しかし、やはり、ギル・バスが及ぼす影響がないわけじゃない。

まあ、駆除の8~9割がギルである現実を見ると、かなりの率がギルになる気がする・・・w

問題あんのはギルじゃねーの?っと!いう気持ちが、ないわけではないが、そんな細かいこと言ったって、世間的には、仕方がないのだよw

釣り場で、地元の人と良く話す人は、分かると思うが、バスもギルも何も、かなりの人が見分けつかん(爆)

ヘラ上がって来てもバスかと言われたり、バスもってたら、「なにやソレ?」って聞かれるw

釣りしてない人は、そんなもんなんだよw


でもってだ!


僕らは、バスを大切だと思いながら、針でぶっさして、引きずり上げて、

地面において写真撮って、持って撮って、弄繰り回して、「元気でなっ」と、逃がすわけだ。

(注意:琵琶湖といわけではなく、バス釣りをするものの釣れた後する行動の大半を占めている行為でねw)


斜めから見れば、釣り人の「精神」を保つためだけの『元気でなっ』であることを、まず認めねばならない。

(ちゃんとリリースしても2割が死んでいると言うデータがあります。弄繰り回していれば3割、4割は死んでいるという事実を認めなければいけません。)


そして、それを踏まえたうえで、駆除する人との『行為』の違いを考えてみる。

自分の手を下すか、生きる可能性を含んだ上でも『見えないところで死ぬか(殺す)』の違いだ。

心持の話など、見えない話なので、大切な事だとは思うが、ひとまず置いて置こうじゃないか。


もちろん、自分で手を下すのはイヤだ!と言う人が多いだろう。

良く分かります。

僕だってそうだ。


焼肉、から揚げ、ジンギスカンは、食べたくても、自分で殺せと言われれば、イヤだし、無理だしねw

そういうことだ。

ん?まだ、伝わりきらんか?


僕は、基本的には、エゴで結構、精神を保つためにの、リリース大賛成だ!

しかし、それなりの所では、駆除はせねばならんことになってきている。


そうでない所では、別に、関係ないお話かも知れんが、そこいらでも駆除と言う行動を起こしておられる人がいるかもしれないので、まあ聞いておきなされw


バス、まあ、特にギルでいいが、ある程度駆除したほうが、結果的に良くなるのです。

ちょっと、過大な言い方をすると・・・・・そうしないと、バス釣りが面白くなくなるのだ。


どういうことかというと、まず、バスが多すぎると言うことは、バカでもヘタでもバスか釣れる。

つまらんのう?w

何所へ投げてても釣れるような釣りが、バス釣りだと思ってる「バス釣り」の『バ』の字も分かってない人は、

「バスが減ったから釣れなくなった」と言うような話をするかもしれないが、「バス釣り」を分かっていれば、

そんなことよりも、ポイントをしっかり狙うことでバスの反応を得られるようになってきていることを、面白くなったと感じるものだと思うのだ。

バス釣り好きは、そうであって欲しいと、ぼくは思うのだ。


バカでも釣れる状態がバス釣りだと勘違いしている人もいるのだが、それは、単なる魚(雑魚)釣りだ。

エサつけて、たらせばそれなりに何かの反応が来る。

ちょっと、極端な物言いかもしれないが、そういうことだと、ぼくは、思っている。


「そんな(簡単に馬鹿でも釣れる)、バス釣りが好きなんだっ!」って人は、結構だ、釣れないことに飽きて、さっさと止めちまえっ!っと、思っていますw


そして、次に!

数が多いと、いろんな理由で、デカイのが釣れにくくなる。

つまらんすのう?w

僕は、それほど、サイズサイズと言うわけではないが、やはりデカイ奴は、すばらしい魅力を持っている!


何故、数が居過ぎると、大きくならないのかは、分かりませんが、昔の河口湖の話を聞くとそう思うね。

多すぎると、デカクなり難い説。(水槽で魚を飼ってるひともよくこういう話をしますね。)

ま、この辺の詳しい話は、しても僕は、基本バカですから、当てにならんのでやめましょうw

なんとなくは、伝わるでしょうから。


競争相手が少し減り、エサである魚が増えれば、バスの状態は、ドンドンよくなってゆく!

琵琶湖のたとえが、一番分かりやすいだろうか?

リリース禁止を始める前からだが、バスは減りつつあった。

釣り場に良く出ていた人なら、8~9年前の時に変化があった事に気がつくいているんじゃないだろうか?

僕の一人思いかもしれないが、8~9年前に減少の急激なときがあったように感じる。

目に見えて減ったから(ポイントうんぬんではないと思うが、何の根拠も証拠もない話だw)

そこからは、ゆっくりと年々と・・・・。


リリース禁止によって、どうこう言う人もいるが、駆除は、その前から普通に行われていたわけでw

ただ、駆除量が発表されたり、回収ボックスを目の当たりにするので、効果を感じるだけで、実際、昔のほうがもっとやっきになって駆除されていたw

今更、なんら、どうこう、気にする事じゃない。


まあ、その自然界における自然減少と、駆除のおかげさんで、琵琶湖のバランスに変化が出てきたように感じる。

2年ほど前からだろうか?

だって、バスの強敵に当たるギルが、かなりの量駆除されているわけだから、バスは喜ぶw

駆除量の半分以上か、少なくとも7割くらいはギルだと聞く。(僕が聞いたのは8割だが。7割にしとくw)

そのおかげといっていいと思うのだが、ロクマルが、やたらと釣れるようになってきたように感じる。

それを感じている人は、以外と多いのではないだろうか?


まあ、昔からいたやつが、やっとロクマルに到達した、と言う事も考えられなくはないが、バスの成長はそんなに遅くもないらしいので、それだけとも思えない。
若い固体で、デカイのが増えている。と言う話も聞きますしね。


だから、本当の意味での「バス釣り」が好きな人は、面白くなっていると僕は思う。

ワクワク感は、以前の比ではない。


っで!

そういう状態に、焼肉の「肉」の状態に誰がしてくれたのか?

誰が手を汚してくれたのか?


そういうことだ。


いくら駆除されても、環境さえ、ソコソコととのっていれば、魚は、いなくならない。

減れば、増える。

増えられる環境があれば、増える。

爆発的に増えると言う事ではなく、それなりに保ってくれるくらいは増えるだろう。と言う話だ。

バス、ギル、コイは、強い。

今減ったと言われるものは、弱いものばかりだ。

現実は、そういうことなんだと、思う。

馬鹿な一般人(ただの素人釣り人)が言う事だ、根拠は見て感じたことだけで他には何もないんだがw

ニワトリを〆てくれる人がいるから、フライドチキンが食えるんだ。

牛を〆てくれる人がいるから、焼肉が食えるんだ。

ブタを〆てくれる人がいるから。焼きブタが食えるんだ。


ありがたいことだ。


駆除してくれる人がいるからこそ、強い引きの体調のいいバスが釣れるんだ。

とても、ありがたいことだ。

駆除してくれる人がいるからこそ、デカバスが育ちやすくなり、バス釣りの夢が広がるんだ。

素晴らしく、ありがたいことだ。


そういうことだ。

感謝すべきだ。