遂にこの日が・・・
(忘れないであろうこの日の出来事なのですが、忘れたらいけないのでいつもより細かく書かせて頂きます笑)
7月24日。
いつものように支度をし、夜中の1時に自宅を出ます。
現地ではチョイ悪こと、S井さんと、そのお仲間さん達と合流☆
新幸丸 おかみさんに船まで送迎してもらいます。
連日猛暑が続いています!
水分は絶対に摂って!!
とおかみさんから優しい言葉を頂きます・・・m(_ _ )m
実は、いつも釣りに夢中になりすぎて、水分も食料も摂らずに釣りしてしまう状況でした。。
さすがにこの時期それやったら、1っ発でぶっ倒れると思います!!
それくらい気を付けないといけません。
この間、自分で体感したので毎回書きますよ!!(汗)
釣り座は右舷ミヨシ!
S井さんは大ドモ!
胴の間にS井さんのお仲間2人に、カップル2人を挟んだ6人。
準備をし、4時出船!
今回も用意したのも2タックル!
青帝TENYA MADAI 245Mに5号ビンビンテンヤ房総タイ手打ち鈎の大鈎のレッドゴールドをセレクト!
230Lに3号ビンビンテンヤ中鈎チャートグローゴールドフレークをセット☆
寝て行こうと試みるが、釣りの前はなかなか寝れませんです。。
約30分、ここの所、霧が毎回出ています。
ポイントは大好きな太東沖!
太東沖との相性は良いんです☆
この日も海はペッタペタ~☆
大原レベル1と言った所☆
朝からシーアンカー効きません。
オマケに潮も・・・orz。。
水深25メーター前後。
探見丸には、フラット気味な根が映し出されています。
まずは5号テンヤで真下に落として状況見ますが、やはり『トントントン・・・』。。
ほぼ同じ場所をリフト&フォール状態なので、近くに魚がいないともちろんアタリはありません。。。
ならばと!前回もやったキャスト釣法に切り替え!
根もフラットなので、根掛かりもさほどしません。
(しちゃう時はしちゃいますよ!)
この釣り方は、水深浅目で、なおかつ海の良い時が条件ですかね?
キャストしてるのもあると思いますが、アタリがすんごく小さい!!
海悪いと、このアタリとれる自信ありません。。。
それぐらい小さいんです。
245の竿の長さを生かし、シャクリ上げ、そのまま竿先はテッペンでストップ!!
そうする事によって、カーブフォールをさせます。
フォールの時間が多少でも欲しいので、この釣り方になりました。
きっと、大きくシャクった所で、斜めに入っているテンヤ、1メートル浮いているかいないかだと思います。
ウネリでもあれば、それを使ってもっとシャクリ上げれるとは思いますが。。
5号以上だと、この日はきっとシャクっても底を引きずるだけになってしまいますね!
この釣り方に変えたら、アタリ出始めました!
テンション張って、カーブフォール。
すると、竿先に『コココ・・・』と違和感。
すかさずアワセると、『ゴンゴン!』と鯛のヒキ☆
500グラムくらいの本命真鯛!
その後もワンキャスト、ワンバイト位の確率でアタリありますが、乗らないものが殆ど。
しかも1回アタってそれっきりが多かった。。
そんな中、またしても500グラム位の本命を水揚げ!
この釣り方が合ってる事はわかりましたので、小さいアタリも見逃さないように集中します。
もちろん水分摂りながら!(笑)
底トントンなので、小オ二カサゴも混じります。
自分には変なヒトデ!
完全にアタリましたよ!!(笑)
ダイちゃんが持って写真撮ってると、変な緑の液体を出して来たのですぐにリリース。。。
その後も、大ミヨシで釣りするダイちゃんと話しながら、釣りしていると、ダイちゃんが『なんかアタる~!』と言ってたと思ったら、自分は根に掛かり、プンと外して浮き上がった瞬間!
竿先に『カカカカッ・・・!』とアタリ!!
すかさず高速巻きアワセでフッキング!!
すると・・・『クククク・・・』『ジー!』『ジー!』とドラグが出ます!
なんとなく釣れ方に違和感があったのですが、真剣にやり取り!
イマイチ鯛にしちゃトルクが無い感じ。
そう、揚がって来たのは・・・
お祭りもせずに揚がったので良かった☆
その後も、400グラムの真鯛、子鬼、沖メバル、ショウサイフグなどを水揚げ!
残り1時間を切りました。
午後も乗って行こうか迷い出した頃・・・
遂にあの瞬間が。
同じように、テンヤをキャスト!
底を取り、フワッと浮かし竿をテッペンでストップ。
テンション掛けながらカーブフォール。
これを何回だったか・・・
3回位??繰り返したその時・・・
フワッと浮かせ、テンションフォール。
底に着くか着かないかの所で・・・
『ツン・・・』とアタリが竿先に伝わります。
竿はテッペンにあるのでそのままテンションを掛けながら(緩めたらダメですよ!)巻き取り良い所でフッキング!!!
口で言うとダラダラしてそうですが、この間数秒です。
すると『ドスッ!!!』っとした重量感!!!
それはもうほとんどが根掛かりと変わらない重さが、竿の胴に圧し掛かります。
デカイ!!
瞬時にそう思い、出来るだけ底から離したいと言う気持ちになりました。
リーダーを2,5号に変えていたので、ドラグは少し強めにセッティングしていました。
ですが、そんな気持ちが伝わるはずがありませんね。。
『ジ・・・ジ・・・ジィィィ~~~』
ここは強気にならないといけない所!
探見丸にはフラットな根!
青帝の強靭な粘りを生かし、これは獲れるぞと自分に言い聞かす!
少し底からは離れた感があったので、後はフッキングがしっかり決まっているか、ラインは傷付いていないか・・・。
色んな事を考えながらファイトしていたと思いますが、心臓はバクバクです!!
次第に、周りに集まって来てくれた同船者達!
S井さんも『ヨッスィ~やったな!デカイ!記録更新じゃない?』と・・・。
かなりプレッシャーを掛けられた感がありましたが、そこは船長が・・・『S井さん、まだ獲れて無いから!!』とS井さんに・・・(笑)
船長がフォローしてくれてるのを覚えていた自分に今ビックリしていたり・・・(笑)
水深も25メーター。
鯛も元気で、巻いちゃ出され、巻いちゃ出されの繰り返し。。
もう引かなくていいよ~(泣)
正直ほんとうにそう思っていました・・・(笑)
左腕もパンパン。。
ですがそんな攻防にも限界が近づき、鯛も浮き始めます。
残り、20・・・19・・・18・・・とラインがリールに収まっていきます。
あと一色!10メーターと言った所でなんとアクシデント!!
どうやら仕掛けを入れていたお客さんとお祭りしてしまったようで、途中にカブラがぶら下がっています。。
同じ体験をした人にはこの時の不安な気持ちがわかって頂けると思います・・・(泣)
ですがこのお祭りは酷く、なんと下にも上にも動かないほど絡まってしまっています。。
お祭り解きの大地でもこれは厳しいと。。
それ以上無理に巻いたら、竿が折れるか、ラインが切れる事は間違いありません。
魚もグロッキー!
浮いて来てしまいます。
そこで決断!!
船長に糸を託し手繰る事を決意!
この状況ではこれが1番最善の選択だったと思います。
船長がゆっくり手繰って上げて来るとすぐに・・・見えた!!!
その魚体は、今までに見た事も無い位デカイ!!!
ボフッ!と浮き、ダイちゃんのネットに収まった瞬間・・・
『ヨッシャー!!』
感無量。
人生でこんな感動した事ってあったかな??って本当に思う位。。
みんなと握手、ハイタッチと・・・おめでとう!!の言葉が(TωT)
釣りやってて本当に良かった。
しばらく放心状態。。
魚を絞め、重量測定。
少し、船のヒキ波があったので、一瞬8キロのマークが!
ですがちゃんと検量するため、波が無くなった所で船長が測定すると・・・
7,6キロ!!!
正真正銘5,3キロの自己記録を大きく塗り替えたモンスター真鯛です!!
その7,6キロを持ち上げると・・・
たまらない重量感。
もうダメ。。。
全身の力は抜け、手足が震える中、緊張が解け、胃に来てしまいました。。。ハハハ・・・。。
ちびまる子ちゃんの山根君状態になり、その後40分の釣り出来る時間があったにもかかわらず、終了~。。
集中力も無いし、本当に釣り出来る状態ではありませんでした(笑)
まだまだです。。
そうして、夢のような時間は過ぎ、港に帰港です。
クーラーに入りきらずに、無理矢理折り曲げてねじ込んでくれた大船長。
帰って長さを測りましたら、全長83センチ。尾叉長75センチ。
お祝いメール、お祝いコメントいっぱい頂きありがとうございます☆
この事をブログに書いてくれた方達☆
船長、ダイちゃんありがとう!
まだまだデカイのいそうです!
この感動を求めて更にデカイのを夢見て行きたいと思います☆
釣果、真鯛4、沖メバル1、サンパク1、オ二カサゴ2、ショウサイフグ1。
タックルデータ
ロッド:青帝TENYA MADAI STMS-245M-TT
リール:モアザンブランジーノ3000
ライン:ライトタックルG♯0,6号200メーター
リーダー:フロロ2、5号3ヒロ
使用テンヤ:ビンビンテンヤ5号房総タイ手打ち鈎の大鈎 カラーレッドゴールド
この時の状況を、ジャッカル FIELD REPORT にも掲載されていますのでそちらも良かったらご覧ください☆
完。