見た、気になってる映画館 -11ページ目

見た、気になってる映画館

クラシック映画を中心とした映画講評ブログ。
主に「知ってるけど見た事はない映画」になってしまっている偉大なる映画をテーマにします。核心的なネタバレは一切なし。とはいえ当方は相当なにわかファンなので内容はうっすい。
明日レンタルするDVDの参考にどうぞ!

第二回は前回の猿の惑星のフランクリン・J・シャフナー監督繋がりで
ちょっと話しにも出した『パピヨン』にします。
こんな感じで何かの繋がりで進めてこうかな。
にわかファンならではの切り口でやっていこうと思います。


ばっすんのブログ-パピヨン

パピヨン(1973年)
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:スティーブ・マックイーン、ダスティン・ホフマン
ストーリー:
主人公は金庫破りで胸に蝶の刺青をもつパピヨン。
いきなりなにやら濡衣をきせられ終身刑となる。
南米ギアナのデビルズ島で過酷な強制労働が科せられることになった彼は
脱獄を決意。偽札づくりの名人ドガの協力を得る事になる。
物語りは逃亡を企てて行く中でのパピヨンとドガとの友情を描いて行く。

◯脱走×友情
マックイーンが脱走します(笑)
「大脱走」と比べると大部ハードボイルドだけど。
主人公が希望を捨てない諦めないという基本的なメッセージは一緒。
マックイーンはそういう意志の強い人間像ででてくるのかな?
また、囚人同士の友情と逃走劇っていう面では「ショーシャンクの空に」に似てなくもない。
ラストシーンも意味は全然変ってくるけど受ける印象も似てたりする。

◯いいとこわるいとこ
デビルズの独房の設定が、一回目でと◯◯日、二回目◯◯日、三回目死刑みたいな感じだったので、2回は脱獄失敗するんだろうと言う事は予想できたんだけど、なかなか二回目捕まらなくて、その時間配分がなかなか憎かった。
全体的に友情物語りとしては都合良過ぎというか、唐突。あんまり共感はできない。
しかしながら独房でのマックイーンの演技は見ものです。
パピヨンがドガを守るため拷問を受けるような形になるんだけど
自分だったら即効で吐いちゃいそう(苦笑)
拷問は怖い。
ところで2度目の脱走の時パピヨンは思いッきしドガを置き去りにして逃げたようにしか見えなかったんだけど(笑)どうなのアレ!

◯繋がり
ダスティ・ホフマンの映画は全然見てないけどゆいいつ「コンフィデンス」だけみた。
しかしこれはアンディ・ガルシア目当てでみたやつ。
確かによくよく考えるとキングはホフマンだったわ。
この映画は騙し系映画好きな人にはおすすめ。

次回はマックイーン繋がりで「荒野の七人」ぐらいにしとこうかな。
まぁ未定と言うことで。

第一回はおいらが最も好きな映画の一つである猿の惑星について。
あまりにもメジャーな映画だから他人が読んでも
「んな事は知ってるわ!」って感じになっちまうか!
まぁがんばります。
まずは基本情報。


ばっすんのブログ-猿の惑星

猿の惑星(1968年)
監督:フランクリン・J・シャフナー
出演:チャールトン・ヘストン、キム・ハンター
ストーリー:
宇宙飛行士のテイラー達は謎の星に不時着。
そこはもの言わぬ人が人語を話す猿によって支配されている星だった。
テイラーは捕まり、しゃべる人間として研究材料として拘束される。
猿の科学者「ジーラ」と「コーネリアス」と出会い、心通わせたテイラーは
猿の支配から抜け出し禁断の地を目指すも、驚きの光景を目の当たりにするのであった!

◯ストーリの見所
こんなかんじで、物凄い結末のある映画!のはずだけど
今の時代その落ちを知らずにこの映画を見るのは至難の業!
原因は有名すぎる事が一つと、DVDジャケットがネタバレw
ということでぶっちゃけちゃうと結末はこう!
テイラーが見たものは自由の女神の残骸。
猿の惑星だと思ったその星はなんてことはない地球そのものだったのだ。

で、こんなこと知ってしまったらおもしろくないというわけでもなく
テイラーが禁断の地で自由の女神の残骸を発見し、絶叫するあの有名なシーンは必見。
なにか胸騒ぎがするときに感じる、あの嫌なプレッシャーを映像から感じる事が出来るのです。
「このシーン以外普通の映画」何て言う人もいるけどこのシーンだけでおつりがくると思うんだ!
ラストだけでおつりがくる映画は他にも「ニュー・シネマ・パラダイス」も思い浮かぶ。

◯続編も意外と良く出来ていると思う
この映画はB級な続編があり全5作のシリーズ物になっている。
2作目はもろ続編で、ちょっと見る気になれず、みてないけど
3作目はジーラとコーネリアスが今度は現代の地球にやってくると聞いて
その逆転の発想ととれるストーリに惹かれてみてみた。
3,4,5作はそんな感じな近未来が舞台の話しです。
全体的には1作目のように人間と猿が入れ替わって行く過程を描いて行くことになるのかな。
しかし5作目は「悲劇は繰り返さない」というテーマのもと平和に終わる。
おいら的によくできてるなと思ったのは4作目である「猿の惑星・征服」である。

この映画の主役はジーラとコーネリアスの息子シーザー。
穏やかな性格であった彼は育ての親の死や、全ての猿を奴隷のように扱う人間の行動に激怒し
反乱を起こすというストーリー。
ラストはシーザーら猿達は人間との最初の戦いに勝利する。
そして人間のちょっと良いやつマクドナルドと対話するシーンで終わる。
マクドナルドは「武力じゃ真の自由や平和は訪れない」という正論で説得するも
シーザーは怒りの反論で聞く耳をもたない。それはそうだ、人間が言っても説得力ない。
シーザー達猿はめっちゃ怒ってる。
じゃあ今度は猿が人間を奴隷にするかってなると今度は猿が悪者になってしまう。
3作目からは割りと人間が悪者に扱われているから、大抵の人は猿目線で映画見ると思うんだけど。
その猿が人間を虐げるこの瞬間に、何が正しいのかハッと考えさせられるんだ。
シーザーは人間に良い奴がいる事は知っているし、もともと優しい性格。
なにか胸くそ悪そうなまま、今後の人間への反抗を決意するのであった。。。って感じでおしまい。

そこに隠されたメッセージは時代背景も考えると本当に良く出来たアナロジー作品だと思うのです。

◯スタッフとか他作品との関係
フランクリン・J・シャフナー監督作品といえばスティーブン・マックイーンの「パピヨン」が好きだけど、よくよく調べてみると十二人の怒れる男のテレビドラマ版を演出もしているらしいし、これは要チェックや!
あと1968年は「2001年宇宙の旅」も公開されている歳。同じ時代に二つの未来を描いた傑作が存在するなんて素敵です。