運命ならば | I'm blessed to have your in my life ~先生がいてくれて、私は幸せです~

I'm blessed to have your in my life ~先生がいてくれて、私は幸せです~

Dear先生へ

私が好きになった貴方は先生でした

先生を好きになった私は生徒でした

どんなに好きだと叫んでも

どんなに先生を想っても

この恋は叶わない

そんな恋の物語




あぁ、なんで私は貴方を好きになってしまったんだろう

貴方は先生

私は生徒

なんで先生の貴方を好きになってしまったんだろう

なんで好きになってしまったのが貴方
が先生なんだろう

好きになったのがもし先生じゃなかったらさ

もっと普通の恋が出来たのかな?

告白だって出来る

近くで見つめることだって出来る

メールアドレスなんかも堂々と聞く事が出来る

すぐに会いに行くことだって出来るのに

でも、私が好きになったのは先生だから

告白なんて出来ない

遠くからしか見つめることが出来ない

メールアドレスなんか当然聞けない

すぐに会いに行くことなんて出来ない

遠い遠い存在なんだ

もし、もし運命的に先生と両想いで……

なんてことになったとしても

世間の目は冷たく痛い

もしそれが生徒ととだったら世間は祝福してくれるだろう

やっぱり

先生×生徒より

生徒×生徒の方が望ましい恋愛に過ぎないんだ

あぁ、こんな辛い恋

あぁ、こんな寂しい恋なんてしたくなかった

どうせ世間から私なんか「憧れと好きを勘違いしてる奴」としか思ってないのかもしれない

でも、違うんだよ

そんなんじゃないんだ

それゃあ憧れの先生だけど

憧れの領域を越して、好き

ギュッて抱き締めて欲しいし、結婚だってしたい

将来先生と共に歩んでいきたいと本気で思うんだ

軽い気持ちで先生を好きと思ってなんかない

全力で先生に恋してるんだから

先生との事は全部全部が全力なんだよ

こんなに辛く寂しい恋だけど

これ以上に満たされ幸せな恋なんてないんだよ

先生、

私は先生な貴方を好きになったんじゃないから

好きになった貴方が先生だっただけ

こういう運命だったんだよ

私は生徒として

貴方が先生っていう運命だったんだ

運命は変えられないから

だからこの運命を素直に受け止めて

全力で先生な貴方に恋する

ずっと、ずっと……












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