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緩和ケアって何だろう?

40才独身
子宮頸部腺がん3bから再再発。頚椎転移で下肢麻痺となり緊急入院!
転院先は緩和ケア病棟…。
壮絶な100日を過ごした後、セデーションを経て永眠。

緩和ケア病棟で過ごした時間は、苦痛を緩和できてたの??

かなぽんの姉、子宮頸部腺癌闘病記です。

 
緩和ケア病棟への転院が決定し、
転院への準備が着々と進みました。
 
姉はまだ、納得はできない感じ。
「なんであそこの病院が良いと思ったの?」
何度も聞かれました。
「民間療法を否定しないし、
   リハビリの回数が1番多いからだよ。」
私の答えも毎回同じでした。本心でした。
 
 
転院には介護タクシーを利用しました。
部屋は有料個室しか空いておらず、
姉は有料個室に入りました。
 
まずはベッドの位置を決め、
テレビの向き、
タンスの位置を変えました。
 
テレビはテレビ台が低く、
角度も変えづらいタイプで置く位置にまよいました。
姉は首が骨折のため、可動域が狭く、
テレビが見えないことには、ストレスがたまりました。
 
翌日の回診の際、担当医から居心地について聞かれ、
テレビが見えづらいこと、
ベッドの位置を変えて欲しいなど、
色々言ったそうです。
 
すると、担当医はすぐに看護師さんたちを呼び、
姉の希望通りに部屋の中の配置換えをしてくれました。
 
しかし姉は、なんでも希望通りにしても
全然気に入ろうとはしませんでした。
 
全てを都内の病院と比べて、
枕がダメ
ベッドがダメ(同じエアーベッドなのに)
窓がダメ
テレビがダメ
部屋が狭い
食事がまずい
マスクは前と同じものを使わせろ
アイスノンが違うから同じものを持ってこい
 
はては、
看護師さんが気が利かない
担当医が信用できない
 
などなど、不満ばかりでした。
 
実際のところ、
枕については、首の骨折が切実な問題だったので、
ネットで同じものを注文しました。
マスクは都内の病院で数枚いただいたものがあったので、
見た目を頼りにネット注文。
 
アイスノンは、まったく同じものなど売っていないので、
(医療機関で使っているものですから・・・)
これには苦労しました。
ネットで片っ端から同じサイズに見えるもの
(すでに現物は見ることができない)を注文し、
あれじゃない、これじゃないを繰り返しました。
 
で最終的には、臨時に買っておいた
100円ショップのうすいアイスノンで落ち着くという・・・。
なんとアイスノンだけで、1万円は消費しました。
使っているのは100円のが6個だけ。なんだかなぁ。
 
枕も同じものを取り寄せしましたが、
(当たり前ですが)新品の為、中のスポンジが固く、
首に当たって痛がり、結局使えませんでした。
 
結局、近くの寝具店で
中身の綿の量が自分で調節できるものを買ってきて、
それに落ち着きました。
枕だけでは、計10個、5万円以上も消費しましたね…。
 
もう、わがまま放題。
本当に振り回されました(笑)
 
1週間もたつと、姉も落ち着いてきて、
看護師さんたちと段々打ち解けてきたように
思えました。
楽しそうに話す姿もありましたし、
看護師さんも、「休憩」ということにして
姉の病室でおやつ休憩をとったりしていました。
(これは看護の一環です。姉の精神ケアのための措置)
 
私は病院が自宅の近くになったので、
毎日通うことができるようになりました。
 
毎日、1時間しかいられなくても、
これから一生分、姉に会いに行くつもりでした。