今日もお立ち寄りありがとうございます。
蝉の命はわずか7日間と言われていますが、
成虫になった蝉は一か月くらい生きているそうです。
幼虫の時間は卵から孵って3年から17年あるのだそうです。
角田光代さんの作品に「八日目の蝉」がありますが、題名のつけ方がうまいなーと思いました。
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土の中で蝉の幼虫は何を考えているのでしょうね?
樹木の樹液を吸って栄養にして成長しているそうです。
地下といえどもモグラ、ケラ、ゴミムシなどの天敵がおり、中には菌類
(いわゆる「冬虫夏草」)に冒されて死ぬ幼虫もいるのだそうです。
だから命を守るために不安を感じながら、なんとか生きようとしているんじゃないかな、と思います。
そして成虫になったとき、
「あら、わたしどうしちゃったんだろう?、あれ、空を飛んでいる!、土の中ではない世界があったんだ!」
「あれ、あそこでわたしの仲間が鳴いているわ、なんだかわからないけどそばに行ってみよう。」
そして蝉のメスは交尾して卵を木の根元に産んで、天寿を全うするんですね。
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人間は蝉の命は一週間と言っていますが、実はそれよりもずっと長いし、幼虫のときの思いのほうがずっと長いんですね。
成虫になったセミのことしか私たちは見ていないけれど、幼虫のときのセミのほうがずっと長いですよね。
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藤沢周平先生の作品に「蝉しぐれ」があります。
大好きな作品です。
宝塚でも観ましたし、NHKでドラマも制作されました。
主人公役は内野聖陽さんで、相手役は水野真紀さんでした。
水野さんはとてもきれいでした。
(プライベートの水野真紀さんにお会いしたことがあります。
お高くとまっていなくて気さくなかたです。)
内野さんもとてもよかったです。
「蝉しぐれ」はぜひ読んでいただきたい作品です。
ネタばれになりますが、思いを寄せ合っている男女がいろいろあって離れ離れになり、女が手の届かない人になり、女の主人が亡くなって明日、尼になろうとする日に二十数年を経て初めて肌を合わせて別れ、蝉しぐれの中、男は馬で帰ったという話なんですが、
蝉の一生と重なる思いがあります。
藤沢周平先生は登場人物の名前も考えて考え抜いてつけていたのだそうです。
表題の「蝉しぐれ」もよく練られたものだと思います。
周平先生は蝉の一生を知ってこのタイトルをつけたんだなーと思います。