とても大事な内容があります。
しかし、とても難しい。
関連部を抜粋して転載させていただきます。
薬草の居所、中村先生より

3000年の霊木   
ビワの木
万病は血液から起こる。



ビワの起源はインドに存在した。 
宇宙の普遍的な真理を説いた仏陀は
インドボダイシュの下で極限の断食に挑み
有と無の極地である涅槃の世界に到達した。
意識が純化するとそれは深化し
目に見えないものが見えてくる。


この世の最大の不条理である天災と病死、
貧困、その涅槃の世界で仏陀は
病苦の不幸を救済するものが
ビワの木と悟った。 


それが起源である。
以後中国を経由して平安時代ビワが渡来し、
天皇  公明皇后が施楽院を創設し、
そこで日本で初めてビワの温熱療法が始まった。
この世で一番薬効をもつものは
ビワの木である、
と仏陀はいった、
それで大薬王樹という名がある。


悪魔の明治維新学幕を開こうとする時代河野大圭禅師は24万人の不治の難病患者をビワ葉温熱療法で治癒させた。
それはほとんど倫理的なもので無償だった。
 

ビワの何か効くのか、それは現代薬理学の分析でもわかっている。毒と薬は裏表の関係にあるという仏陀はそれを透視して理解していたのではないか、まさしくそれこそが苦悩する病苦に地獄を彷徨う人類を救うものだと。 


それはビワの葉に特に
種子に濃縮されている
アミグタリン、ビタミンΒ17であった。
これは単独な物質ではなく、
シアン化合物と
ベンズアルデヒドと
二単位の糖の化合物で
組成されている。
シアン化合物も
ベンズアルデヒドも
ともに猛毒である。
二物が同時に作用する場合の
複合毒性は100倍の毒性を発揮させる。
この範囲内であれば一般的に
致死することはない。


これらは日本の法律でも
劇薬、劇物に指定されている。 


毒は服用する急性毒が
発生させる量、許容量がある。
シアン化合物、つまり
青酸カリの成人の致死量は0*2グラムであった。


生命は進化の過程で環境の多様な
有毒物質に摂食するとそれを
解毒分解しようとする耐性反応が働く。

人の場合は青酸を解毒する
酵素が合成された。
それがロリダナ―ゼリ
という保護酵素である。
この分解酵素の青酸の分解量は
0*2グラムということになる。
これを越えると青酸中毒が発生する恐れがある。


Β17の驚異的な血液浄化
酸塩基平衡


人間の生存範囲は
血液のPHで7*25から7*35の
弱アルカリ平衡で
保持されている。
人が死ぬ時はこのPHから大きなズレがある。
7*25以下が酸性であり、
7*35以上がアルカリである。


これが生命生理学の基礎である。
血液がストレス、病気、食生活で
汚れだせば正称なPHは酸性、
アルカリになり進行すれば
危険な状態になる。
血の汚濁が万病の原因
といわれる
のはこの意味である。
有毒ではあるが厳格に許容量以内に
ビワの葉をうまく使えば人の命を
救うこともある。


人工的に血液が
泥のように濁った
ウサギの血管に、
ビワの葉エキスを注射すると
血液のPHに劇的な変化学起こる。
酸性のドロトワロした
泥流のような血液が透明な
清流のような弱アルカリ平衡、
となったことが何度か報告された。


つまりビワの薬効は
生命生理学の基礎である
崩れた恒常性を元に
正常に回復させることにある。

この意味でまさに仏陀の教えた神の木であった。