皮膚科の先生に
改めて、掌蹠膿疱症骨関節炎の病気の原因について質問をした。
耳の病気も原因があるのでは?の質問に、例えば、慢性中耳炎とこたえてくれた。
骨関節炎になる8ヶ月前、たまたま耳鼻科へ診察に行った時、
「お母さん、右耳が、真珠腫になってる。
元々、生まれつきかな。
もしかしたら、息子さんも遺伝なのかも。
一年に一回でも、診察に来て下さい。」
と、言われた。
真珠腫。
息子自身が高校2年生の時になり、
左右の両耳を何度かにわけて、手術をした。
当時、右耳の状態はかなり悪く、手術も困難だと言われてたが、手術成功、術後良好、大学入学もギリギリ間に合った。
一生忘れない位、ありがたかった。
左耳は、大丈夫。
右耳は聴力は戻ってないが、日常生活には差し支えない。
息子が退院して、3ヶ月後、私自身が真珠腫だと告げられた時は、驚いた。
私は幼少時、中耳炎を繰り返してた
母親からは、「あんたは、右耳聞こえにくいから。」と大した事ないかの様に言われてた。
私も親がそんな感じだったから、気にもせず、大人になり、耳鼻科で診察する機会は何度かあったが、真珠腫と言われた事はなかった。
自分の真珠腫がわかって、骨関節炎になり、
2年近く耳鼻科へ行かなかった。
が、耳が原因ならと思い、先週、診察をしてもらった。
ん?
真珠腫が以前より、良くなってた。
大丈夫です!との事。
んん?そんな事あんの?
良くなる事もあるらしい。
ステロイドを服用してた影響かもしれませんと
言われた。
あのステロイドのお陰か…。
ヘェ~。
診察後、ホッとして、涙が出てきた。
涙の理由…。
実は、今年の2月、息子の右耳が再発。
検診で真珠腫が見つかった…。
手術は今年の12月。
大学生の息子は、診察や検診、親には絶対来るな!と言って聞かないので、本人に任せた。
直接、医師から息子の現状を聞いてないし、息子も親の心配を他所に、大雑把にしか言わない。再発を聞いてから、悪い事ばかり考えて、不安で心配だった。
今回、私の診察がきっかけで、先生が息子の普段、診察に来る様子や12月の手術について、教えてくれた。
手術するのは、ここではなく、大きい病院の前回手術してくれた先生にはなるが、
「以前の手術より、今回は、お母さん、心配しなくても大丈夫ですよ」と言ってくれ、ホッとした。
息子に、診察内容を諸々伝えたら、
「だから、そう言ったやん!」と一言。
嘘っソォ~!
再発した!真珠腫、どっか出来てるしか聞いてないし…。
言葉足りんすぎやん!
安心したけど、実際、手術して中を診てみないとわからない。
息子の主治医を信じて、乗り越えよう。
私が、ボヤボヤ病気になってる場合じゃない。
独り言。
私と息子ばかりが病気になる。
目に見えない原因があるとしたら、
母や兄。
病気になって、一年半。
大切だと思い、理解してもらおうと努力した一年半。父が亡くなっても、更に頑張った自分。
何も変わらない。
今回、私が真珠腫は良くなってた。
心にしっかりとめ、あの二人とは、
もう心の距離をおく。
私と心も住まいも距離をおき続けたのは、最初からあの二人。私が病気になっても、未だ自分達のワガママ、身勝手に振る舞う。
息子まで、犠牲にして。
恨み、憎んでも、悪化するだけ。こんな感情もちたくもない。
感謝の気持ちがあればと言うが、
一方が変わっても、食い潰す人間もいるのでは?
無視、無視、無視。
息子はあの二人の家に居候してると思えばいい。息子も割りきってる。
息子自身が、全てを理解してる。