ショッキングですが、米大手証券のリーマンが破たんしました。
影響は大きく先週のNYの株価下落を受け、金融不安が増幅その影響による信用不安ひいては景気減速→後退への悪循環へ突入です。似たような光景を昔の日本で見たような記憶があるのは僕だけじゃないでしょう。
結局、メリルを吸収したバンカメのCEOはリスクを取り過ぎるビジネスモデルはダメと切り捨てたようですが、はたしてそうかな?とちょっと思います。結果論としてそうなっただけでではないか?
ただ投資をずっとやってきてて改めて思うのは、リスクコントロールは非常に大事ということです。リーマンのビジネスモデルが悪かったわけではなく、市場は何が起きるかわからないことを織り込み最悪のシナリオ時に、そのリスクをカバーする防御をもたないものは痛い目に会います。目の前のおいしい果実に目が行き過ぎたとき足元が見えなくなってしまう訳です。
リーマンに続き、米保険大手AIGも不安が増幅してるとのこと、金融の勢力図もまたいつのまにか塗り替わるのでしょう。
FRBの元議長グリーンスパンによれば、サブプライムの発端となった米住宅バブルの崩壊は予想されたことだが、市場のメカニズムに任せるしかなかった。とのこと。要はその時に引き締め引き締め政策を打てば景気後退を招くため、市場は許してくれないとのこと。歴史は繰り返す。市場は上がり過ぎはいずれ是正される。また逆もしかりとうことです。
投資雑感に株の戦略を書いておきます。