はい、皆さんこんにちは!
パーソナルジム With 代表のばっさんです![]()
今日は、
タイトルにもあるように、
“表現力と話し方”
についてお話していこうと思います!
今回なぜこのテーマかと言いますと、
ご存知の方も多いかと思いますが、
先日7/2に落語家の桂歌丸さんが亡くなられました。
その報道の中で、
“笑点”の名場面や、
寄席での歌丸さんの映像が流れていました。
私は昔から、親や祖父母の影響で、
毎週日曜に“笑点”をみています。
その時いつも思うのは、
“落語家さん達って、本当に頭の回転が速いな”
ということです。
大喜利で、出されたお題に対して、
1分もかからず手をあげ回答する。
その頭の回転の速さにいつも驚いていました。
それともう一つ、
“表現の仕方が上手い”
ということも常々思っていました。
○○というものを表現するのに、
△△と言ってみたり、
□□と言ってみたり、
1つのものを表現するための方法を、
5つも6つも持っている。
これってものすごいことなんだと、
ある程度年を重ねて思うようになりました。
まして、私の仕事は人に説明する仕事ですので、
その表現力はものすごく参考になるものでした。
ただ、そんなせっかくいい表現をしていても、
話し方に覇気がなかったり、
語気を強めたり弱めたりという、
抑揚がない話し方だと、
どうしても伝わりにくいものになってしまいます。
その辺も落語家の方を参考にしています。
声のボリューム、間の取り方、
本当に称賛に値します。
なのでここからは、
私がそうやって学んで今まで実践してきた、
表現の仕方や話し方についてポイントをお話ししたいと思います。
ポイント1
言葉のボキャブラリーを増やす
これは必須ですね!
例えば、“虹”を表現するときとしたら、
「雨上がりの空に浮かぶもの」
という表現もあるでしょうし、
「七色のアーチ」
と表現してもわかると思います。
“虹”というものは、どうやってできるのか、
どんな見た目なのか、
そんなことを調べたりして、“虹”に関する情報を仕入れる。
それがボキャブラリーを増やすということです。
つまり、日常のどんな些細なことにも興味を持ち、
調べることがまず第一歩だと思います。
ポイント2
一番伝えたいことを一番強調する
いや、そんなの当り前だろ!
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
意外にこれができていない方が多いように感じます。
自分では強調してるつもりでも、
聞いてる人からするとそこまで強調されてるように聞こえない。
ずっと同じトーンに聞こえる。
というケースが多いです。
特に、発表などの前に原稿を念入りに作成して臨む方に多い傾向にあります。
原稿を作成し、それを間違えないように読まなければいけない!
という感情にかられ、どうしても抑揚がなくなってしまう。
これは非常にもったいないです!!
もちろん原稿を作ることはいいんですが、
それを丸々覚えていくのはあまりおススメできません。
なので、原稿を作るときは、
言いたいことを箇条書きにしておいて、
その他はその場でしゃべりながらという感じの方が、
気が楽です。
まぁ、これに関しては少々難しいので練習が必要ですが![]()
ポイント3
一番言いたいことの前は少し間を開ける
これはポイント2にも通づるものですが、
私はこれを一番おすすめします![]()
ボキャブラリーがなくとも、
抑揚に自信がなくとも、
このポイントを押さえれば、
全然伝わり方が違います![]()
皆さんも経験があると思いますが、
ダラダラとしゃべっていた人が、
急にピタッとしゃべるのをやめると、
ん?と思ってそのしゃべる人を見るような場面ありませんか?
その瞬間を狙うんです!!
その、ん?と思い視線を集めたまさにその時に、
一番伝えたいことを言う!
この時、だいたい1~2秒間を開ければ十分です。
そうすれば伝えたいことが伝えやすくなります。
たとえ声が大きくなくても。
これはぜひ実践してもらいたいです!!
と、ここまでいろいろ話してきましたが、
これらのポイントを踏まえて発表なりプレゼンなりをするための事前準備として、
もう一つ皆さんにお伝えします。
“頭の中の引き出しをスムーズに開け閉めできるようにする”
せっかく知識を豊富に持っていても、
その知識を必要な場面で引き出しから出さないと、
口から言葉として、
また、文章として出てきません。
なので、まずはその引き出しをスムーズに開ける訓練をする必要があります。
じゃあどうやって訓練するかと言いますと、
私の場合、
クロスワードパズルをやったり、
クイズ番組を見たりして訓練しています!
こうすると自然にボキャブラリーも増えますし、
おススメします![]()
最後に、
今回お亡くなりになられた、桂歌丸師匠。
本当に学ぶものが多く、
噺家としても確固たる地位ものにし、
古典落語の再生などの活動に尽力されましたこと、
心より尊敬の意を表します。
ご冥福をお祈りいたします。
それではまた次回!!