Heinrich Dinkelaker OSAKA 店長 石橋ナオキのブログ -2ページ目

Heinrich Dinkelaker OSAKA 店長 石橋ナオキのブログ

2022年より靴のセレクトショップとしてリニューアルした、旧ハインリッヒ ディンケラッカー 大阪店、現「D-TE SHOE STORE(ディーテシューストア)」店長のブログです。
靴のことだけでなく、これまでどおり服のことやらその他趣味のことなんかをダラダラ書き連ねます。

ちんぺいこと、

 

谷村新司さんが亡くなりましたね。

 

昨年くらいからなぜか自分の中でアリスブームが来てよく聞いていたので、

 

割とショックです。

 

今朝も「今はもうだれも」と「昴」と「チャンピオン」を聞いてから出勤したりなんかして…

 

 

昔は浦安のイメージが強烈だったのですが、

 

大人になると分かるちんぺいのカッコ良さってありますね。

 

ご冥福をお祈りします。

 

南無阿弥陀仏

 

 

 

さてさて、

 

表題の通り昨日から始まったエンメティのブログリレーってことで、

 

エンメティについて色々書こうと思います。

 

 

 

商品については皆が色々書くと思うので、

 

ブランドのことについて。

 

 

エンメティというブランドには、アイコンとなる人物が居ます。

 

それが彼。

 

チーフディレクターのマッシモ氏。

 

 

ご覧のとおり、いかにもイタリア人なダンディです。

 

 

なんですが、実際に会ってみると性格はとても純朴で朗らか。

 

この写真からは想像できないくらいチャーミングで、

 

とても良い人なんですよね。

 

 

思い出すのはフィレンツェでの夜。

 

インポート業者の担当の方々とマッシモを交えた会食でのこと。

 

必然的に日本人ばかりの席なので、会話は日本語になるわけで。

 

その会話に入っていけずポツンと隅っこで寂しそうにしているマッシモの姿は、今でも覚えています。

 

逆にしばらくして適度に酒が入り、言語の壁なんて関係なくなってくると、とても楽しそうでした。

 

 

 

 

そんな彼が率いるのは、数多くのヨーロッパメゾンの革製品を手がける、代々続く工場。

 

そのプライベートブランドが、エンメティというわけです。

 

技術や伝統もさることながら、やはり評価すべきはその「ちょうど良さ」にあると私は思います。

 

 

店頭でもよくする話なのですが、

 

やはり我々のような洋服屋としては、流行りを追いかけるだけでなく流行りの最先端に手をかけたい、

 

なんだったらトレンドを作り出したいと思うわけです。

 

なので、エンメティのようなすでに評判の良いブランドも好きですが、

 

どこかで「まだ見ぬ新しいブランド」を探します。

 

エンメティもいいけれど、エンメティ以外にいいブランドはなかろうか?

 

それが見つかれば、この寡占状態にあるレザー業界に一石を投じれる!

 

なんて思うのですが、

 

これがなかなか、エンメティを超えるものなど見つからない。

 

 

 

これよりもずっと高額で良いものはもちろんあります。

 

同じくらいの価格で、どこか不満の残るものもたくさんあります。

 

そう、これくらいの程よい価格で、それでいて見た目もクオリティも優れていて、

 

飽きのこなさそうな革ジャンって、プロの我々が探しても本当に無いんですよね。

 

 

 

この「ちょうど良い感」こそ、エンメティのすごさ。

 

取り扱うお店が急拡大しているのも納得です。

 

まさに新定番と言ってもいい、素晴らしいブランドですね。

 

 

 

 

安井さん、坪川さんも告知してくださっている、

 

今週末20(金)21(土)22(日)の西宮阪急レザーポップアップ。

 

私が店頭に立ちます。

 

先ほど商品を確認しましたが、なかなかに良い色が届いていたり…

 

 

 

目白推しなイベントとなりそうです。

 

 

神戸界隈のみなさま、

 

ぜひともお立ちよりくださいませ。