軽い捻挫?

大谷くん、大丈夫?

怪我だけはダメですよ。

それだけが心配。

始まったゴールデンウィーク、

海外旅行者の数が凄いらしいです。

一日家にいて、録りだめた去年の

NHKの「がんを生きる新常識」を観る。

結局、ガンを治すのは、自分でしかない。

孤独な闘いの最中には、なかなか余裕がないが

一年間経過して、こうして生きている自分を

見つけると、パニック→恐怖→愚痴→八つ当たり

→空虚感→絶望→逃亡→空転→後悔などを

ひたすら繰り返してきて思うのは

そして、いつ動けなくなるのかの恐怖感を

いだきながら感じるのは、次に癌で苦しむヒトの

ために少しでも役に立つ痕跡がなにか

残せないのか?という少しだけ前向きになれた

自分の心の変化です。

このささやかな経験でも、この経験が

救いになる患者さんがいないとも限らない。

とにかく、なんで?どうして?と自分を

責め続けたつらい経験を、そうじゃないんだ

自分を責めても、辛いだけ、だから

一緒にその経験を共有するだけでも

気持ちが楽になる患者さんがいるのでは

ないだろうか?と最近は思い始めた。

『あきらめないけど、頑張らない』

それは、覚悟の裏返し。

諦めたら、そこで本当におしまい。

でも、だからって、変に頑張らない。

生→死に逝く生→死

は全人類共通です。

大谷くんの捻挫が軽いものであることを切に願います。