羽生と羽生
面白い一日でしたね。
それにしても、結弦君の精神構造は
どうなっているんでしょう?
23歳の青年のあの強さ
『不屈の闘志・精神力』と表現するのは
簡単ですが、本当にオリンピックで
金メダルを獲得する人物って
一体何が違うんでしょうか?
しかも直前の試練を乗り越えて…。
如何にも、恵まれているような環境に
感じますが、とんでもないんですね。
彼は、今の栄光をほとんど自分で
獲りに行っている、のがわかります。
試練も並大抵ではありません。
生まれながらの「喘息」を克服し、
怪我を克服し、東日本大震災を経験し
今回もまた直前の不運を乗り越えています。
ほんのちょっとの不運の度に
大袈裟に落ち込む65歳の爺さんとは違って
あの若さで、人生をどんどんどんどん
切り開いていく。
やっぱり、選ばれた人 ですかね。
どんなプレッシャーだったことでしょう?
きっと、『決めている』んですよ。
自分の心の中で。
チャンピオンになるんだって。
決めたことに向かってただひたすら
突き進むだけ、なんです。
誰がなんと言おうと。
どんな失敗もいかなる試練も乗り越えて。
一人の日本の若者に教えられることばかり。
もう先の見えた爺さんも
もっともっと今日のような
素晴らしいシーンを見たくて
行きていきたいと思い直します。
羽生善治氏を見事に破り、朝日杯
優勝した、藤井青年もすごいです。
あっという間に六段ですって。
なんだか、地球の回転が
どんどん早くなっているような気がします。
お二人ともおめでとうございます。
そしてこんな嬉しい一日を提供してくれた
若者たちに感謝いたします。