「天は自ら助くる者を助く(神は自ら助くる者を助く)」という言葉について、

たぶん聖書由来だと思って調べてみたら違いました

 

これは聖書の言葉ではなく、ラテン語以来の古いことわざだそうです。

サミュエル スマイルズの『自助論』の冒頭にも、あるそうです。

ここでは、GodがHeavenになっていますね。

 

日本の中村正直が『西国立志編』で

「天は自ら助くる者を助く」と訳したようですが、日本人には神や、天国より、

お天道様がいる天がなじみがいいですね。

 

このことわざの真意ですが、

神様は私たちのうちにいて、

私たちを通してしか私たちに恩恵を与えることができないというようなことのようです。

 

よく考えると、一神論の考え方ではなく、汎神論の考え方ですね。

 

私たち一人一人の中に神がいるということは、私たち一人一人が神だということです。

 

生きとし生けるものが神の現れであり、神の一部ということになります。

 

神が私たちや生きとし生けるものすべてを通して世界を体験しているようです。

 

神が自分自身を確かめるために・・・