NLPとは、英語のNeuro Linguistic Programingの頭文字をとった略称で、日本語では神経言語プログラミングと訳されています。
 

これらの英単語を単純に日本語に翻訳するとこんな感じですが、・・

Neuro=神経の

Linguistic=言葉の、言語の、(言)語学(上)の

Programing=プログラムする、その計画する

組み合わせて考えても何かイメージがよく湧きませんよね。

 

NLPは脳神経に言葉や身体言語で働きかけ誤った信念を書き換えてゆくという心理学のスキルであり、当初は心理療法として始まりましたが、のちにビジネスなどの分野でも利用されるようになりました。

 

NLP誕生の発端は・・

1970年初頭、まだ心理学部の生徒であり数学者だったリチャード・バンドラーと言語学の助教授ジョン・グリンダーが、3人の天才セラピストとの出会いから始まりました。

 

三人の天才セラピストとは・・・

催眠療法家の『ミルトン・エリクソン』
ゲシュタルト・セラピーの『フリッツ・パールズ』
家族療法家の『バージニア・サティア』

です。

 

彼らのセラピーの手法の中にある言葉の使いかたや身体言語の使いかたによって生じる無意識の反応を科学的に分析し、結果が出る共通パターン抽出体系化し、一般の誰にでも同じような結果が出せるようにとマニュアル化し体系化された心理学スキルがNLPです。

 

のちに心理療法ばかりでなく、ビジネスや人間関係のコミュニケーション手段としても発達してきました。

 

概要はこのようなところですね。

今回は、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーと上記三人の名前を憶えておくといいですね。