ゴールドラッシュの仕掛け人サミュエル・ブラナンは一時は億万長者になりましたが、晩年は全てを失い孤独な死を迎えたそうです。遺体は16か月間引き取り手がなかったそうです。

カリフォルニアのゴールドラッシュではたくさんの人々が犠牲になりました。たどり着くまえに事故で亡くなった人もたくさんいます。原住民のインデアンの中には絶滅に追いやられた種族もいます。

金を発見した農場のオーナーは内密にしておきたかったのですが、サミュエル・ブランナーが金探しに必要な道具を買いあさり、店舗の準備までした後で、吹聴しまくりました。彼は新聞社もやっていましたからたまったものではありません。

サミュエルは金の採掘で億万長者になったのではありません。

全世界から集まった30万人もの人々に、金採掘の道具や衣服、その他に必要な日用品などを販売して王儲けをしたのです。

彼の他にもこの需要で成功した人もいます。ジーパンで有名なリーバイスがそれです。
作業着として人気になったんですね。


このように、そのものではなく、その道具などを売って商売するビジネスモデルをツルハシ商法というのは、ここから来ました。

ネットビジネスの情報販売にもバブル期があり、そのように揶揄された時期があります。


また、ネットビジネスに人々が集まり始まりました。
そのタイミングで与沢翼氏の砂上の楼閣の崩壊したことは、ひとつの警鐘になったと思います。

ネットでもリアルでもビジネスの基本は同じです。

価値を生み出し、本当の信頼を勝ち得てビジネスを展開したいものです。


価値を生み出すことができなければビジネスをする資格がありません。


カリフォルニアの夢は作り出されてた幻影でたくさんの人が翻弄されました。現在のネットビジネス業界の中でも同じようなことが起こっていることを感じています。


ネットビジネスが悪いのではなく、夢を見させて、人をだましてまで稼ぐ人たちがいけないのです。

一握りの人に極端にお金が集まるということは、損をしている人がそれだけいるということです。


そんなうまい話はありませんから、訳のわからない情報商材に大金をみんなが払わなくなればいいんです。自然と健全化することでしょう。


お金をかけてもダメです。自分で努力して人にためになる価値を生み出すことです。


勉強が嫌いなひとは情報ビジネスで稼ぐことは無理ということです。


大変な勉強をして、それを人に伝える。そういうことが価値を生み出すことです。


塵も積もれば山となるでこつこつと勉強しております。


あなたもしているでしょうか?