月曜ごとに帰って整理をしていた、田舎の家のほうやっと片付きました。
解体屋さんに引きわたすつもりです。

父、母が亡くなって20年以上、そして妹が去年の夏に亡くなりました。

整理に、実家に帰って家の中、家の外の状況を見て唖然としました。

まさに、ゴミ屋敷です。

よくもここまで、ゴミを溜め込んだものだと思いました。
妹は、外からいろいろ持ち込むのですが、片付けることをしりません。

私の家では、私が小学生のころから、欧米ではカルトに指定されている宗教に入っていました。
その教祖は、現在公に姿を現すことがなく、行方不明です。

私は不信心、姉もあまり熱心ではありませんでした。

亡くなった、三人が熱心でした。しかし、その人生をみると、私には幸せそうには見えませんdした。

母は交通事故、川への転落、癌と大変な目にあっています。
妹も、夢はあったのでしょうが、自分なりの健康法を信じたあまり、病死しました。


実家には、妹の集めた、趣味のもの、アイデアのメモ、カルト教団の雑誌や、書籍であふれかえっていました。
定価でみると何百万円の金額になるでしょう。

姉が、古本屋で引き取ってもらえるか打診したところ、キリスト京関係ならOKだけど、ここの宗教の本はだめとのことで、私が市のクリーンセンターに持ち込んで処分しました。

分厚い仏教辞典とか一冊何万円もするものがゴロゴロ、誰がこんなものを使うんだ?誰も利用できないでしょう。ただ買わされただけです。

ご供養というお布施があります。
その金額をメモしたものもたくさん出てきました。

私の名前もつかってご供養しているのですからあきれます。


宗教には思考停止にさせられます。

問題を受け入れて解決するということができません。

うまく行かない理由は、信心が足りないから・・・
ご供養は信心の証?

そんな感じで私の家族はカルト教団に蝕まれていましたが、妹が死んだショックで姉は洗脳から解けたといっています。

ちょっと、記事タイトルとはずれていますね。

最近、アマゾンで、そのカルト教団関係の本を調べたら、マーケットプレイスなどに出品されて、ほどほどに売れているようなんです。

価格は一円から何十円、たまに300円くらいまでと、捨てるよりは、ここで販売したほうがよかったかなと思ってしまったりしました。


とにかく、当初は、早く実家のほうを片付けなければと必死でしたから、そんな余裕はありませんでした。

あの行方不明の教祖が書いたという本の数は膨大です。
たぶんゴーストライターが書いているのでしょう。

お金をかき集めれば、どんなことでもできてしまいます。
メッセージだけなら影武者で十分です。

私たちの前に姿を現す日は来るのでしょうか?

ここまで、思考停止の日本人が増えてしまったのが悲しいです。

どうやら、宗教に依存するのは楽なようです。

依存心が宗教を育て上げたとも言えるようです。