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YARNZ ヤーンズ 2012-2013 A/W 新作ストール

 こんにちは。
 クリームシチューは木のお皿・木のスプーンで食べると美味しさ倍増な気がする男、ヒサヨシです。ハウス名作劇場とかジブリ作品っぽいじゃん?







 今回は “YARNZ ヤーンズ” 2012-2013秋冬新作ストールをご紹介いたします。すべてユニセックスでご使用いただけるプリント柄です。クリスマスプレゼントにも最適ですよ。ご覧いただければ幸いです。






カモフラージュ×フラワープリントのストール
MODEL:CAMO DAISY
COLOR:グリーン×ブルー
SIZE:203cm × 91cm
29,400円



組成はカシミア100%











レオパード柄のストール
MODEL:DARK LEOPARD
COLOR:ブラック×オレンジ
SIZE:203cm × 91cm
29,400円



組成はカシミア100%










サークル柄のストール
MODEL:CIRCLE SCRATCHES
COLOR:ブラック×ホワイト
SIZE:203cm × 71cm
17,850円



組成はカシミア50% × ウール50%












フェイスプリントのストール
MODEL:LONG LIVE THE KING

COLOR:グリーン
SIZE:127cm × 127cm
21,000円



組成はカシミア50% × ウール50%



広げてみました。おじちゃん誰…?
「LONG LIVE THE KING」を手掛かりに調べてみたけど、アメリカのバンドThe DecemberistsともNBA選手LeBron Jamesとも関係なさそう。
誰な!







ご覧くださり誠にありがとうございます。

ご紹介の商品は
通販もお承りいたします。
お気軽にお問い合わせください。

お時間がございましたら、
ぜひ、お店に遊びにいらしてください。

スタッフ一同、
皆様のご来店を
心よりお待ちしております。





BASEMENT
TEL:092-752-1910
FAX:092-721-9844
福岡県福岡市中央区大名1-1-35
藤和コープソシエ大名 1F
営業時間 11:00 ~ 20:00



WOOYOUNGMI ウーヨンミ 2012-2013 A/W 新作 9

 こんにちは。
 AmebaIDを「basement-blog」に指定した「今年もそろそろ諦めた男」のワード検索結果に泣き崩れる、今年もそろそろ諦めた男、ヒサヨシです。







 今回は “WOOYOUNGMI ウーヨンミ” 2012-2013秋冬新作をご紹介いたします。2009-2010・2010-2011 A/Wに人気だったコートとパンツがリバイバルばい! ご覧いただければ幸いです。






ハイネックコート
MODEL:SCWYNA2-2004
COLOR:グレー・ブラック
SIZE:46・48
82,950円

2010-2011 A/Wの復刻版です



アームは今シーズンのピーコートよりも細いです



組成は毛80%×ナイロン20%
裏地は薄い中綿入りです





ネックには凝ったギミックが。
内側に見えるネックウォーマーのようなニットパーツを…



襟裏のジップを開けて引っ張り出して…




襟ごと被るとフードになるのです。
しかも襟だった部分がバイザーに!





お色違いのブラック…は
写真取る前に売れちゃったの…
ご希望の方は
スタッフまでお申し付けください。








ウールジャージー素材のイージーパンツ
MODEL:PRWYNA2-2005
COLOR:グレー・ブラック
SIZE:46・48
30,450円

初出は2009-2010 A/Wです




組成は毛96%×ナイロン×2%ポリウレタン2%
ウエストから膝まで裏地が付きます



裾のリブはブラックとグレーの二色遣いです。
細かい仕事だな…



お色違いのブラック





ご覧くださり誠にありがとうございます。

ご紹介の商品は
通販もお承りいたします。
お気軽にお問い合わせください。

お時間がございましたら、
ぜひ、お店に遊びにいらしてください。

スタッフ一同、
皆様のご来店を
心よりお待ちしております。





BASEMENT
TEL:092-752-1910
FAX:092-721-9844
福岡県福岡市中央区大名1-1-35
藤和コープソシエ大名 1F
営業時間 11:00 ~ 20:00



お前の絵日記、ホントに絵しか書いてないのな

 こんにちは。
「真の」孤独のグルメを味わってきた男、ヒサヨシです。トゥルーな意味での孤独のグルメ… 救われていない気持ちになりましたよ…

 てな訳で、約一年ぶりに私の日記を綴ります。商品情報は一切ありませんので、アレな方はスルーしていただければ幸いです。






福岡市中心部某駅近くのチャーハン


 俺の名はヒサヨシ。筋金入りの独身貴族だぜ。貴族だから休日は家でネットサーフィンしながらゴロゴロしてるのさ。ネットの面白ニュースを色々と眺めていたところ「チャーミング チャーハン」という屋号の中華料理屋さんが紹介されていたんだ。何でも「チャーハンにセットメニューでチャーハンが付いてくる」ことで有名なのだそうな。訳が分からないよ。チャーハン過ぎるチャーハン屋だよ。
 しかし記事を読んでいる内に猛烈にチャーハンが食べたくなったではないかっ。今の俺はチャーハン気分だ。今の時間は…(ゴロゴロしてたらもう)18時か。よし! チャーハンを食べに行くっぺよ!!

 早速、自宅近くの中華料理店を探そう! 「こういう時にスマホがあって良かった! 便利だよね~」と、つぶやきながら普通にPCで検索すると、割とフェイマス イン ジャパンな中華料理店が見付かりました。幼少の頃に地元の同名店で食べて美味しかった記憶があるのと、あと面倒なのでその店に決めました。

 部屋着(ドアラの着ぐるみ)を脱ぎ捨て、高温のシャワーを浴び、ボール紙で作った「愛」の前立てをあしらったヘルメットを被り、いざ出陣! ブォオ~ ブオォ~ ブォォ~(法螺貝で)
 自転車(サイクリング車)に飛び乗り、角目のライトを最大に明るくします。服着るの忘れてた。まあいいや、いや駄目か。えと何だっけ。そう、チャーハン食べたいんだった。部屋に戻って服を着て今度こそ出発! お店までは自転車で約20分くらいの距離です。遠い。やっぱ諦めようかな。行けよ! 行くんだろ! はい出発!

 冬の到来目前な今日この頃、夕刻は随分と暗いので、ゆっくりと(弱虫)ペダルを漕いで進みます。信号待ちでは見知らぬ学生さんやお仕事帰りのOLさんへ「今からチャーハン食べに行くんですよ。いいでしょ」と話しかけて自慢しました。みんな、きっと僕のことが羨ましいはずです。何たってチャーハン食べに行くんですからね。

 ヘトヘトになりながらも何とかお店に到着。脱いだヘルメットを自転車のパニアケースに仕舞って、お店のドア(引き戸)を開けます。「いらっしゃいませ…」年期の入った店内はカウンター席のみで、カウンターの中にはお父さんとお母さんがいました。この二人でお店を切り盛りしているようです。お客は、野球帽にグレーのジャンパーというトラディショナル・競馬場ウェア姿のおとっつぁんが一人だけ。カウンター席に腰掛けた私はメニュー表に眼を通す…フリをしました。オーダーは決まっています。「すみません、生ビールとチャーハン! …それから、棒棒鶏をお願いします」「は~い、あ、すみません、ウチ棒棒鶏やってないんですよ」
 ガーンだな… 出鼻をくじかれた… まあいい。俺の目当てはチャーハンだ。早く食べたいぞ! ワシワシハフハフと掻っ込んで「あの唸り声」を上げるのだ!

 すぐに出てきた生ビールをぐぐぐぐぃっと喉を鳴らしながら流し込むと本当に生き返るよう… 常住坐臥、全細胞が総力を上げてアルコールを欲しがっている私には至福の瞬間です。
 チャーハンが出来上がってくるまで時間があるのでテレビでも観ようと思って店内を見回しますが、テレビが見当たりません。音声は聞こえているのに何処に? 驚くべきことにテレビはカウンターに腰掛ける私の背面と言うか、もろビハインドな位置にありました。これ、カウンター内側のお父さんとお母さんが観るために設置しているんじゃ…!?

「はい、チャーハンで~す お待ち~」

 念願のチャーハンが私の前に運ばれて来ました! もうテレビのことはいい。夢にまで見たチャーハンと感動のご対面、ですが… あれ? 何か… まずビジュアルが何だか色が黒っぽい。お米一粒一粒がうっすら油を帯びて琥珀色にキラキラと輝く、僕の知っている美味しいチャーハンとは違ったものです。レンゲで寄そって一口。その食感は、モソッとしていて完全に、やや水分が飛んだ「ごはん」のそれでした。恐らくは油が少ない、火力が足りないのでしょう。
 口直しにビールを飲みますが、あっ「ビールにチャーハン、炭水化物がかぶってしまった」 これは相当なカロリー摂取を覚悟しなければなりません。ぽっこりお腹が加速するではありませんか。でも、週に0~2回、水泳で鍛えてるから、ま、いっか。

 このお店のチャーハンはちょっと残念でしたので、いきなりクライマックスに入ります。チャーハンを掻っ込み「うおォン」と唸り声を出そうとした…次の瞬間! 私は背後から何者かにチョークスリーパーを仕掛けられました!「があああああ!」しっかり首をキメられてチャーハンが喉に詰まり、声も出せません。「だ…誰だ…」振り返ると、背面にあったテレビから逞しい二本の腕がにょきっと生えてきており、私の首に絡み付いていたのでした。「ゲェーッ! 薄型テレビの超人!?」 テレビからは二本の足までにょきにょき生えてきて、立ち上がって体勢を変えてくると、私の腕を捩じ上げ、アームロックの体勢に入りました。あまりの激痛に「うおォン!」と叫ぶ私。するとテレビ画面に男の顔が映ったのでした。このソフト帽にサングラスの男… どこかで見たような… テレビから音声が聞こえてきます。「…協会の者です。いいですよ。もっと食べて太ってください…」ああ、思い出した! この男(薄型テレビマンだけど)は「お腹ぽっこリスト協会」のエージェント! 皆様はお忘れだと思いますが、私のダイエットを阻止しようとする、よく分からない秘密結社から遣わされた、よく分からない人です。薄型テレビマンは5.1chサラウンドで「すみません、この方と私に唐揚げをお土産で」と注文すると、アームロックを解いて手足を仕舞い、元の薄型テレビの姿に戻ったのでした。私が襲われている間、お店のお父さんはスポーツ新聞を読みながら喫煙、お母さんはカウンターで普通にまかない飯を食べていました。薄情な人たちです。「それ以上 いけない」と止めて欲しかったのに…

 何が起こったのかイマイチ把握出来ず、酷く狼狽したままチャーハンをモソモソと完食した私。ビールを飲み干すと、お土産の唐揚げが出来上がりました。え? その唐揚げって俺が来店したときからフライヤーの周りに置いてあったのを揚げ直したやつだよね…? 気になったけど、何だか疲れたし… もう帰るか… お母さんにお勘定をお願いすると、しっかり唐揚げ二人前の分も会計に入れられていました。唐揚げ俺が払うのかよ! エージェントの人の奢りじゃないのかよ!
 失意に暮れた私は、うなだれたまま店を出て、自転車のパニアケースにお土産の唐揚げ一人分を収納しました。被って来たヘルメットは、ボール紙で作った「愛」の前立てのところが折れていたのでその辺に捨てて、自転車を押しながらトボトボと我が家へ帰りました。

 部屋に入って鍵を掛けると絶叫しながら服を脱ぎ全裸になります。ひとしきり絶叫すると喉が渇きました。店でも飲み足りなかったことですので、持ち帰った唐揚げをつまみに発泡酒を飲むことにしました。容器を開け、耐熱皿に移し、電子レンジの「カラッとフライモード」で温め直した唐揚げに付属のレモンを絞り、がぶりと一口… んん? 衣がさっくりしていないし、何か肉が筋張ってて固い… ジューシーさは皆無だ… 

 もう、一日が終わります。私は上唇を噛み、涙目になりながら、こう呟いたのでした。





「やっぱマズい…!」





~fin~






※この日記はフィクションです。
実際の出来事や人物には一切関係がありま千円。