私「お電話有難うございます♪」



管理会社『昨日、入居申し込みをして頂いたYさんなんですが、

    会社は実在するみたいなのですが、

  住所が間違っているみたいなんですけど、

  こちらからYさんに電話したのですが、繋がらないので、

  確認してもらっていいですか?』



私「わかりました。こちらからYさんに確認してみます。」



男前が外出していたので、私からYさんに電話してみると・・・

電話に出ない・・・



数時間後、再度電話。

プルプル・・・

やはり出ません。



社長に相談してみると、

「冷やかしかもね。後一日待っても連絡なかったら管理会社に報告しようか。」



その日は、男前に報告して、


次の日になっても、結局電話はかかってきませんでした。



そして男前がめんどくさそうに、

『管理会社に報告しないとなぁ~』

っと電話を手にとった瞬間。



カランカラン♪


「連れてきたよぉ~」


っと社長とYさんが立っていました。


状況が掴めない私と男前は

数秒ポカーン・・・



とりあえずYさんに座ってもらい、男前が状況を聞く事に。



私は、社長に「何で一緒に帰ってきたんですか?」


社長「定食屋でご飯食べてたら、丁度違う不動産屋から出てきたから食べ残して追っかけた(笑)」



私「・・・。」




男前「Yさん、どういう事なんですか?」


Yさん『すみませんでした・・・』



男前「この申し込みは嘘なんですか?」


Yさん『・・・。』




一同 「シーン・・・」



男前「本当の事言ってもらえないですかね?」


Yさん『・・・すみませんでした。』




Yさんの行動は、一同がポカーン・・・となる内容でした。



それは、


申込用紙に記載していた会社は、Yさんのお兄さんの経営する会社だったらしく、


お金を借りに行った際、貸してくれなかったからだという逆恨み的な内容でした。



男前は、どういう反応するんだろう

と、遠めに見物していると、



男前「・・・。」



後で、聞くと返す言葉が見つからない程呆れてしまっていたらしい。



結局、Yさんは 『本当にすみませんでした・・・』


と、泣きながら帰って行きました。




後日談、社長が見た不動産屋でも同じ事をしていたらしい。(汗)





PS、接客もしていないYさんの顔を覚えている社長の脳みそ凄いなぁ~と

  尊敬した日でしたね。

  



      今後このようなお客さんがきませんように。


      

                      

                        完




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