オリックス清原・逆転サヨナラ満塁ホームラン
2006年5月27日(土)オリックス・バファローズの清原が逆転サヨナラ満塁ホームランを放った。清原にとって通算11本目のサヨナラホームラン。野村克也現楽天監督に並ぶプロ野球記録に並んだことになる。
「サヨナラ満塁ホームラン」は4月7日の立浪(中日)に次ぎ今シーズン2人目。パリーグでは、2004年4月11日に和田(西武)が放って以来。清原による「サヨナラ満塁ホームラン」は巨人時代の2001年7月14日に広島戦で放って以来通算2本目。生涯2度の記録は、青田昇、広野功、立浪和義に次いで4人目だが、セパ両リーグで達成したのは清原が初めてである。
なお、3度記録した選手はいない。今後の清原の活躍に期待しよう。
ノーヒット・ノーラン考
昨日の興奮をそのままに・・・・・・。
ノーヒット・ノーランについて。
私が野球に興味を持ち始めたのは、1982年頃だったと思います。
その当時、ノーヒット・ノーランといえば、ものすごい、そりゃーもう、ものすごい出来事、と思っていた記憶があります。随分と長いこと達成されていない記録と・・・。
今から思えば、その4年前に今井雄太郎が史上14人目の完全試合を達成していたのですが、なにせ、小学校低学年の4年前といえば、はるか昔の出来事なわけで・・・・・。
ノーヒット・ノーランましてや完全試合など、なかなかお目にかかれないシロモノなんだと思っておりました。
それから、数年経ったある日事件が起こりました。
1985年6月4日。西武の郭泰源がノーヒット・ノーランを達成したのです。
私の中では大事件。当時のニュース報道もなんとなく覚えてますが、それなりに大騒ぎしてた記憶があります。
・・・・・そして、そのわずか5日後、日ハムの田中幸雄(現役の同姓同名とは全くの別人)が立て続けにノーヒット・ノーランを達成したのです。
7年もなかった記録が、1週間で2回も達成されたわけです。
翌々年には中日の高卒新人、近藤真一が初登板でノーヒット・ノーランを達成しています。
ここまでくるとお腹いっぱい(笑)。
その後は1990年日ハム・柴田保光、1992年阪神の湯舟敏郎が続き、、、
1994年には槙原寛己が完全試合を達成しています。
その後、1995年には3回もノーヒット・ノーランが達成され、
96年2回、97年1回、98年1回、99年1回、00年2回、、、、、と、もはや年中行事ですね(笑)。
それにしても、なぜ1978年から7年間も達成されなかったのでしょうか?
そのせいで、「大記録」のイメージが脳裏に焼きつき、異常にノーヒット・ノーランを期待してしまう性格になってしまったのかも・・・・。
最近になって、01年0回、02年1回、03年0回、04年1回、05年0回、06年1回(5月26日現在)といった感じで、達成回数は以前より少なくなり、「大記録」の面目躍如といったところでしょうか(笑)。
それにしても今朝のスポーツ紙、ガトームソンの記事が一面トップだったのは日刊スポーツだけでした(関東地区調べ)。サンスポですら、日本ダービーネタでしたからね。
エルビラが達成したときでさえ、多くの新聞で一面だったように思うのですが・・・・・・。
時期が悪かったのですかね?
東京ヤクルトスワローズ・ガトームソン投手 ノーヒット・ノーラン達成
2006年5月25日(木)東京ヤクルトスワローズのガトームソン投手が東北楽天ゴールデンイーグルス相手にノーヒット・ノーランを達成した。史上72人目、交流戦では初の快挙。スワローズでは、1997年の石井一久(対横浜)以来。
その2年前、1995年にはテリー・ブロスが巨人相手に達成しており、近年スワローズの達成者は比較的多いが、石井の試合は横浜スタジアム、ブロスは東京ドームでの達成であり、神宮球場でスワローズの投手がノーヒット・ノーランを達成したのは今回が初である。
なお、1リーグ時代の1948年に阪神の梶岡忠義が南海相手に神宮球場でノーヒット・ノーランを達成している。(なぜ神宮球場でこの対戦が??)
・・・・実はこの試合、神宮球場で見てきちゃいました♪
現地に着いたのが2回表の途中。その時点で電光掲示板の1回のヒット数のところが「0」であったため、「あー、今のところノーヒット・ノーランかぁ」と、記録オタクの私は期待を胸に思った次第です。
7回くらいまでの周りの雰囲気は「こいつら、目の前で大記録が達成されようとしてるのわかってるのか??」って感じだったのですが、8回あたりから、ストライクを取るたびに歓声が湧き上がるようになりました。
そして9回表、ベンチからマウンドに登るガトームソンに対し、1塁側の観客席からスタンディングオベーション!!ライトスタンドからはリック(ガトームソンのファーストネーム)コール!!これには鳥肌が立ちました。
最後はラミレスの代わりに守備固めに入った飯原の危なっかしいレフトフライで試合終了。
見事、多くのスワローズファンの前でノーヒット・ノーランが達成されました。
1塁側ブルペンからグラウンドコートを着たままダッシュでマウンドに駆け寄る中継ぎ投手陣。
いつからか用意していたであろう電光掲示板に移る「ノーヒット・ノーラン達成!」の文字。
1回から9回までの各イニングのヒットの欄にズラリと並ぶ「0」。
歴史の1ページに立ち会えた観客の高揚した顔。
すばらしい!!!!
許した走者は、1回の宮本のエラーと、5回の四球による2人。
5回の四球には、宮本はさぞかしホッとしたことでしょう(笑)
このエラーも宮本のジャッグルによるもので、「エラー」か「内野安打」か微妙なところでした。
公式記録員の判定が「エラー」であったからこそ生まれた記録と言えるでしょう。
このような大記録に間近で立ち会えたことは本当に誇りに思います。
ちなみに、メジャーリーグ120年以上の歴史上、17回しか達成されたいない完全試合を生で見た知人(日本人)がいます。うらやましい限りです。
明日もどこかの球場でノーヒット・ノーランが達成されるかも・・・・・
1回の攻撃でヒットが「0」であれば、胸がワクワク・・・・・
野球はそんなスポーツ。
1イニング最多安打
野球はよく「記録のスポーツ」と言われます。
大きく分けると、「チーム記録」と「個人記録」になると思いますが、
時間軸のスケールで分けると「通算記録」「シーズン記録」「月間記録」「1試合での記録」と分類でき、
果ては、「1イニングでの記録」というところにまで行き着きます。
それでは、具体的に1イニングでの個人記録にはどのようなものがあるでしょうか?
ピッチャーに関しては、最多奪三振(振り逃げ含んで「4」が日本記録)、最多被安打、最多被本塁打、、、
などでしょうか?あまり達成してうれしい記録はなさそうですね。。。
バッターに関しては、得点、打点、安打、二塁打、三塁打、本塁打、三振、四球など、
バッターに関わる記録の「最多記録」はほとんど全て記録が生じそうです。
1イニング最多本塁打。
記憶に新しいところでは、2006年5月10日神宮球場でヤクルトのラロッカが4回に記録している2本。
これが日本記録です。
1948年の川上哲治以来、ラロッカを含んで現在までに17人が達成しています。
(元中日の大島康徳、元西武の山崎裕之は2回記録しています。)
3本はいままでありません。
では、1イニング最多安打は何本でしょうか?
1イニングに3本打った人はいるのでしょうか?
否。
日本プロ野球では現在まで1イニングに3本の安打を放った選手は存在しないのです。
NPB発行の「日本プロ野球公式記録集」のイニング最多安打の項を見ると
セ - 2 ・・・ 多数あり
パ - 2 ・・・ 多数あり
だそうです。2本はそりゃー多数あるでしょう(笑)
話はそれますが、1イニング最多三塁打記録って何本でしょうか?
正解は・・・・
セ - 1 ・・・ 多数あり
パ - 1 ・・・ 多数あり
だって! あひゃひゃひゃ。
過去に三塁打を1本でも打ったことのある選手は日本プロ野球記録を保有してるってことです!!
おめでとうございます(笑)!!!
(なお、1リーグ時代には2人ほど、1イニング2三塁打を放った選手がいるみたいですけど。)
話は戻って、1イニング3本の安打。
よーーーく考えると、存在しないのも納得できます。
日本プロ野球のチーム1イニング最多得点の記録が「13」。
これは過去4回記録されています。
さて、13点取るにはどういった状況が考えられるでしょうか?
通常バッターは1番から9番の9人ですので、打者一巡でのべ10人が打席に立ったことになります。
10人目、つまりそのイニング最初のバッターがそのイニング2回目の打席に立ったとき、
2アウト満塁だったとして、4人が得点していなくてはいけません。
アウトになった人:2人
塁にいる人:3人
今打席にいる10人目のバッターを除いて9人のバッターのうち5人が得点していないわけですから、
4人が得点しているはずなのです。
つまり、打者一巡したとき(のべ10人が打席に立ったとき)は、最低でも4点は入ることになります。
(打者一巡って大量得点のイメージがあるけど、4点とは結構少ないですよね。)
では、逆に考えて、13点得点を入れる場合に、最大何人まで打席に立つことが可能でしょうか?
得点13にアウト分の2+塁上の3=5を足して、打席分「1」を足せばOKです。
13+5+1で答えは「19」。
つまり、20人打席に立つと、、、
別の言い方をすると、19人目がアウトにならないと、
14点目が入ってしまう!!!!っていうことになるのです。
よって、日本プロ野球において過去に1イニングにのべ20人が打席に立ったことはない、
という事実にたどり着きます。
さてさて、、、そろそろお気づきかと思いますが、、、、
1インニング3安打の前提として
「あるバッターが1イニングに3回打席に立つ必要がある、」
という条件があります。
そのためには、打者二巡、すなわち、その1イニングに19人のバッターが打席に立つ必要があります。
で、上記で述べたように19人目のバッターは、ヒットを打つことができないのです!!たとえそのイニングのそれまでの2打席でヒットを打っていたとしても。だって、14点目が入ってしまうから。
よって、「1イニング3安打したバッター」は存在しないことになります。
それどころか、「1イニングに3回打席に立ったバッター」も存在しない可能性があります。
その条件として13点が入っている必要があるわけで、上述したように過去に4回しかありません。
実際のところどうなのででしょうか?
なお、メジャーリーグに目を移すと、2003年6月28日にBoston Red SoxのJohnny Damonが
史上二人目の1イニング3安打を記録しています。
(しかもその内容が二塁打、三塁打、単打だったそうで。。。。)
そのうち、日本プロ野球でも1イニング3安打が見られることを期待しましょう。
(同時に1イニング最多得点の更新にもなりますね。)
