早稲田実が九州国際大付破り準決勝進出 /夏の甲子園 清宮、富田の本塁打攻勢で早実 4強
( 早稲田実 清宮 選手 サポーター スケッチ 応援 甲子園 )
夏の甲子園 清宮、富田の本塁打攻勢で早実 4強一番乗り
第97回全国高校野球選手権大会は17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝4試合。第1試合は早稲田実(西東京)と九州国際大付(福岡)が対戦。富田に2打席連続の2点本塁打、清宮にも2試合連続の本塁打が出た早稲田実が九州国際大付に打ち勝ち、第88回大会以来9年ぶりのベスト4進出を決めた。
〇早稲田実(西東京)8?1九州国際大付(福岡)●
早稲田実は二回、1死から振り逃げで出塁した5番・金子を一塁に置き、6番・富田の左翼ポール直撃の2点本塁打で先制。四回にも先頭打者の3番・清宮が右翼席にライナーでたたき込むソロ本塁打で1点を加えて点差を広げると、1死二塁から6番・富田が右中間に2打席連続の2点本塁打を放つなど4点を追加して勝利を決定づけた。
序盤から打線の援護を得た先発・松本は、打たせて取る投球で九州国際大付を5安打1得点に抑える好投で完投した。
九州国際大付は七回、2死三塁から6番・宇都の中前適時打で1点を返したが、序盤の大量失点が響き、初のベスト4進出はならなかった。今大会3本塁打の山本は1安打に終わった。
早稲田実の清宮は、この試合で本塁打と二塁打の2安打1打点の活躍をみせ、全4試合で計8打点を記録している。
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早稲田実が九州国際大付破り準決勝進出
夏の全国高校野球、準々決勝の第1試合は西東京の早稲田実業が注目の1年生、清宮幸太郎選手の2試合連続ホームランなどで福岡の九州国際大付属高校に8対1で勝ち、準決勝に進みました。
早稲田実業は2回に6番の富田直希選手がレフトポールに当たるツーランホームランを打って先制しました。4回には前の試合で甲子園初ホームランを打った1年生の清宮選手が初球の130キロのストレートをライトポール際にライナーで運び、2試合連続ホームランを打ちました。さらに富田選手が2打席連続ホームランを打つなどこの回4点を挙げ、7回にも清宮選手の左中間へのツーベースヒットなどでチャンスを作って2点を加えました。
早稲田実業は松本皓投手が変化球をコーナーに投げ分ける持ち味のピッチングで完投して8対1で勝ち、斎藤佑樹投手を擁して優勝した平成18年以来、9年ぶりにベスト4に進みました。
清宮選手は第1打席でピッチャーゴロを打った際に左手親指の付け根を痛めましたが、4打数2安打1打点と活躍しました。
九州国際大付属は今大会3本のホームランを打っている4番の山本武白志選手がヒット1本を打ちましたが、打線が松本投手をとらえきれず、初のベスト4進出はなりませんでした。
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早稲田実 和泉監督「100年の思いかけ次のゲームに」
早稲田実業の和泉実監督は、2打席連続ホームランを打った富田直希選手について、「甲子園に来てから結果が出ず苦しんでいたが、2本も打ってくれてうれしい。富田のホームランでチームの雰囲気が変わった」と話していました。
2試合連続ホームランを打った清宮幸太郎選手については、「試合を重ねるごとに相手投手の攻めが厳しくなってきているが、それをかいくぐるだけの力がついてきている。甲子園で全国レベルの投手と対戦するなかで、日々成長している。1打席1打席集中して楽しんでいるように見える」と成長を実感していました。
また、早稲田実業は第1回大会でベスト4まで進んでいて、和泉監督は「第1回に出た先輩たちに報告したいという気持ちで戦ってきた。今、肩を並べたので100年の思いをかけて次のゲームに臨みたい」と話していました。
早稲田実 清宮「自分らしいホームラン」
早稲田実業の清宮幸太郎選手は、「この試合に勝つことに集中していたので、勝ててほっとしています」と試合を終えた心境を話しました。
ホームランについては、「1打席目は球威に押されて親指の付け根を痛めましたが、それで力が抜けて2打席目はリラックスして入れました。インコースの球を狙っていたわけではありませんが、いいところに来たので打ちました。バットの先でしたが、打った瞬間、入ったと思いました。自分らしいホームランだったので、実感を味わいながらホームまで走りました」と話していました。
また、7回のツーベースヒットについては、「自然とバットが出ました。いいときは左中間にも打球が飛びます」と振り返っていました。
清宮選手は、ここ2試合はすべて長打で合わせて5安打と調子を上げていて、「甲子園の雰囲気を楽しめるようになってきました。日を追うごとに力が抜け、リラックスして打席に入ることができています」と分析していました。準決勝に向けては、「全国制覇は夢ですが、目の前の試合を1つずつ勝っていくのがチームの方針なので、次の試合も1つの試合だと思って戦います。決勝は見える景色が違うと思うので、全力で楽しんで、自分たちの野球をして勝ちたいです」と意気込んでいました。
早稲田実 富田「少しは貢献できたか」
2打席連続ホームランを打った早稲田実業の富田直希選手は、「これまであまりヒットが打てずチームに貢献できなかったが、これで少しは貢献できたかなと思う。甲子園に来てから結果を意識しすぎて、バッティングフォームやどうヒットを打とうかなど考えすぎていたがきょうは無心で打てた。清宮のホームランを見て『さすがだな』と思ったが、その勢いに乗って2本目を打てた。2席連続ホームランは人生初なのでうれしい。ここからも一戦一戦、戦っていって、最後は優勝を目指したい」と話していました。
九州国際大付 楠城監督「なかなか攻略できなかった」
九州国際大付属高校の楠城徹監督は、「バッテリーにミスが出た直後に相手にホームランを打たれて先制されたことで、流れが悪くなってしまった。攻撃面では、相手ピッチャーのスライダーをなかなか攻略することができませんでした」と振り返りました。
また、早稲田実業の打線について、「選手たちが自分の役割を理解していて、つながりがあるすばらしい打線でした。清宮選手にはインコースに投げることをバッテリーに徹底させましたが、それでもホームランを打たれてしまい、改めてすごいバッターだと感じました」と相手をたたえました。
九州国際大付 山本「ことしは楽しく戦いきった」
今大会で3本のホームランを打ち、17日の試合ではヒット1本だった九州国際大付属高校の山本武白志選手は、「完敗です。去年は悔しさしか残りませんでしたが、ことしは楽しく戦いきることができました。早稲田実業の清宮選手のホームランは本当にいい打球で、まだ1年生だということを考えると、末恐ろしい存在だと感じました」と話していました。
九州国際大付 野木投手「失点重ねてしまった」
先発した九州国際大付属高校の野木海翔投手は、「2回に失点してから気持ちを切り替えようとしましたが、失点を重ねてしまいました。清宮選手に対しては徹底してインコースを攻めましたが、最初の打席で打ち取ったコースを次の打席の初球で打ってくるとは思いませんでした」と相手をたたえていました。
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