打者一巡すら観れなかったが、今シーズン初観戦。
日大の先発マウンドは、一年秋依頼に見る庄司。常にセットポジションから、構えは顔より上にグラブをセット。そこから頭の後ろに左腕を持っていき、左腕を下に下ろすことなく、できるだけボールを投げるまで隠すような変則フォームになっていた。
一回の最速は134キロ。変則左腕としては十分な球速だったが、ストレートはベルトより上にしか決まらず、スライダーもボールになるわで、鶴岡東の打者は浮いたストレートを狙い打ちし、ことごとく芯で捉えられていた。恐らく変化球は3球ぐらいだったかな?
まだ新しい投球フォームを自分のものにできていない印象だった。
一方で守備陣においては、浅賀が扇の要にいることで締まったように感じた。野球の知識、経験もあり、ベンチからの信頼もあついんだなと。
結局、鶴岡東は庄司の立ち上がりを、ヒットとエラー四球で満塁になったところから、押し出し四球のあと、7番打者のレフトオーバーで走者一掃し4点を先制。
鶴岡東のマウンドは、昨秋は4番レフトで出場していた奈須。
去年見てるが、肩が強いという印象はなかった。だが、練習から日大の庄司より速いのでは?と感じるボールを投げていた。
日大先頭の八鍬には、いきなり139キロを放り、球場からもおぉーという歓声が。
八鍬は速球に押されながらも、振り抜いたためライト前に落ちるヒットで出塁。
3番の浅賀は、アウトローの速球を、最短距離で捉え、ショートの頭上を速いライナーで抜ける二塁打を放ち一点を返す。これぞ浅賀という打撃だった。
4番の鈴木は力んでサードファールフライ。5番の舟生が当たりはよくなかったが、三遊間を抜けるヒットで2点目。その後6番栗田のスクイズで3点目。
7番に入るのは注目の一年生斎藤(鶴岡四中、酒田シニア)。シートノックでもバウンドの合わせ方や、打球への入り方にセンスを感じる選手だったが、打撃においてもミートセンスを感じることができた。日大OBの中野(現東北福祉大)以上の内野手に育って欲しい。この打席は芯で捉えたもののセカンド正面のゴロ。いただけなかったのは、セカンドが捕球した瞬間、もう流しながら走ってしまっていたこと。まだまだ一年生、何事もガムシャラに取り組んで欲しい。センスのある選手が抜くことを覚えてしまうと、結局小手先の技術で対応してしまい身体的な発達がなくなり、期待以上に伸びないことがある。
鶴岡東の奈須に関しては、スリークォーターから、アベレージで135、最速139キロの速球に110キロ台のスライダー、90キロ台のスローカーブがあった。ただ、開きが早いフォームなので、球速ほど打ちづらさはない印象。
まぁ、日大の選手もいいスイングをしていたが。素振りでもフォロースイングの大きさが目立った。
最後に、先日寸評した鶴岡東の丸山はベンチ外。今日は来てすらないかも。怪我ではないと思うので、ひょっとしたら夏には本格派左腕として投げる?なんて。どうでしょうかね。
180cm/85kgとがっちりした体格の左投げ左打ちの外野手兼投手。2年秋は3番ライトで出場。
■守備
ライトの守備はポジショニングを見ても自信の無さがわかる。どの打者にたいしても、定位置付近の芝が薄くなっている場所よりも後方、一般的には長打警戒時に守る位置で構えている。
つまりは、打球の追い方が上手ではないのだろう。右中間の打球はセンターに任せる傾向もあった。
肩に関しては、投手で130キロ台を放れることから強い部類。
■走塁
守備同様苦手意識があるのだろう、次の塁を狙おうという意識が薄い、また判断力も悪い。
リード幅も短く盗塁をしかけることはない。
■打撃
待球傾向だが、狙い球を絞っている感じでもなく、来たボールに対応していく印象。
この選手の凄いところは、どのコースのボールに対しても、面で捉えることができること。イメージとしては、ボールとバットの接触時間が長い感じ。その為、逆方向にも非常に強い打球を打つことができるし、率も残せる。
恐らくだが、左手の力が強いことと、使い方が上手なのだろう。
また、打者としての本質はスラッガータイプではなく、外野手の間を球足の速いライナーで抜くタイプ。2015年の夏の甲子園、花咲徳栄戦で打った二塁打がいい例。
もちろん、スイングスピードもあり、ウエイトもあるので、角度がつけばスタンドインできる打者ではあるが。
■最後に
野手としての意識はまだまだ低く、才能でやっている感じだが、打撃に関するセンスは本物で、ぜひ球場でその打棒を観ていただきたい。そして、打球速度と他の選手とは異なるミート音に注目して頂きたい。
■守備
ライトの守備はポジショニングを見ても自信の無さがわかる。どの打者にたいしても、定位置付近の芝が薄くなっている場所よりも後方、一般的には長打警戒時に守る位置で構えている。
つまりは、打球の追い方が上手ではないのだろう。右中間の打球はセンターに任せる傾向もあった。
肩に関しては、投手で130キロ台を放れることから強い部類。
■走塁
守備同様苦手意識があるのだろう、次の塁を狙おうという意識が薄い、また判断力も悪い。
リード幅も短く盗塁をしかけることはない。
■打撃
待球傾向だが、狙い球を絞っている感じでもなく、来たボールに対応していく印象。
この選手の凄いところは、どのコースのボールに対しても、面で捉えることができること。イメージとしては、ボールとバットの接触時間が長い感じ。その為、逆方向にも非常に強い打球を打つことができるし、率も残せる。
恐らくだが、左手の力が強いことと、使い方が上手なのだろう。
また、打者としての本質はスラッガータイプではなく、外野手の間を球足の速いライナーで抜くタイプ。2015年の夏の甲子園、花咲徳栄戦で打った二塁打がいい例。
もちろん、スイングスピードもあり、ウエイトもあるので、角度がつけばスタンドインできる打者ではあるが。
■最後に
野手としての意識はまだまだ低く、才能でやっている感じだが、打撃に関するセンスは本物で、ぜひ球場でその打棒を観ていただきたい。そして、打球速度と他の選手とは異なるミート音に注目して頂きたい。
平成27年11月7日 天童市スポーツセンター野球場
年末に台湾に派遣する選抜チームのメンバー並びに、引率監督コーチが先日発表され、本日は発表後初の実践練習といったところ。
しかし、もう少し高野連のHP等で告知して欲しいなあ・・・。
東北の他県と比べると夏の予選の観客の数は圧倒的に少ないのが山形県。
興行ではないにせよ、もっと高校野球を盛り上げていこうという姿勢があってもいいと思うのだが。
観客が多ければ選手も余計頑張るでしょうに。
さて、今日の相手は、山形市内の高校(高野連の強化部に在籍している監督の高校がメイン)を中心とした3年生のメンバー(おそらく大学等で野球を続ける選手たち)。
5イニング制のゲームを2回実施したところまで観戦。
第1試合は球場入りが遅れて3回途中より。
3年生チームは積田(酒田南)が投げていた。
その他メンバーは、投手が小笠原(山形学院)、吹風、楳津(東海大山形)、山本学園の右腕。
捕手は池田(山形商)、青木(酒田南)。内野手では、松岡、佐藤寿樹、尾形(日大山形)、横田、櫻井(東海大山形)、増田(酒田南)高橋洸樹、野口(山形城北)、宮原(九里学園)。
外野手が、歌丸(山形商)、多田(山本学園)、大竹(東海大山形)。
投手リレーは、小笠原-積田-吹風
選抜チームのスターティングオーダーは、
1 8 石垣(酒田南・2年)
2 9 鈴木(日大山形・1年)
3 3 佐藤(鶴岡東・2年)
4 DH 丸山(鶴岡東・2年)
5 7 浅賀(日大山形・2年)
6 5 長嶺(酒田南・1年)
7 2 渡邉(山形南・2年)
8 4 萩原(鶴岡東・2年)
9 6 河合(東海大山形・2年)
投手リレーは、荒澤(山形中央・2年)→中西(酒田南・1年)→八鍬(日大山形・2年)
※特にメモを取っていたわけでもないので、間違いはご了承を
スコアは4-4。
台湾でのゲームは国際ルール適用になるため、木製バットを使用。
打って点をとったというよりは、四球でチャンスを作っての得点。
3年生チームの投手陣は走り込み不足から、下半身の粘りが足りず手先だけでのコントロールだったため、ちょっと残念。でも、現役時代と同じ量はやらないか。
ただ、吹風は最速138km/hを記録。今後の成長・活躍に期待したい。
3年生チーム、選抜チームともに木製バットへ対応していたのは日大山形の選手たち。恐らく普段の練習から木製を使った打撃練習もしているのだろう。
個人の能力はもちろんだが、OBの中野や青木が大学1年目ながら活躍できたのは、高校時代に日頃の練習から使っていたのだと感じる。
グランド整備の後、2ゲーム目を実施。
選抜チームのスタメンは
1 8 石垣(酒田南)
2 9 鈴木(日大山形)
3 3 菅井(山本学園・2年)
4 DH 八鍬(日大山形・2年)
5 7 荒澤(山形中央・2年) → 登藤(九里学園)
6 5 山口(長井・2年)
7 2 佐藤敦樹(酒田南・1年) → 浅賀(日大山形)
8 4 鈴木一朗(山形中央・2年) ※選抜チーム主将
9 6 河合(東海大山形)
石垣、鈴木琉生、河合が1試合目と同じくスタメン。
投手リレーは、登藤(九里学園・2年)→高橋蓮斗(米沢中央・2年)→久田(東海大山形・2年)
最終スコアは 選抜 9 - 2 3年生。
酒田南の2人に長打が出た。
石垣は自身特有の飛球ではなく、ライナー性のあたりだったが、打球の速さは群を抜いていた。
また、全体的に1試合目よりヒットも出ていた。
ほかにも、選抜チームならではの収穫も。
浅賀のキャッチャー、鈴木一朗のセカンドでのファインプレー。
そして、今回の一番の収穫は久田のピッチングだった。
今日はストレートと90キロ台のスローカーブのみの投球だったが、ストレートは常時135km/hの最速139km/h。来年のドラフト会議で、山形県の高校から1番指名される可能性がある選手が久田だと私は考える。来夏は、140km後半を投げてもおかしくない素材。
しかし、首脳陣としてはスタメン悩むだろうなあ。
特に外野手。
外野手メンバーは、鶴岡東の丸山、酒田南の石垣、日大山形の浅賀、鈴木琉生、八鍬と、5名ともクリーンナップを打てる打力がある選手たち。総合力や木製への対応度で決まるのだろうが、どうなんだろうか。
私の選ぶスタメンを最後に記し、今日の観戦記事を終えたい。
1 9 鈴木 琉生(日大山形)
2 4 鈴木 一朗(山形中央)
3 7 浅賀 雅人(日大山形)
4 DH 丸山 大(鶴岡東)
5 8 石垣 雅海(酒田南)
6 3 佐藤 要(鶴岡東)
7 2 渡邉 航大(山形南)
8 5 山口 啓太(長井)
9 6 河合 海斗(東海大山形)
かな?だけど、1~4番が全員左打者で、5~9番が全員右打者と偏ってしまうなあ。
浅賀と佐藤の打順をスイッチするのみありかな?
山口の変わりに長嶺でもあり。山口はおかわり君体系で、打撃も思いのほか柔らかさがあるので面白いが、守備では足の運びができていない。これから、レベルの高い選手たちと練習することで身につくことを期待でスタメン。
ショートとセカンドを逆にしてもよかったのだが、肩の強さが勝る河合をショートで。
今回の選抜チームに選ばれた選手たちが経験したものをどう所属チームに活かしていけるかも期待してみていきたい。
年末に台湾に派遣する選抜チームのメンバー並びに、引率監督コーチが先日発表され、本日は発表後初の実践練習といったところ。
しかし、もう少し高野連のHP等で告知して欲しいなあ・・・。
東北の他県と比べると夏の予選の観客の数は圧倒的に少ないのが山形県。
興行ではないにせよ、もっと高校野球を盛り上げていこうという姿勢があってもいいと思うのだが。
観客が多ければ選手も余計頑張るでしょうに。
さて、今日の相手は、山形市内の高校(高野連の強化部に在籍している監督の高校がメイン)を中心とした3年生のメンバー(おそらく大学等で野球を続ける選手たち)。
5イニング制のゲームを2回実施したところまで観戦。
第1試合は球場入りが遅れて3回途中より。
3年生チームは積田(酒田南)が投げていた。
その他メンバーは、投手が小笠原(山形学院)、吹風、楳津(東海大山形)、山本学園の右腕。
捕手は池田(山形商)、青木(酒田南)。内野手では、松岡、佐藤寿樹、尾形(日大山形)、横田、櫻井(東海大山形)、増田(酒田南)高橋洸樹、野口(山形城北)、宮原(九里学園)。
外野手が、歌丸(山形商)、多田(山本学園)、大竹(東海大山形)。
投手リレーは、小笠原-積田-吹風
選抜チームのスターティングオーダーは、
1 8 石垣(酒田南・2年)
2 9 鈴木(日大山形・1年)
3 3 佐藤(鶴岡東・2年)
4 DH 丸山(鶴岡東・2年)
5 7 浅賀(日大山形・2年)
6 5 長嶺(酒田南・1年)
7 2 渡邉(山形南・2年)
8 4 萩原(鶴岡東・2年)
9 6 河合(東海大山形・2年)
投手リレーは、荒澤(山形中央・2年)→中西(酒田南・1年)→八鍬(日大山形・2年)
※特にメモを取っていたわけでもないので、間違いはご了承を
スコアは4-4。
台湾でのゲームは国際ルール適用になるため、木製バットを使用。
打って点をとったというよりは、四球でチャンスを作っての得点。
3年生チームの投手陣は走り込み不足から、下半身の粘りが足りず手先だけでのコントロールだったため、ちょっと残念。でも、現役時代と同じ量はやらないか。
ただ、吹風は最速138km/hを記録。今後の成長・活躍に期待したい。
3年生チーム、選抜チームともに木製バットへ対応していたのは日大山形の選手たち。恐らく普段の練習から木製を使った打撃練習もしているのだろう。
個人の能力はもちろんだが、OBの中野や青木が大学1年目ながら活躍できたのは、高校時代に日頃の練習から使っていたのだと感じる。
グランド整備の後、2ゲーム目を実施。
選抜チームのスタメンは
1 8 石垣(酒田南)
2 9 鈴木(日大山形)
3 3 菅井(山本学園・2年)
4 DH 八鍬(日大山形・2年)
5 7 荒澤(山形中央・2年) → 登藤(九里学園)
6 5 山口(長井・2年)
7 2 佐藤敦樹(酒田南・1年) → 浅賀(日大山形)
8 4 鈴木一朗(山形中央・2年) ※選抜チーム主将
9 6 河合(東海大山形)
石垣、鈴木琉生、河合が1試合目と同じくスタメン。
投手リレーは、登藤(九里学園・2年)→高橋蓮斗(米沢中央・2年)→久田(東海大山形・2年)
最終スコアは 選抜 9 - 2 3年生。
酒田南の2人に長打が出た。
石垣は自身特有の飛球ではなく、ライナー性のあたりだったが、打球の速さは群を抜いていた。
また、全体的に1試合目よりヒットも出ていた。
ほかにも、選抜チームならではの収穫も。
浅賀のキャッチャー、鈴木一朗のセカンドでのファインプレー。
そして、今回の一番の収穫は久田のピッチングだった。
今日はストレートと90キロ台のスローカーブのみの投球だったが、ストレートは常時135km/hの最速139km/h。来年のドラフト会議で、山形県の高校から1番指名される可能性がある選手が久田だと私は考える。来夏は、140km後半を投げてもおかしくない素材。
しかし、首脳陣としてはスタメン悩むだろうなあ。
特に外野手。
外野手メンバーは、鶴岡東の丸山、酒田南の石垣、日大山形の浅賀、鈴木琉生、八鍬と、5名ともクリーンナップを打てる打力がある選手たち。総合力や木製への対応度で決まるのだろうが、どうなんだろうか。
私の選ぶスタメンを最後に記し、今日の観戦記事を終えたい。
1 9 鈴木 琉生(日大山形)
2 4 鈴木 一朗(山形中央)
3 7 浅賀 雅人(日大山形)
4 DH 丸山 大(鶴岡東)
5 8 石垣 雅海(酒田南)
6 3 佐藤 要(鶴岡東)
7 2 渡邉 航大(山形南)
8 5 山口 啓太(長井)
9 6 河合 海斗(東海大山形)
かな?だけど、1~4番が全員左打者で、5~9番が全員右打者と偏ってしまうなあ。
浅賀と佐藤の打順をスイッチするのみありかな?
山口の変わりに長嶺でもあり。山口はおかわり君体系で、打撃も思いのほか柔らかさがあるので面白いが、守備では足の運びができていない。これから、レベルの高い選手たちと練習することで身につくことを期待でスタメン。
ショートとセカンドを逆にしてもよかったのだが、肩の強さが勝る河合をショートで。
今回の選抜チームに選ばれた選手たちが経験したものをどう所属チームに活かしていけるかも期待してみていきたい。
平成27年10月10日 青森市営野球場
鶴岡東 200 002 000|4
青森山田 300 011 10✕|6
開会式後の東北大会オープニングゲームとなったこの試合。
初回、青森山田の先発堀岡(背番号1)の立ち上がり、ストレートの制球が定まらない。1番バッターの佐藤要(背番号3)、2番の太居(背番号15)に四球を与え、ノーアウト1,2塁のチャンス。3番の丸山(背番号9)は、1ボール1ストライクからの3球目を左中間に打ち上げるが、とんだところがよくヒットで満塁に。続く4番の奈須(背番号7)は追い込まれた後、ぼてぼてのサードゴロ。この間にランナーがそれぞれ進塁し、鶴岡東が1点を先制する。続く打者は、県大会後半戦から打撃好調だった萩原(背番号6)だが、カウント2-2からの5球目のアウトコースに落ちていく縦のスライダーに空振り三振。2アウト2,3塁に変わる。6番の伊賀松(背番号5)も3球で追い込まれるが、次の4球目に青森山田にバッテリーエラー(パスボール)が出て2点目。2死3塁とまだチャンスは続くが、結局伊賀松も空振り三振で3アウト。青森山田のエース堀岡の制球が定まらない初回にもう少し得点をしたいところだったが、要所要所で外へ切れ味鋭い縦スライダーが決まり捉えきれず。
鶴岡東の先発はエースの太田。青森山田先頭の好打者内山(背番号9)をセカンドゴロ、2番の相坂(背番号4)もサードへのゴロで2アウトかと思いきや、サードの伊賀松がエラーをし1死1塁。3番の村山(背番号2)は送りバントを決め、2アウトながらスコアリングポジションにランナーを進める。迎えるは4番の三森(背番号6)。長身細身の体系からシャープなスイングをしてくるバッター。太田のスライダーをきっちり捉え、レフト前ヒット。セカンドランナーの相坂は、判断良くホームまで還り1点を返す。続く5番齊藤(背番号14)は死球、6番漆舘(背番号7)はショート横への内野安打で満塁となる。7番工藤(背番号5)のあたりは三遊間を抜けヒット。セカンドランナーの齊藤も還り3点を取り青森山田があっさり逆転する。
いきなり初回に試合が動いたが、これがオープニングゲームといったところか。
2回表は、先頭の太田(背番号1)が四球で出塁後、8番の岸(背番号2)がバントで送り1アウト2塁とするが、キャッチャーからの牽制死で2アウト。ランナーが無くなった後、9番阿部(背番号8)がサードへのボテボテの内野安打で出塁後、盗塁死とまずい攻めで得点ならず。裏の青森山田は、先頭の9番荒井(背番号8)がファースト強襲ヒットで出塁し、2番の相坂がバントで送り2死2塁のチャンスを作るも、3番村山がセカンドゴロで3アウト。
3回表鶴岡東の攻撃は、1アウトから2番太居、3番丸山が四球で出塁するも、4番奈須が力ないライトフライ、5番萩原がアウトコース直球を見逃し三振で2者残塁。
その裏の青森山田は、先頭の4番三森がレフトへライナーのヒットを放ち、5番齊藤が送り1死2塁のチャンスを作る。6番漆舘の2球目にセカンドランナーの三森が三盗を決めるが、漆舘、工藤と2者連続で空振りの三振で3アウト。
4回表は、3つの四球をもらい満塁とするも、2番の太居が空振り三振で3者残塁3アウト。
裏の青森山田の攻撃は8番堀岡(背番号1)から。2ボールナッシングからセンター前ヒットで出塁するも、9番荒井がバントを2度ファールし結果三振。送ることができず。1番内山がレフト前ヒットでつなぎ1死1,2塁で2番の相坂。1ボール2ストライクからの4球目を捉えセンター前へ。セカンドランナー堀岡がホームへ向かうも、センター阿部からの好返球で本塁タッチアウト。次の村山はショートゴロに倒れ、ヒット3本を打つも無得点。
5回表の鶴岡東は、3番丸山からの好打順だったが、センターフライ、ファーストへのファールフライ、セカンドゴロで3者凡退。2回表は結果3人で終わった形だが、一人の走者も出さずに終わった攻撃はこの試合これが初となる。
そんな流れからか、裏の青森山田先頭の4番三森は、初級のインローの厳しい直球をうまく振りぬきセンター前ヒット。すかさずバントで1死2塁とするが、6番漆舘はショートゴロ。ランナーは進めず、2死2塁。7番工藤はサード横への内野安打。ここで、1塁に出た工藤が1-2塁間で挟まれランダンプレーの間に、三森が生還し1点追加。ランダンプレー中に、走者の工藤が3フィートを出たのではと鶴岡東が抗議をするも認められず。結局サードランナーの三森が工藤のタッチプレーより先に本塁を陥れたということで得点が認められる。しかし、バックネット裏は納得していない雰囲気だったので、審判が説明を入れてもよかったのかも。
待望の追加点は青森山田に入り、試合は折り返しに。
何としてでも反撃したい6回表の鶴岡東の攻撃は6番の伊賀松から。だが5回まで相手の堀岡に2安打6三振で、安打2つも落ちどころが良かったフライヒットとボテボテの内野安打のみで、まともにとらえることができていない。堀岡は、制球が定まらずボールが暴れまくっているものの、投げるボールひとひとつは山形県のどの投手よりも上。ストレートも目測130キロ後半でノビがあり、縦スライダーは1級品。ただ、5回終了時点で球数は100球を超えていた。そろそろ球威が落ちてきてもおかしくない。
伊賀松はセンターライナーに倒れるが、7番太田ライト前ヒット、8番岸は初球を打ちレフト前へ。9番阿部もファールで粘りながら7球目をレフト前へ。1死満塁のチャンスで、1番佐藤要。初級を捉え、ライナー性の打球でライトオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち同点!ファーストランナーの阿部もホームを狙うもライト-セカンド-キャッチャーへ渡りタッチアウト。2アウト2塁となり2番の太居はサードファールフライで3アウト。
同点とされた青森山田は、先頭の堀岡に代わり代打眞田(背番号13)。ファール・ボールを繰り返し8球目を見送り四球で出塁。代走でナガサカ(背番号20)1塁となり、9番荒井はきっちり送って1死2塁。1番内山がセンターフライの後2番相坂がセンターへ運びナガサカが還り1点を追加し、5-4とすぐに突き返す。
7回表から、青森山田のマウンドは背番号10の坪井にスイッチ。坪井も制球が不安定。先頭の3番丸山を2球で追い込んだものの、4球続けてボールとなり四球。4番奈須は、バントを試みるもキャッチャー前への小フライとなるもノーバウンドでは取れず。しかし、1塁ランナーの丸山が進塁を躊躇していたため、キャッチャーから2塁へ送り、セカンドフォースアウト。バント失敗。その後5番萩原は四球、6番伊賀松の4球目にワイルドピッチで2,3塁と進塁。伊賀松への5球目が死球となり1死満塁の大チャンス。しかし後続の太田はライトへの浅いフライでタッチアップできず2死満塁、8番岸はセカンドゴロで3者残塁。
7回裏青森山田は、先頭の4番三森が追い込まれたあと3球続けてファールした後、センター前ヒット。この試合4安打目。バットコントロールが非常に優れている。5番齊藤はこの試合3つめの犠打を決め1死2塁。6番漆舘は初球をセンター前へもっていく。ここで、4回と全く同じプレーが。1,2塁間にランナーが挟まれた際に、三塁ランナーの三森がまたしても本塁を陥れ6点目。鶴岡東にとっては、非常に痛い1点となった。
8回表先頭の阿部が四球で出塁するも、1番佐藤要はセカンドゴロダブルプレー。9回もクリーンナップからの攻撃だったが3人で終わり、結局6-4で青森山田が鶴岡東を下したゲームとなった。
鶴岡東は、青森山田の2投手から12の四死球をもらうも、6安打10残塁。捉えたのは6回の4連打のみと、力負けと言わざるを得ない戦いだった。チャンスで4番5番がブレーキだったのが痛かった。
おそらく、青森山田のエース堀岡は来年のドラフト候補としてあがってくる投手だと思う。全国級の投手を打てる工夫をして欲しい。攻撃も、バントだけではなく(そのバントもミスが多い)、制球が定まらない投手には足で揺さぶりやプレッシャーをかけたりしていかなければならない。
一方、勝利した青森山田は、チームの雰囲気が良い。夏に監督さんが変わったのも影響しているのかな?
その新監督の兜森監督は現役時代投手だったこともあり、とにかくランナー2塁を作ろうという意思が非常に強く伺える采配を取っていた。送りバントはこの試合7つ。4番の三森が全打席安打を打つものだから、5番の齊藤は第1打席以外はすべてバントとなった。こういった采配は、選手を腐らせたりするものだが、そこは監督さんと選手とのコミュニケーションがしっかりとれているのだろう。どの選手も、役割をしっかり理解している様子だった。ベンチからも、適切な指摘の声も活発に出ており、これまでの青森山田とは違ったチーム(打倒私学の先頭を切っている公立高校のような雰囲気)に今後のゲームを期待したくなるチームでした。
※結果はご存知の通り、青森山田は東北大会を制しました。おめでとうございます。
鶴岡東 200 002 000|4
青森山田 300 011 10✕|6
開会式後の東北大会オープニングゲームとなったこの試合。
初回、青森山田の先発堀岡(背番号1)の立ち上がり、ストレートの制球が定まらない。1番バッターの佐藤要(背番号3)、2番の太居(背番号15)に四球を与え、ノーアウト1,2塁のチャンス。3番の丸山(背番号9)は、1ボール1ストライクからの3球目を左中間に打ち上げるが、とんだところがよくヒットで満塁に。続く4番の奈須(背番号7)は追い込まれた後、ぼてぼてのサードゴロ。この間にランナーがそれぞれ進塁し、鶴岡東が1点を先制する。続く打者は、県大会後半戦から打撃好調だった萩原(背番号6)だが、カウント2-2からの5球目のアウトコースに落ちていく縦のスライダーに空振り三振。2アウト2,3塁に変わる。6番の伊賀松(背番号5)も3球で追い込まれるが、次の4球目に青森山田にバッテリーエラー(パスボール)が出て2点目。2死3塁とまだチャンスは続くが、結局伊賀松も空振り三振で3アウト。青森山田のエース堀岡の制球が定まらない初回にもう少し得点をしたいところだったが、要所要所で外へ切れ味鋭い縦スライダーが決まり捉えきれず。
鶴岡東の先発はエースの太田。青森山田先頭の好打者内山(背番号9)をセカンドゴロ、2番の相坂(背番号4)もサードへのゴロで2アウトかと思いきや、サードの伊賀松がエラーをし1死1塁。3番の村山(背番号2)は送りバントを決め、2アウトながらスコアリングポジションにランナーを進める。迎えるは4番の三森(背番号6)。長身細身の体系からシャープなスイングをしてくるバッター。太田のスライダーをきっちり捉え、レフト前ヒット。セカンドランナーの相坂は、判断良くホームまで還り1点を返す。続く5番齊藤(背番号14)は死球、6番漆舘(背番号7)はショート横への内野安打で満塁となる。7番工藤(背番号5)のあたりは三遊間を抜けヒット。セカンドランナーの齊藤も還り3点を取り青森山田があっさり逆転する。
いきなり初回に試合が動いたが、これがオープニングゲームといったところか。
2回表は、先頭の太田(背番号1)が四球で出塁後、8番の岸(背番号2)がバントで送り1アウト2塁とするが、キャッチャーからの牽制死で2アウト。ランナーが無くなった後、9番阿部(背番号8)がサードへのボテボテの内野安打で出塁後、盗塁死とまずい攻めで得点ならず。裏の青森山田は、先頭の9番荒井(背番号8)がファースト強襲ヒットで出塁し、2番の相坂がバントで送り2死2塁のチャンスを作るも、3番村山がセカンドゴロで3アウト。
3回表鶴岡東の攻撃は、1アウトから2番太居、3番丸山が四球で出塁するも、4番奈須が力ないライトフライ、5番萩原がアウトコース直球を見逃し三振で2者残塁。
その裏の青森山田は、先頭の4番三森がレフトへライナーのヒットを放ち、5番齊藤が送り1死2塁のチャンスを作る。6番漆舘の2球目にセカンドランナーの三森が三盗を決めるが、漆舘、工藤と2者連続で空振りの三振で3アウト。
4回表は、3つの四球をもらい満塁とするも、2番の太居が空振り三振で3者残塁3アウト。
裏の青森山田の攻撃は8番堀岡(背番号1)から。2ボールナッシングからセンター前ヒットで出塁するも、9番荒井がバントを2度ファールし結果三振。送ることができず。1番内山がレフト前ヒットでつなぎ1死1,2塁で2番の相坂。1ボール2ストライクからの4球目を捉えセンター前へ。セカンドランナー堀岡がホームへ向かうも、センター阿部からの好返球で本塁タッチアウト。次の村山はショートゴロに倒れ、ヒット3本を打つも無得点。
5回表の鶴岡東は、3番丸山からの好打順だったが、センターフライ、ファーストへのファールフライ、セカンドゴロで3者凡退。2回表は結果3人で終わった形だが、一人の走者も出さずに終わった攻撃はこの試合これが初となる。
そんな流れからか、裏の青森山田先頭の4番三森は、初級のインローの厳しい直球をうまく振りぬきセンター前ヒット。すかさずバントで1死2塁とするが、6番漆舘はショートゴロ。ランナーは進めず、2死2塁。7番工藤はサード横への内野安打。ここで、1塁に出た工藤が1-2塁間で挟まれランダンプレーの間に、三森が生還し1点追加。ランダンプレー中に、走者の工藤が3フィートを出たのではと鶴岡東が抗議をするも認められず。結局サードランナーの三森が工藤のタッチプレーより先に本塁を陥れたということで得点が認められる。しかし、バックネット裏は納得していない雰囲気だったので、審判が説明を入れてもよかったのかも。
待望の追加点は青森山田に入り、試合は折り返しに。
何としてでも反撃したい6回表の鶴岡東の攻撃は6番の伊賀松から。だが5回まで相手の堀岡に2安打6三振で、安打2つも落ちどころが良かったフライヒットとボテボテの内野安打のみで、まともにとらえることができていない。堀岡は、制球が定まらずボールが暴れまくっているものの、投げるボールひとひとつは山形県のどの投手よりも上。ストレートも目測130キロ後半でノビがあり、縦スライダーは1級品。ただ、5回終了時点で球数は100球を超えていた。そろそろ球威が落ちてきてもおかしくない。
伊賀松はセンターライナーに倒れるが、7番太田ライト前ヒット、8番岸は初球を打ちレフト前へ。9番阿部もファールで粘りながら7球目をレフト前へ。1死満塁のチャンスで、1番佐藤要。初級を捉え、ライナー性の打球でライトオーバーの2点タイムリーツーベースを放ち同点!ファーストランナーの阿部もホームを狙うもライト-セカンド-キャッチャーへ渡りタッチアウト。2アウト2塁となり2番の太居はサードファールフライで3アウト。
同点とされた青森山田は、先頭の堀岡に代わり代打眞田(背番号13)。ファール・ボールを繰り返し8球目を見送り四球で出塁。代走でナガサカ(背番号20)1塁となり、9番荒井はきっちり送って1死2塁。1番内山がセンターフライの後2番相坂がセンターへ運びナガサカが還り1点を追加し、5-4とすぐに突き返す。
7回表から、青森山田のマウンドは背番号10の坪井にスイッチ。坪井も制球が不安定。先頭の3番丸山を2球で追い込んだものの、4球続けてボールとなり四球。4番奈須は、バントを試みるもキャッチャー前への小フライとなるもノーバウンドでは取れず。しかし、1塁ランナーの丸山が進塁を躊躇していたため、キャッチャーから2塁へ送り、セカンドフォースアウト。バント失敗。その後5番萩原は四球、6番伊賀松の4球目にワイルドピッチで2,3塁と進塁。伊賀松への5球目が死球となり1死満塁の大チャンス。しかし後続の太田はライトへの浅いフライでタッチアップできず2死満塁、8番岸はセカンドゴロで3者残塁。
7回裏青森山田は、先頭の4番三森が追い込まれたあと3球続けてファールした後、センター前ヒット。この試合4安打目。バットコントロールが非常に優れている。5番齊藤はこの試合3つめの犠打を決め1死2塁。6番漆舘は初球をセンター前へもっていく。ここで、4回と全く同じプレーが。1,2塁間にランナーが挟まれた際に、三塁ランナーの三森がまたしても本塁を陥れ6点目。鶴岡東にとっては、非常に痛い1点となった。
8回表先頭の阿部が四球で出塁するも、1番佐藤要はセカンドゴロダブルプレー。9回もクリーンナップからの攻撃だったが3人で終わり、結局6-4で青森山田が鶴岡東を下したゲームとなった。
鶴岡東は、青森山田の2投手から12の四死球をもらうも、6安打10残塁。捉えたのは6回の4連打のみと、力負けと言わざるを得ない戦いだった。チャンスで4番5番がブレーキだったのが痛かった。
おそらく、青森山田のエース堀岡は来年のドラフト候補としてあがってくる投手だと思う。全国級の投手を打てる工夫をして欲しい。攻撃も、バントだけではなく(そのバントもミスが多い)、制球が定まらない投手には足で揺さぶりやプレッシャーをかけたりしていかなければならない。
一方、勝利した青森山田は、チームの雰囲気が良い。夏に監督さんが変わったのも影響しているのかな?
その新監督の兜森監督は現役時代投手だったこともあり、とにかくランナー2塁を作ろうという意思が非常に強く伺える采配を取っていた。送りバントはこの試合7つ。4番の三森が全打席安打を打つものだから、5番の齊藤は第1打席以外はすべてバントとなった。こういった采配は、選手を腐らせたりするものだが、そこは監督さんと選手とのコミュニケーションがしっかりとれているのだろう。どの選手も、役割をしっかり理解している様子だった。ベンチからも、適切な指摘の声も活発に出ており、これまでの青森山田とは違ったチーム(打倒私学の先頭を切っている公立高校のような雰囲気)に今後のゲームを期待したくなるチームでした。
※結果はご存知の通り、青森山田は東北大会を制しました。おめでとうございます。
平成27年9月20日 荘銀・日新スタジアム
酒田南 001 000 330|7
山中央 000 000 020|2
準決勝では、4季連続で県No.1を狙う鶴岡東を「打力」でうっちゃった酒田南か、走攻守でまとまりをみせる「総合力」で勝負する山形中央か、秋の山形の1位を決めるゲームが始まる。
山形中央の先発は、左のエース・背番号3を背負った荒澤。酒田南は、前日制球が定まらず1アウトを取っただけで降板したエースナンバーの中西が先発。
1回は酒田南、2回は山形中央がそれぞれ満塁のチャンスを作るも無得点。酒田南の中西はバラつきこそあるが、粘り強く投げなかなか山形中央打線に安打を許さない。
ゲームが動いたのは3回。酒田南は1死2塁のチャンスで、主砲の石垣雅海(2年・酒田3中)アスリート系の体格から、高い放物線を描くホームランが打てる、天性のアーチストになれる素材。初級の内より高めのストレートを振りぬくと、石垣らしくない(?)ライナーでレフトを襲う。そのままレフトの頭を超える2塁打で1点先制。この1点が中西にとっては非常に大きな1点となっただろう。
事実、中西は3回から7回まで山形中央打線に安打を許さず。また、5回裏は、四球等で1死1,2塁のピンチを招いたが、先制打を打ったセンターを守る石垣が中西を救う。長打が出れば逆転の場面で、山形中央打線では一番期待の持てる4番大泉。1年生だが広角に長打を打てる打者。この打席も、打った瞬間「抜けた」と思った、左中間後方に伸びていくライナーを放つ。しかし、その打球を石垣が無駄のない背走でナイスキャッチ。客席からは、2塁ランナーなんでタッチアップしないんだなんて声が聞こえたが、本来は抜けていたはずの打球。それだけ石垣の守備が良かった。
3回の得点以降、スコアが動かない決勝戦らしい進行のゲームが動いたのは7回。山形中央の荒澤は、ボールが荒れたりするが、要所要所では130キロ台のストレートとスライダーを丁寧に投げ得点を許さなかった。しかし、この7回はスタミナが切れてしまったか?ボールが浮き始めてしまった。酒田南は、荒澤の甘く入ったボールを逃さず、3番塚野、5番の長嶺が長打を放ち7回3得点。さらに8回も、荒澤から代わった緒形から3安打で2点、その後投げた遠藤の暴投で1点を追加し、7-0とリードを広げる。
このままでは終われない山形中央は、その裏意地をみせる。
ランナーを一人置き、打席には4番の大泉。高めの直球を強振した打球はバックスクリーン右への2ランホームラン。さらに攻め、2死満塁を作り、打席には主将の鈴木一朗。鈴木としてはこの試合ここまで無安打のため、なんとか一本打ちたいところ。強いゴロ性の打球を放つが、転んだところはセカンド正面。結局大泉の2ランの2得点だけで万事休す。
結果、酒田南が第1代表で、山形中央が第2代表と決まった。
酒田南の中西は、9回を投げ150球、被安打5の2失点完投勝利。しかし、四死球は8、ワイルドピッチも2を記録した通り、制球力を上げることが課題。
逆に、山形中央の荒澤は、息切れした7回の除けば、私が見た中では最高のピッチングをした試合だった。8月の村山地区1次予選での日大山形戦で「投手失格」の判断をした私の考えを覆す内容だった。
打線は、酒田南は見事の一言。甘い球を逃さないという集中力とヘッドの振りぬきの良さが各打者目立った。あとはいかに状態を維持できるか。
一方山形中央は打線に課題を残した。幾度もチャンスをもらいながらあと1本が出ず2得点のみ。残塁は実に13を数えた。1球の重みを意識した練習をしていって欲しい。
この試合を以って、秋季山形県大会が幕を閉じた。
見た感じ、東北大会へ出場する3校の戦力は、
・投手力は3校とも同レベル
・打力は、酒田南>鶴岡東>山形中央
・守備は、山形中央>>酒田南=鶴岡東
・采配は、鶴岡東が「バント」多用、山形中央は「盗塁」多め、酒田南は「打て」中心
3校ともにいえる課題は、すでに記事で書いていたが、無駄な四死球を出さないことと、1本を打てる打線。
今度は、東北大会2試合の観戦記事を書く予定です。
酒田南 001 000 330|7
山中央 000 000 020|2
準決勝では、4季連続で県No.1を狙う鶴岡東を「打力」でうっちゃった酒田南か、走攻守でまとまりをみせる「総合力」で勝負する山形中央か、秋の山形の1位を決めるゲームが始まる。
山形中央の先発は、左のエース・背番号3を背負った荒澤。酒田南は、前日制球が定まらず1アウトを取っただけで降板したエースナンバーの中西が先発。
1回は酒田南、2回は山形中央がそれぞれ満塁のチャンスを作るも無得点。酒田南の中西はバラつきこそあるが、粘り強く投げなかなか山形中央打線に安打を許さない。
ゲームが動いたのは3回。酒田南は1死2塁のチャンスで、主砲の石垣雅海(2年・酒田3中)アスリート系の体格から、高い放物線を描くホームランが打てる、天性のアーチストになれる素材。初級の内より高めのストレートを振りぬくと、石垣らしくない(?)ライナーでレフトを襲う。そのままレフトの頭を超える2塁打で1点先制。この1点が中西にとっては非常に大きな1点となっただろう。
事実、中西は3回から7回まで山形中央打線に安打を許さず。また、5回裏は、四球等で1死1,2塁のピンチを招いたが、先制打を打ったセンターを守る石垣が中西を救う。長打が出れば逆転の場面で、山形中央打線では一番期待の持てる4番大泉。1年生だが広角に長打を打てる打者。この打席も、打った瞬間「抜けた」と思った、左中間後方に伸びていくライナーを放つ。しかし、その打球を石垣が無駄のない背走でナイスキャッチ。客席からは、2塁ランナーなんでタッチアップしないんだなんて声が聞こえたが、本来は抜けていたはずの打球。それだけ石垣の守備が良かった。
3回の得点以降、スコアが動かない決勝戦らしい進行のゲームが動いたのは7回。山形中央の荒澤は、ボールが荒れたりするが、要所要所では130キロ台のストレートとスライダーを丁寧に投げ得点を許さなかった。しかし、この7回はスタミナが切れてしまったか?ボールが浮き始めてしまった。酒田南は、荒澤の甘く入ったボールを逃さず、3番塚野、5番の長嶺が長打を放ち7回3得点。さらに8回も、荒澤から代わった緒形から3安打で2点、その後投げた遠藤の暴投で1点を追加し、7-0とリードを広げる。
このままでは終われない山形中央は、その裏意地をみせる。
ランナーを一人置き、打席には4番の大泉。高めの直球を強振した打球はバックスクリーン右への2ランホームラン。さらに攻め、2死満塁を作り、打席には主将の鈴木一朗。鈴木としてはこの試合ここまで無安打のため、なんとか一本打ちたいところ。強いゴロ性の打球を放つが、転んだところはセカンド正面。結局大泉の2ランの2得点だけで万事休す。
結果、酒田南が第1代表で、山形中央が第2代表と決まった。
酒田南の中西は、9回を投げ150球、被安打5の2失点完投勝利。しかし、四死球は8、ワイルドピッチも2を記録した通り、制球力を上げることが課題。
逆に、山形中央の荒澤は、息切れした7回の除けば、私が見た中では最高のピッチングをした試合だった。8月の村山地区1次予選での日大山形戦で「投手失格」の判断をした私の考えを覆す内容だった。
打線は、酒田南は見事の一言。甘い球を逃さないという集中力とヘッドの振りぬきの良さが各打者目立った。あとはいかに状態を維持できるか。
一方山形中央は打線に課題を残した。幾度もチャンスをもらいながらあと1本が出ず2得点のみ。残塁は実に13を数えた。1球の重みを意識した練習をしていって欲しい。
この試合を以って、秋季山形県大会が幕を閉じた。
見た感じ、東北大会へ出場する3校の戦力は、
・投手力は3校とも同レベル
・打力は、酒田南>鶴岡東>山形中央
・守備は、山形中央>>酒田南=鶴岡東
・采配は、鶴岡東が「バント」多用、山形中央は「盗塁」多め、酒田南は「打て」中心
3校ともにいえる課題は、すでに記事で書いていたが、無駄な四死球を出さないことと、1本を打てる打線。
今度は、東北大会2試合の観戦記事を書く予定です。
