先程、中京大中京が健大高崎を下し神宮大会優勝を収めました。おめでとうございます。選抜でも優勝候補の一角として期待しています。

さて、前の記事で中京大中京/健大高崎が勝った場合の東海地区の神宮枠とそれと連動する関東/東京地区の枠争いに触れてきました。結果として中京大中京が勝ったことで「神宮枠がほぼ静岡枠」「花咲徳栄or帝京が6枠」という2つの悩み所が生まれたわけです。

前者の場合、藤枝明誠or加藤学園という静岡2校による争い(詳しい成績は前記事に記載してますので省略)。県順位で優位な藤枝明誠/東海大会準決勝の試合内容で優位な加藤学園…どちらを選抜に優位と取るかは意見の分かれる所だと思います(筆者は加藤学園を優位に見ています)。

後者の場合、西武台と習志野が神宮枠の可能性があるとして前記事で触れてきましたが、6枠争いとなると花咲徳栄に県順位で劣る西武台/準々決勝の試合内容で劣る習志野は無いものとして考えていいと思います。つまり関東から6枠目が出るとしたら花咲徳栄/東京から6枠目が出るとしたら帝京で一騎打ちの様相ですね。


【花咲徳栄】
・準々決勝1点差敗戦と試合内容は良好
・甲子園での実績は十分
・負けた山梨学院が準優勝
・県3位に負けた印象がどうか
・今年の横浜の選出が影響する可能性も

【帝京】
・都予選で日大三/関東一を撃破
・話題性/実績共に文句無し
・2年連続で東京1枠である事の揺り戻しも
・都大会決勝が6-0の完敗で試合内容が悪い
・負けた国士舘が白樺学園に敗戦


花咲徳栄と帝京についてまとめてみました。プラス要素は花咲徳栄の方が多め、マイナス要素は帝京の方が多めと感じています。ただ、花咲徳栄の唯一のマイナス要素が割と致命的というか…花咲徳栄自体は無関係なのですが、今年の選考で一悶着あったので(内容は後日記事にするかもです)。その影響で帝京も可能性が無いとは言い切れないんですよね。

来年の選抜の選考は東海と関東/東京にスポットライトが当たりそうな予感です。