【かけすぎ】
この間、知人と初めてラーメン屋に行ったときのお話です。そのラーメン屋さんは、ラーメンを頼むとネギがかけ放題のお店で、好きな分だけかけることができます。すると、その友人は、いつもの表情と変わらぬようで、ラーメンが見えなくなるまでネギをかけてしまいました。「ネギが好きなんですか。」と尋ねると、「そやねん。」とただ一言。ただ、その時私が感じたことは、不思議なことに「憧れ」でした。というのも、いざ自分が大好物を目の前にしたとき、たらふく頬張りたい気持ちはとてもよく分かります。ですが、どうしても周りの視線や、一緒にいる友人の反応を気にしてしまい、ほどほどにしてしまうのがオチです。
食事の時だけではないですが、どこまで欲張るかは、常に人間の中にある葛藤だと思います。欲張りすぎて失敗してしまったこと、逆に遠慮しすぎて失敗してしまったこと、欲求と遠慮の塩梅は繰り返し練習が必要だと思います。
そんなことを考えながら、今日こそはと、休憩室にあったチョコレートを2つポケットに入れました。
- 前ページ
- 次ページ