こんばんは。

地震から1週間が経過し、余震に怯え

ながらもお陰様で無事に過ごしております

全国からも、支援物資や募金や沢山の

協力をいただいているようで

どうも有り難うございます!

旦那も子供達も、GW明けまで休みに

なったので良かった。

ずっと家に居て、避難はしていない。

建物の中にいるより、外や車の中にいる

方が怖くない気持ちは良くわかる。

でも、避難所は家が崩れてしまった方や

体が弱い方や家族と離れている方等を

優先した方が良いような。

うちは、何とか中で寝れて電気関係も

使えるので、家で出来ることは自力で。


食事も、庭の三つ葉の葉を取ってきて、

おひたしにして食べたり、

先日はタケノコもういいよと

言ったけど…




またお世話になってますニコ

下の火がもったいないから、

家にあったサツマイモを入れて




焼き芋。




美味しい!

今日は残っていた材料を使って豚汁。

多目に作って、隣のおうちへもお裾分け。




いただいたオニギリと一緒に。

食べることができて有り難い。

ここからは地震の事を書くので

嫌な方はここで終わってください。

半分は自分も吐き出したいので、

すみませんが書きます。


震度6強がきた時、やっと眠れそうって

時だったけど、飛び起きて子供と一緒に

こたつの中に隠れた。

この世の終わりのように、縦にも横にも

家中が揺れ、バン!と言って電気が消え

タンスや物が倒れる音、ガラスが割れる

音。本当に九州だけの地震ではなく

地球自体が壊れたのだと思った。

以前、3.11の揺れの動画を見たことが

あるが正にその中に自分がいた。

でも子供達は泣きも騒ぎもせず冷静だった。

私独りで、「生きるよ!生きるよ!

死んだら負けだよ!」と子供達に向かって

叫んでいた。

子供達も必死で、うん!うん!とうなずい

ていた。

でも心の中では、「あー、何で

こんなに恐ろしい世の中に生まれて

きたんだろう!」と感じていた。

なかなか収まらず、しまいには

「お願いだから収まってー!」と叫び

ながら床を叩いて、「ごめんなさい、

ごめんなさい!」と叫んでいた。

すると徐々に収まったが、また

「まだまだだー!」といわんばかりに

激しく揺れだした。

家の二階は特に揺れるので、私と子供は

下で寝ていた。

旦那は二階で寝ていたが、二階からは

すごいタンスの倒れる音や、ガラスの

割れる音がしていたので、私は

「あー、もう会えないかもしれない」と

覚悟したが、真っ暗ですごい揺れの中

旦那は無事に下に降りてきた。

旦那も冷静だった。

みんな同じだと思うが、余震が来る度に

心臓がバクバクして、常に地震に怯える。

もうハッキリ言って、綺麗ごと?

全く関係ない。

そして、不安になるから更に今後の

地震の予測や南海トラフのこと等

調べてしまう。

そう考えると、今まで平和にいたことや

海で波乗りして無事に帰れたこと、

全部当たり前じゃなくて奇跡だったんだと

感じる。

でもこの先、またいつどこで地震が

起こるのかと考えると、逃げようのない

事実に不安になり、人間が生きている

意味が果たしてあるのだろうか?とすら

考えるが、そんなことを言うと

今まで、沢山の災害や戦争の中を必死で

生き抜いてきてくれたご先祖様に

失礼だよなとも感じる。

生き抜いてくれた人達がいるから

自分が存在する。

本当、今回、死ぬ時はどんだけ泣こうが

叫ぼうが死ぬんだから、自らは死なない

方が良いと思った。

辛くて死にたい人もいると思うけど、

多分、いざ生きるか死ぬかの瞬間に

なったら「生きたい!」って思うんじゃ

ないかな。それが本能だと思う。

そして、災害の時は自分の次に取る行動の

選択で、生死が別れることもわかった。

今夜、家で寝るのか、車で寝るのか。

そんな些細なことでも。

また、ご先祖様と言えば、近くにある

みんなのお墓もめちゃめちゃに崩れて

しまった。

そして、うちのお墓は中の骨壺も割れて

ご先祖様のお骨もバラバラに散らばって

しまったので、旦那と子供とお骨を

集めに行ったが、お墓の石も倒れていて

全ては集めることができなかった。

もちろんまだ、救出されていない方や、

亡くなってしまった方々もいらっしゃる

ので、その方々や家族の方の想いは計り知

れない。

まだ、この先のことはわからないし

余計なお世話ではあるが、皆さんも

普通に暮らしながら、防災の準備は

しておいた方が良いと思う。

予想外のことが沢山おこる。

玄関、窓が閉まると閉じ込められて

逃げれない。

倒れるはずのないドアや家具が倒れる。

揺れる中停電すると懐中電灯も探せない。

車の鍵、行方不明になる。

喉がカラカラになるけど水がない。

津波が来た時の確実な避難経路と場所。

多分、皆さんも備えてると思うから

わざわざ私が言うことではないけれど。


ボランティアも募集していて、手伝うこと

も沢山あると思うけど、まずは

自分の地域と自分の周りのことを

やっていきたいと思う。

そういう意味では、自分よりも

救助や支援を最優先されている方々には

頭が上がりません。


長くなり、気分の悪くなる内容だったかも

しれませんが、最後までお読みいただき

有り難うございます!

そして、ご心配いただいた方々、

どうも有り難うございます。


最後に自宅から見えた夕日。

玄関は旦那がベビーグラインダーという

機械で火花上げながら切って開け、

鍵も無事につけ直してくれました。

やっぱりいざというとき、自分が何が

出来るかが大事になってくるね。






皆さんも、お休みの方は楽しい週末を

お仕事の方は頑張って下さい!

私も頑張りますニコニコ